ガラス戸に付いた汚れをヘラで落として、清掃員の男性(岡田)が建物の中へ入ります。
清掃員の別の男性(安藤)に声をかけられ、岡田が自分の足元を見ると汚れた靴で床が汚れていました。
上司に注意された後、2人はまた作業に戻ります。
さっきの事を謝りながら岡田が安藤に趣味はあるか彼女はいるかを聞きます。
安藤が趣味もなく彼女もいないと答え、逆に岡田に休みの日は何をしているのかと聞きます。
趣味もなく彼女もなくただダラダラしてそれを不安に思ったりしていると話す岡田に、安藤は「人はみな不満がある、それが普通だ」と話します。
岡田がじゃあ自分と同じかと聞くと、安藤は「全然違う。恋をしている。」と言います。
安藤の恋の相手を見るために2人は片思いの彼女(ユカ)が働いているカフェに行きます。
その彼女が美人で若かったから岡田が無理だと言うが、安藤が彼女が生きる希望だと言うので考えを改めます。
外の席にいる金髪の男性(森田)を安藤が「あの男また来ている。俺の天使ちゃんをジロジロ見て。」と言うので岡田もそっちを見ます。
すると岡田の知り合いだったので、安藤に偵察してくるように言われて声をかけに行きます。
森田に声をかけると、森田も岡田に気付いたようでした。
向かいの席に座ってよくこの店に来るのかと聞きますが、誰かと間違えているんじゃないかと言われます。
岡田が森田と連絡先を交換する時にふと店内を見ると、ユカが不安げな顔でこちらを見ていました。
店を出てから安藤が自分は顔が割れているから岡田にユカについて調べて欲しいと頼みます。
次の日の夜、岡田が安藤に電話で「やっぱり無理」と断ります。
電話を切るとちょうど店からユカが出てきて岡田に気付き、「昨日店に来てましたよね」と声をかけてきました。
金髪の人に頼まれて来たのかと聞かれ、森田とは数年ぶりに会って深い仲ではないと話します。
一ヶ月くらい前から森田が現れるようになり、ストーカーされているので止めさせてくれないかと言われます。
岡田が彼氏がいるかと聞くと、ユカはいないと答えます。
翌日、安藤に報告すると「あの金髪野郎に電話したのか?」と怒り心頭です。
「なんて言うんですか!?森田くんストーカーしてるんだって?止めたほうがいいよって!?」と言う岡田に、「そう言えばいいだろう」と安藤が答えます。
彼氏いないと言ってた事も教えました。
また2人で店に行きユカに森田は来てないかを聞き、電話してるけど出ない事を伝え連絡先を渡しました。
その頃森田は公園のベンチでタバコを吸っていました。
路上喫煙防止と書かれたベストを着た清掃員にタバコについて言われ「もう吸ってないんで」だけで押し通します。
清掃員が立ち去ると同時に、待ち合わせしていた岡田が来ました。
2人で居酒屋に行き、岡田はもしかして森田がユカに気があるんじゃないかと探りを入れます。
森田が「あの先輩いつも気持ち悪いと思ってたんだ」と言ったので、岡田が「いつも?」と突っ込みますがごまかされます。
この間安藤と話した事を森田に話しますが、森田は「俺もお前も人生終わってんだ。何も持ってないやつが底辺から抜け出せる訳ない」と語ります。
岡田が否定しますが森田は意見を変えません。
翌日、車内で岡田が安藤にその事を報告すると、安藤はそろそろユカを飲みに誘おうと思ってると話します。
岡田はまだ早いんじゃないかと言いますが、またライバルが出るかもと安藤は譲りません。
森田はパチンコから出て電話をしていました。
ホテルの従業員の男性(和草)が電話に出ると「今月分まだ入ってないんだけど」と言われ、「すぐ入金する」と答えました。
その晩、和草は彼女にお金をどうにかあと50万出してくれないかと頼んでいました。
彼女は「なんであの森田って人にお金を払わないといけないの?親の会社と言っても犯罪だ。こんなんじゃ結婚出来ない。」と言います。
別の日、また安藤と岡田はユカの店にいました。
そこへユカが「もう大丈夫だと思うから毎日来てくれなくていい」と言います。
僕たちはここのドーナツが好きで来ているだけだと言い、その流れで少し強引ではあるけど安藤が「日本酒も好きだ」と言ってユカに日本酒はどうか聞きます。
ユカが「日本酒はあんまり」と言ったのに、「近々日本酒でもどうか」と言ってしまって慌てて「ディズニーランドでも」と言い換えます。
ユカが岡田を見て「日本酒ってみんなでですか?」と言い、ユカとユカの友達と岡田と安藤で行く事になりました。
ユカの友達なら可愛いだろうと話しながら帰った2人でしたが、当日に来たユカの友達(アイ)は太っていて可愛くありませんでした。
しかもアイは「今日あまり時間ないんだよね。アメトークの録画予約し忘れちゃって」と不機嫌そうです。
4人で居酒屋に行くとアイが「岡田くんって元カレに似てる」と話し勝手に盛り上がります。
夢があるかの話題になりアイは「岡田くんっていかにも夢がなさそう」と言い、岡田が「今日会ったばかりなのに」と反論しますが全く動じません。
あげくにアイは「安藤さんってユカの事好きですか?」と聞き、ユカが「ストーカーから守ってくれてるだけだ」と言うのを無視して「無理ですよ。ユカって今好きな人いるし。」と爆弾発言をしてしまいます。
さすがにユカが怒ってアイに注意して、アイは肩をすくめて舌を出しました。
次の日、安藤は岡田に自分は本当に無理なのか聞いて欲しいと頼みます。
岡田は夜にユカが店から出てくるのを待ち伏せしてユカに「安藤さん死ぬほど好きらしいけどダメか」を聞きます。
何度聞いてもユカの答えが変わらないので、岡田が立ち去ろうとするとユカに呼び止められます。
ユカが好きな人は実は岡田だと告白します。
会ったばかりなのになぜかを聞くと一目惚れだと言います。
ドッキリでカメラでもあるのではないかと岡田が後ろを振り向くと物陰から安藤が覗いていました。
「これは何かの間違いだ」と岡田が言うとユカが「間違い!?」とパニックになるし、違うと言うと安藤が叫んでパニックになるし岡田が2人の間でオロオロしている間に2人共走り去ってしまいました。
後日、岡田が1人で仕事をしていると社長が来て「安藤が1週間無断欠勤しているが知っているか?」と聞かれ、知らないと答えますが社長が去り際に「そろそろ首だな」とつぶやくのを見た岡田は安藤の家に行ってみる事にしました。
チャイムを鳴らすと安藤が出てきて中に入れてくれました。
「もう大丈夫。岡田くんは大親友だもの。大親友が運命の人を奪ったりするはずないもの。もし、そんな酷い事をされたらチェーンソーでバラバラにしてトイレに流しちゃうかも。」と安藤が言うので、「ちょうどお断りの電話をしようとしてた」と言いながら岡田がふと部屋の隅を見るとチェーンソーが置いてありました。
喫茶店で岡田はユカにその話をしました。
ユカがバレなければ問題ないと言い出し、岡田もそれに同意して付き合うことに決まりました。
その頃、ホテルで和草が金庫からお金を出そうとしていました。
彼女が部屋に入ってきて、「この間ので最後だって言ってたのに。ちゃんと理由を話して。」と言われて和草も覚悟を決めて話し始めました。
和草と森田は高校の頃にずっといじめられていました。
特に川島っていう奴に酷くやられていて、親にも何度も高校を辞めたいと言ったのに辞めさせてもらえませんでした。
毎日感情を殺して耐えて耐えて卒業式の日がきました。
森田に「川島を捕まえた。一緒に殺そう。」と言われ、林に行くと川島が手足を縛られて口にはテープを貼られていました。
森田がバットで川島を殴りながら「一緒に殺そうよ。一緒に殺そうと言ってたじゃん。」と誘います。
バットを差し出され体中を何十発も殴りました。
最後に森田が首を絞めて川島を殺して埋めました。
その日から森田は変わってしまい、親にも暴力をふるうようになり金をたかるようになりました。
別の日、安藤が仕事に来ていました。
「俺にはユカちゃんしかいない。岡田に振られて寂しがっているからチャンスかもしれない。」と安藤が岡田に話します。
仕事の後、岡田はユカとの待ち合わせ場所に行き、2人でもんじゃ焼き屋に行きました。
ユカは「付き合ってるって感じだね。」と喜び、「これからいろんな事したいな」とはしゃぎます。
岡田がどういう枠組みか聞くとユカが「遊園地とか」と言います。
「もしかしてえっちなのだと思った?」とユカに聞かれ、岡田は「そういうのは枠組み外かな」としどろもどろになりますがユカは「私は枠組みに入ってるよ」と言います。
帰り道並んで歩いているとユカに袖を引っ張られます。
岡田は自動販売機でゴムを買い、2人で岡田の部屋に行きます。
岡田が落ち着きなくテレビを見ていると、ユカがキスしてきたので岡田もキスをします。
胸を触るとうつむいたので一旦は止めますが、今度はユカから岡田の手を自分の胸に持っていきます。
ベッドに移動しますが岡田がきこちなかったので、ユカが初めてかと聞き嬉しそうに抱きつきます。
幸せそうな2人の部屋の外には、部屋を見上げる森田がいました。
森田は歩いて自分の家に帰ります。
部屋につくと和草に電話して「殺したいやつがいる。」と話します。
和草は断りますが川島の名前を出して脅します。
岡田とユカはベッドで2人で横になり幸せそうにしていました。
「こういう事を何人としたのか」と岡田に聞かれたので、ユカは言うのを渋っていましたが10人と答えました。
その後も初体験の年齢を聞かれたので、答えますが岡田の反応を見て言わなければ良かったとユカは後悔します。
その頃、和草は彼女を助手席に乗せて車で警察署に向かっていました。
「他に良い奴探してくれ。」と言って、自首しようとする和草を彼女が引き止めます。
「あいつを殺そう。悪いのは森田だ。普通の生活を取り戻そう。」と言われて泣きながら抱き合います。
再び車を走らせます。
部屋で弁当を食べてた森田の所へ和草が来て、いきなり殴りつけました。
押さえつけて彼女にロープを出せと叫びますが、彼女がもたもたしていたせいで森田が落ちていたペンを拾って和草の頬に刺しました。
和草が自分の上から退いたらすぐにバットで殴りつけ、和草は倒れて痙攣しました。
それを見ていた彼女も逃げ遅れ殴られました。
四つん這いになっている所を何度も殴りつけ、倒れた彼女に灯油をかけ部屋に火を放ちました。
後日、ユカの店で岡田と安藤が食事をしているのを、店の外から森田も見ていました。
ラーメン屋で森田が食べていると、森田のアパートが燃えて死体が見つかったとテレビのニュースで話しています。
駅の外で森田が苛立ち看板を殴っていると、通りかかった電話中の女性が「危ない人がいるんだけど。」と話します。
「何?」と森田が声をかけると、「話しかけられた」と言いながら立ち去ります。
女性がアパートに着きドアを開け中に入ると、後ろから森田が入ってきて襲われます。
翌日、そのアパートの部屋は外からビニールシートで隠されていました。
森田がパチンコで勝って機嫌よく帰ろうとしていると、男性2人に絡まれます。
森田がカッターナイフを見せますが、蹴られてボコボコにされます。
ユカの部屋に行ってドアを何度も蹴りますが、隣の部屋の人が出てきて注意されたので帰ります。
ネットカフェで森田が眠っている時に、高校の時にいじめられていた夢を見ました。
朝になってユカが部屋に帰ると、隣の人がゴミを出しに行く所で「危ない人が来ていた」と注意されました。
職場では安藤が岡田に告白しようと思っている話をします。
岡田が耐えきれなくなって、ユカと付き合っている事を告白します。
絶交だと叫ぶ安藤を岡田がなだめます。
ユカと会った時にその事と、森田がアパートに来ていて危ないから当分岡田の部屋に来るように放します。
男性が家に帰ってリビングに行くと、森田がカレーを食べていました。
誰だか分からず困惑していましたが、物陰に暴行されて死んでいる妻を見つけて玄関に走ります。
しかし、後ろから追ってきた森田に刺されて息絶え、森田は食事を続けます。
職場では安藤が上司に注意されていました。
左右に角のように尖らせた髪型にしてきていたからです。
森田がいる家の窓に警官が来て、玄関を開けるように話しかけます。
台所から包丁一本を出してズボンの後ろに隠して、玄関を開けに行きます。
その間警察は庭にある真新しい土を掘って何かを埋めた跡を見ています。
玄関を開けると「井上さんと連絡が取れないと通報があった」と警察が言うので、森田は自分は弟で井上さんは入院していると嘘を言います。
病院の名前を聞かれますが、分からないと言います。
中を見せてと言うので警察を家に入れます。
庭の埋めた跡は何か後で掘り起こしていいかと話しながら、家の様子を見ていてビニール袋に入った血がついた物を見つけます。
しかし、気付いた時にはもう遅く、森田に包丁で襲われ絶命します。
警察から拳銃を奪い、森田はユカの店に行きます。
店にユカがいないので他の店員に聞くと辞めたと言われます。
ユカの家に行きドアを蹴っていると、隣の部屋から出てきた男性に注意されます。
拳銃で撃って脅して男性の部屋に入り、窓から隣のユカの部屋を見ますが引っ越した後でした。
男性にユカはどこに引っ越したのか聞きますが、当然知らないので撃ち殺します。
岡田の部屋を森田が外から見ていると、安藤が来て「まだストーカーしているんじゃないだろうね」と言いながら付いてきます。
岡田の住所を聞きますが安藤が答えないので、拳銃を出して突きつけます。
モデルガンだろうとファイティングポーズする安藤の股間を撃ちます。
四つん這いに倒れた背中にもう一発撃ちます。
安藤が運ばれた病院に岡田とユカが駆けつけます。
自分のせいだと岡田が「本当は高校入ってすぐの頃森田と仲が良かった」と打ち明けます。
森田が川島にいじめられるようになって距離を置くようになり、森田は登校拒否をしました。
川島に「いじめる相手がいないとつまらない。森田を連れてこい」と言われて、岡田は「川島が謝りたがっている」と嘘までついて学校に連れて行きました。
そこで川島に命令されて下半身を露出している森田を、川島に笑えと言われて岡田も一緒に笑いました。
その時の絶望したような目が忘れられないのだと話しました。
安藤が目を覚ましたので岡田が「自分のせいでごめん」と言うと、安藤が「絶交なんて言ってごめん。親友だよね」と言ったので仲直りしました。
病院を出た帰り道で岡田は泣きました。
その頃森田は弾が無くなった拳銃を海に投げ捨てていました。
ユカが部屋に帰って買い物した物を閉まっていると、どこからか風が吹いているのに気付きました。
風が吹く方向を見ると窓に穴が開けられていました。
部屋の奥に森田がいるのを発見して、玄関のドアに急ぎますが間に合わずに森田に捕まってしまいます。
帰宅中の岡田に母親から電話がありました。
「ニュースでしている犯人同級生なんだってね。なんか説明会があるみたいで同級生から電話があったから住所を教えといたよ。」と母親が言いますがそんな名前の同級生はいません。
胸騒ぎがして電話を切ってすぐにユカに掛け直します。
ユカに着信が鳴り続けますが、ユカは襲われている最中でした。
110番して部屋に行き森田に掴みかかります。
森田に包丁を突きつけられますが、パトカーのサイレンに気をとられた一瞬の隙に岡田が森田に体当りして窓から飛び降ります。
2人の元へ警察が来ますが、岡田に包丁を突きつけながら近くにあった車を奪って逃走します。
岡田が再度森田に「こんな事止めよう。森田くんは昔は優しかった」と呼びかけます。
「うるせーな」と後ろの席の岡田に包丁を突き立ててよそ見したので、車が電柱に突っ込んでしまいました。
運転席でぐったりしていた森田を見ていると、森田が岡田を振り返り「岡田くん来てたんだ」と言います。
岡田が驚いていると「借りていたゲームを返すね。お母さん麦茶持ってきてー」とまるで仲が良かった頃に戻ったように森田が話し続けます。
追いついた警官に引きずりだされた森田は片足が事故の怪我で今にも千切れそうになっていました。
高校の頃に岡田と森田が話した会話が思い出されます。
森田の家でゲームを一緒にして遊んでいます。
森田が振り返り母親に麦茶を持ってきてと言います。
----------------------------------------------------
森田の気持ちを考えて悲しくなった。
いじめられたからって殺したり傷つけたりしていい訳では勿論無いけど。
高校時代に岡田といた時のように森田が生きていて楽しかった事もあったのに、どうしてこうなってしまったのか。
岡田が嘘をつかなければ、川島と一緒になって笑わなければ違ったのだろうか。
和草が一緒に逃げていたら、川島を殺した後に自首していたら…。
そんな、誰にでもある「あの時ああしていたら違ったのだろうか」という思いで苦しくなる。
誰かを助けることは時にとても勇気がいるし、自分が人に何か出来る事なんてほんの小さな事かもしれない。
でも、そのほんの小さな事で、手を差し伸べる事で変わる未来があるなら出来る限り差し伸べたい。
2017年2月13日月曜日
2017年2月11日土曜日
森では感染が広がっている「キャビン・フィーバー」
森の中を男が歩いています。
片手には死んだウサギを耳を掴んで持っています。
男の目の前にキャンピングカーが見えてきて、地面にいる犬に男が声をかけます。
犬に手をふれると犬が弾けて男に血が飛び散りました。
森にある道路を男3人(ポール、ジェフ、バート)女2人(カレン、マーシー)の、若い男女を乗せた自動車が走っています。
途中ガソリンスタンドに寄る頃にはみんな寝ていたので、運転していた男がドアをわざと強く閉めて起こしました。
目を覚めたみんなは一緒に自動車の外へ出ました。
建物の前にあるベンチに紙で出来た白いうさぎのお面を被った子供(デニス)が座っているのに気付きました。
面白がってポールが声をかけると、デニスはお面を取りました。
手を伸ばすとデニスはその手に噛みつきました。
驚いて手を引っ込めると建物の中から男が出てきて、「都会の人間は噛むなと言っただろ」と怒ります。
「許してやって」と言うと「俺のしつけに口出しするのか」と男は不機嫌そうにしました。
裏の水道で手を洗うようにと言われて、ポールは傷を洗いに行きました。
別の店員には「森の中では気を抜くな」と言われ、買い物をすませた若者たちはまた出発しました。
湖の近くになるロッジに着きました。
テレビがないし電波がないので電話もネットも出来ません。
ジェフとマーシーは恋人同士なので部屋にこもっていちゃつきます。
バートがロッジの外で焚き火をした後に、銃を持って珍しい動物がいないか森の中へ狩りに行きました。
カレンが電波を探しているとポールが景色を楽しもうと言いました。
カレンが泳ごうと誘い服を脱いで湖に入ったのでポールも後を追いました。
バートは森の中で仲間と連絡をとりあっている真似をしたり銃を構えたりしていました。
音がした方へ銃を撃つをそこに人がいたので青ざめます。
その人は冒頭の男で、顔は血で汚れています。
「病気なんだ、助けてくれ」と言って近づいて来るので、来るなと言って威嚇射撃をして逃げ出しました。
バートがロッジへ戻ってくると仲間2人が焚き火を消そうとしていました。
注意されたのでリスを撃っていたと言ってロッジへ入りました。
夜にみんなで焚き火を囲んで楽しそうに話しています。
ポールはみんなに昔場話を促されて子供の頃に遊び場だったボーリング場で強盗事件があった話をします。
ある週末ボーリング場は閉まっていました。
1人の従業員が同僚を銃で脅して立てこもっていたのです。
強盗は従業員を椅子に縛り円状に並べると1人ずつハンマーで頭を殴りました。
更に斧で手足をバラバラにして、警察が来た時には椅子に縛られた胴体が6つあるだけで犯人はいませんでした。
実話だ嘘だとわいわいしていると、犬を連れた男が立っているのに気付いて驚きます。
輪の中に混ぜてくれと座ります。
最初は断っていましたが男がマリファナを出すと歓迎します。
男はグリムと名乗りバークレーから来たと言います。
雷が鳴り雨が振りそうな天気になったので、ロッジに誘いましたがテントに帰ると言います。
テントは20分くらい離れた所にあるからまた来ると言って去っていきました。
ロッジに帰ったみんなが下ネタを話していると、ドアをノックする音がしました。
グリムだと思ってドアを開けると昼間の血だらけの男が立っていて、バートを見つけて指差しました。
ドアを閉めたものの病気だと心配したみんなが外に出ると男は車の中にいて血を吐いていました。
病気が感染するとバットで殴って車から追い出すと逃げていきました。
ロッジに帰ってから警察に話すべきだが、車も汚れているし明日にしようという事になりました。
朝になって車を見ると外は血だらけになっています。
池の水はパイプを通ってロッジの水道から出ています。
カレンは昨晩の事を理由に帰りたがりますが、ポールが落ち着かせるために水を飲ませます。
ジェフとバートは電話を借りるために近くの農場に来ました。
豚の鳴き声がしたので見に行くと、女性が豚を捌いていました。
2人に気付くと「豚が3匹も病気になった。病気を感染させて回る動物がいる」と怒っています。
車の修理工場はないかと聞くと街にしかなく今日はもう行かないと言います。
ロッジにいるから行く時は教えて欲しいと伝えると、女は2人を別の誰かと勘違いしていたのに気付いて家に招きます。
そこで男に車を壊されたと言うと、それはヘンリーじゃないかと部屋に飾ってあった写真を指差して聞きました。
女はヘンリーのいとこで「ヘンリーをバットで殴ったのか?」と聞かれ、慌ててごまかして家から出ました。
ロッジにはパトカーで保安官補佐のウインストンがパトロールに来ていました。
ポールが対応して病気の男が来た事を話すと、ウインストンはメモをしながら報告すると言いました。
カレンが様子を見に出てきましたが、ウインストンが問題ないと言ったので中に戻りました。
車の修理の手配を明日すると言い去って行きました。
ジェフとバートが車を洗っていると、グリムの犬が来ますが様子がおかしかったので銃で撃って追い払いました。
ロッジで森に病原菌がいるから保安官補佐がくるまえに帰ろうと相談します。
カレンが調子が悪いと言って席を外し、ポールはカレンの後をついていきます。
カレンが横になったので、ポールが行こうとすると引き止められたので一緒に横になります。
キスをして掛け布団の中に手を入れいちゃついていると、ポールが手に血が付いているのに気付きます。
ポールが布団をはいでカレンの足を見ると太ももがただれたようになっています。
急いでみんなを呼びに行き、みんなでカレンを見ます。
バートは感染してるからとみんなを部屋から出します。
カレンは「痛い、行かないで」と泣き叫んでいますが部屋に閉じ込めます。
残りの4人で下着姿になって感染していないかチェックしながら、カレンをボート小屋に隔離しようと相談します。
部屋から出てきたカレンが相談を聞いていたので、ボート小屋に連れて行きました。
感染源が分からないから飲食も出来なくなり、各自で用意する事になりました。
ロッジの外を見ると犬がボート小屋のドアを襲っています。
いなくなったかなと銃を構えながら様子を見に行きます。
ドアには血の跡があります。
ノックしてカレンに声をかけてまたロッジへ戻りました。
朝になりカレンの様子を見に行くと感染が酷くなり血を吐いています。
車の修理が上手くいきバートが喜んでいると、咳込み口から血が出たので袖をめくって腕を見ると感染していました。
バートはそれを隠して運転役に名乗り出ます。
車に乗せたカレンが血を吐き、ジェフが感染を恐れて乗るのをためらっている間にバートは1人で車を発進させました。
最初に寄った店に辿り着きますが、店員に感染しているだろうと言われます。
デニスがバートを噛んで、デニスまで感染したので銃を向けられバートは退散します。
その頃カレンは息も絶え絶えになっていました。
車で逃げるバートを店員達が車で追いかけ追突してきます。
バートは車を置いて森の中へ逃げました。
ロッジではマーシーも感染していました。
お風呂でふくらはぎの毛をそっていると皮膚まで剥げてマーシーが叫びます。
バスタブは血だらけになりました。
店員3人は銃を構えながらバートを追ってきます。
マーシーは全裸で血だらけになりながらロッジの外に出ます。
そこにいた犬に「来なさいよ」と叫びます。
ポールが戻ってくるとマーシーの死体が散らばっていました。
ボート小屋の中で犬の声がしたので、ドアを開け犬を銃で撃ちました。
カレンに殺してと言われて銃を向けますが、もう弾がありませんでした。
近くにあったスコップで刺し、ボート小屋に火を付けました。
ポールのもとへバートが戻ってきたので、バートを追ってきた店員を殺して車に乗りました。
よそ見をして車を木にぶつけて炎上させてしまいました。
歩いているとウインストンを見つけ、文句を言いますが無線で「若者が感染して暴れているから撃ち殺すように」と言われウインストンはポールに銃を向けます。
ウインストンはロッジに行って、ポールは医者を探す取引をしようとポールが話しウインストンはそれに乗ります。
ポールは森の中を歩きますが、どこにも道はありません。
ロッジではジェフが外にいる死体を見て、生き残ったのは自分だけだとばんざいをしています。
そこを警官に撃ち殺されます。
----------------------------------------
ポールが森をさまよい道がないって叫ぶ所が一番良かったです。
若者が誰が誰なのかずっと区別しにくくて、あらすじもわかりにくくなってしまってすみません。
検索して知ったのですがこれってリメイク作品だったんですね。
片手には死んだウサギを耳を掴んで持っています。
男の目の前にキャンピングカーが見えてきて、地面にいる犬に男が声をかけます。
犬に手をふれると犬が弾けて男に血が飛び散りました。
森にある道路を男3人(ポール、ジェフ、バート)女2人(カレン、マーシー)の、若い男女を乗せた自動車が走っています。
途中ガソリンスタンドに寄る頃にはみんな寝ていたので、運転していた男がドアをわざと強く閉めて起こしました。
目を覚めたみんなは一緒に自動車の外へ出ました。
建物の前にあるベンチに紙で出来た白いうさぎのお面を被った子供(デニス)が座っているのに気付きました。
面白がってポールが声をかけると、デニスはお面を取りました。
手を伸ばすとデニスはその手に噛みつきました。
驚いて手を引っ込めると建物の中から男が出てきて、「都会の人間は噛むなと言っただろ」と怒ります。
「許してやって」と言うと「俺のしつけに口出しするのか」と男は不機嫌そうにしました。
裏の水道で手を洗うようにと言われて、ポールは傷を洗いに行きました。
別の店員には「森の中では気を抜くな」と言われ、買い物をすませた若者たちはまた出発しました。
湖の近くになるロッジに着きました。
テレビがないし電波がないので電話もネットも出来ません。
ジェフとマーシーは恋人同士なので部屋にこもっていちゃつきます。
バートがロッジの外で焚き火をした後に、銃を持って珍しい動物がいないか森の中へ狩りに行きました。
カレンが電波を探しているとポールが景色を楽しもうと言いました。
カレンが泳ごうと誘い服を脱いで湖に入ったのでポールも後を追いました。
バートは森の中で仲間と連絡をとりあっている真似をしたり銃を構えたりしていました。
音がした方へ銃を撃つをそこに人がいたので青ざめます。
その人は冒頭の男で、顔は血で汚れています。
「病気なんだ、助けてくれ」と言って近づいて来るので、来るなと言って威嚇射撃をして逃げ出しました。
バートがロッジへ戻ってくると仲間2人が焚き火を消そうとしていました。
注意されたのでリスを撃っていたと言ってロッジへ入りました。
夜にみんなで焚き火を囲んで楽しそうに話しています。
ポールはみんなに昔場話を促されて子供の頃に遊び場だったボーリング場で強盗事件があった話をします。
ある週末ボーリング場は閉まっていました。
1人の従業員が同僚を銃で脅して立てこもっていたのです。
強盗は従業員を椅子に縛り円状に並べると1人ずつハンマーで頭を殴りました。
更に斧で手足をバラバラにして、警察が来た時には椅子に縛られた胴体が6つあるだけで犯人はいませんでした。
実話だ嘘だとわいわいしていると、犬を連れた男が立っているのに気付いて驚きます。
輪の中に混ぜてくれと座ります。
最初は断っていましたが男がマリファナを出すと歓迎します。
男はグリムと名乗りバークレーから来たと言います。
雷が鳴り雨が振りそうな天気になったので、ロッジに誘いましたがテントに帰ると言います。
テントは20分くらい離れた所にあるからまた来ると言って去っていきました。
ロッジに帰ったみんなが下ネタを話していると、ドアをノックする音がしました。
グリムだと思ってドアを開けると昼間の血だらけの男が立っていて、バートを見つけて指差しました。
ドアを閉めたものの病気だと心配したみんなが外に出ると男は車の中にいて血を吐いていました。
病気が感染するとバットで殴って車から追い出すと逃げていきました。
ロッジに帰ってから警察に話すべきだが、車も汚れているし明日にしようという事になりました。
朝になって車を見ると外は血だらけになっています。
池の水はパイプを通ってロッジの水道から出ています。
カレンは昨晩の事を理由に帰りたがりますが、ポールが落ち着かせるために水を飲ませます。
ジェフとバートは電話を借りるために近くの農場に来ました。
豚の鳴き声がしたので見に行くと、女性が豚を捌いていました。
2人に気付くと「豚が3匹も病気になった。病気を感染させて回る動物がいる」と怒っています。
車の修理工場はないかと聞くと街にしかなく今日はもう行かないと言います。
ロッジにいるから行く時は教えて欲しいと伝えると、女は2人を別の誰かと勘違いしていたのに気付いて家に招きます。
そこで男に車を壊されたと言うと、それはヘンリーじゃないかと部屋に飾ってあった写真を指差して聞きました。
女はヘンリーのいとこで「ヘンリーをバットで殴ったのか?」と聞かれ、慌ててごまかして家から出ました。
ロッジにはパトカーで保安官補佐のウインストンがパトロールに来ていました。
ポールが対応して病気の男が来た事を話すと、ウインストンはメモをしながら報告すると言いました。
カレンが様子を見に出てきましたが、ウインストンが問題ないと言ったので中に戻りました。
車の修理の手配を明日すると言い去って行きました。
ジェフとバートが車を洗っていると、グリムの犬が来ますが様子がおかしかったので銃で撃って追い払いました。
ロッジで森に病原菌がいるから保安官補佐がくるまえに帰ろうと相談します。
カレンが調子が悪いと言って席を外し、ポールはカレンの後をついていきます。
カレンが横になったので、ポールが行こうとすると引き止められたので一緒に横になります。
キスをして掛け布団の中に手を入れいちゃついていると、ポールが手に血が付いているのに気付きます。
ポールが布団をはいでカレンの足を見ると太ももがただれたようになっています。
急いでみんなを呼びに行き、みんなでカレンを見ます。
バートは感染してるからとみんなを部屋から出します。
カレンは「痛い、行かないで」と泣き叫んでいますが部屋に閉じ込めます。
残りの4人で下着姿になって感染していないかチェックしながら、カレンをボート小屋に隔離しようと相談します。
部屋から出てきたカレンが相談を聞いていたので、ボート小屋に連れて行きました。
感染源が分からないから飲食も出来なくなり、各自で用意する事になりました。
ロッジの外を見ると犬がボート小屋のドアを襲っています。
いなくなったかなと銃を構えながら様子を見に行きます。
ドアには血の跡があります。
ノックしてカレンに声をかけてまたロッジへ戻りました。
朝になりカレンの様子を見に行くと感染が酷くなり血を吐いています。
車の修理が上手くいきバートが喜んでいると、咳込み口から血が出たので袖をめくって腕を見ると感染していました。
バートはそれを隠して運転役に名乗り出ます。
車に乗せたカレンが血を吐き、ジェフが感染を恐れて乗るのをためらっている間にバートは1人で車を発進させました。
最初に寄った店に辿り着きますが、店員に感染しているだろうと言われます。
デニスがバートを噛んで、デニスまで感染したので銃を向けられバートは退散します。
その頃カレンは息も絶え絶えになっていました。
車で逃げるバートを店員達が車で追いかけ追突してきます。
バートは車を置いて森の中へ逃げました。
ロッジではマーシーも感染していました。
お風呂でふくらはぎの毛をそっていると皮膚まで剥げてマーシーが叫びます。
バスタブは血だらけになりました。
店員3人は銃を構えながらバートを追ってきます。
マーシーは全裸で血だらけになりながらロッジの外に出ます。
そこにいた犬に「来なさいよ」と叫びます。
ポールが戻ってくるとマーシーの死体が散らばっていました。
ボート小屋の中で犬の声がしたので、ドアを開け犬を銃で撃ちました。
カレンに殺してと言われて銃を向けますが、もう弾がありませんでした。
近くにあったスコップで刺し、ボート小屋に火を付けました。
ポールのもとへバートが戻ってきたので、バートを追ってきた店員を殺して車に乗りました。
よそ見をして車を木にぶつけて炎上させてしまいました。
歩いているとウインストンを見つけ、文句を言いますが無線で「若者が感染して暴れているから撃ち殺すように」と言われウインストンはポールに銃を向けます。
ウインストンはロッジに行って、ポールは医者を探す取引をしようとポールが話しウインストンはそれに乗ります。
ポールは森の中を歩きますが、どこにも道はありません。
ロッジではジェフが外にいる死体を見て、生き残ったのは自分だけだとばんざいをしています。
そこを警官に撃ち殺されます。
----------------------------------------
ポールが森をさまよい道がないって叫ぶ所が一番良かったです。
若者が誰が誰なのかずっと区別しにくくて、あらすじもわかりにくくなってしまってすみません。
検索して知ったのですがこれってリメイク作品だったんですね。
2017年2月1日水曜日
阿部サダヲが出てるホラー「女虐 悪魔の悦び」
小さな瓶に入った水色の液体を白衣を着て眼鏡をした青年(エイジ)が眺めています。
その瓶を置いてパソコンの前に移動して文字を打ち始めます。
「1997年7月27日。ついに脳内麻薬様物質分泌促進剤が完成する。痛みから人間を守る究極の鎮痛剤。
これによって、人類は真の幸福者となり、春の青空のような心で毎日を過ごせるはず。
この薬に名前を与えようと思う。名前は[MYSON]私の息子だ。」
エイジは振り返り写真立ての横に置かれた小瓶を手に取ります。
写真立てには父親の写真が入っています。
小瓶にMYSONと書かれたラベルを貼ります。
それをリュックに入れて、部屋から外へ出ます。
ヘッドホンをしたまま自転車で道を走っていきます。
病院で部屋をノックして中に入ると、白衣を着た女性(母親)が点滴の準備をしていました。 今日の実験を見学したいと言うと、例え息子でも規則だから出来ないと断られます。
電話が鳴ったので母親が電話と取り、「準備が出来ましたか、すぐ行きます」と言ってドアに向かいます。
青年に謝ると「少し休んだら帰る」と言うので、「実験がない日ならいつでも来ていい」と返しドアを開けようとして気付きます。
エイジが髪を手でかいていたからです。
そのくせを子供の頃に自慢をしたくてうずうずしている時によくしていたからです。
何か話したい事があるのではと聞いても青年が無いと言うので母親は部屋の外へ行きました。
エイジは部屋にあった点滴にMYSONを注射器を使って入れました。
エイジは部屋でカルテを見てから屋上へ行きました。
母親は何個かのベッドが並んだ部屋でベッドにいる女性達3人に「避妊こそ人類を救う唯一の善行」だと話しています。
実験に使う避妊薬は来年商品化される予定で今日は最終テストです。
ベッドに横になった女性達に点滴を始めます。
女性の1人(三上)が窓の外を見て向かいの建物の屋上からビデオカメラを向けている青年に気付きます。
部屋から出た女性達に母親が謝礼を渡して別れます。
女性達は廊下で話し合い、昼を食べなかったから食べに行く事にしました。
お店で食事をしながら、三上が初潮になってから眠らなくなったと話します。
帽子を被った女性は食べることが喜びだと言い、スーツを着た女性は飾る事が喜びだと言い笑い合います。
三上が部屋に帰り、飾ってあるサボテンに挨拶してマッサージチェアに座ります。
エイジの家ではエイジと母親が食事をしています。
脳内麻薬の分泌を増やして痛みを和らげる薬を作っていると青年が話し母親が褒めます。
父親が生きていた時に「エイジは立派な科学者になる」と言っていたと母親が話します。
エイジは部屋で写真立てに飾られた父親の写真を見てから寝転びます。
母親は部屋で父親が生きていた頃のビデオ映像を見つめながら眠りにつきます。
エイジが病院で録画した映像を再生しています。
パソコンに「四十八時間以内に薬の効果が現れるはずだから、明日から三人を観察しようと思う」と書きます。
その頃三上はサボテンに機械を取り付けゴーグルのような物を頭とサボテンに付けていました。
セーラー服姿の三上が駅を歩いていて手で汗を拭くと、手に血が付いたので驚いて自分を見回すと上半身が血だらけです。
制服のままプールに飛び込み、それをエイジがビデオカメラで撮っていました。
翌日、エイジはビデオカメラで女性達の部屋を盗撮します。
三上の後を付けていると三上を見失いエイジは焦ります。
すると、後ろから肩を叩かれ振り向くと三上がいました。
問い詰められたので昨日の実験の責任者の一人息子だと自己紹介をします。
ここでさよならしたいと三上が立ち去ろうとすると、エイジがビデオカメラを向けながら「三上を嫌いだから三上にも嫌いになって欲しい」と話します。
笑いあい打ち解けた2人は三上が嫌いな場所として植物園に行きます。
そこで三上は不眠症な事や「植物が話しているのが分かってうるさいから生き物が嫌い。だけど、一番嫌いなのは自分だ」と話します。
そして、今度は好きな場所に案内すると言います。
黄色いレオタードを着た女性(スーツの女性)が鏡の前で座っています。
脇の下を見て剃り残していた毛を抜きます。
台所でエプロンをして歌いながら女性(帽子の女性)はイカを切っています。
指を切ってしまったので口に加えて舐めます。
三上はエイジを家に招き疑似睡眠装置を見せました。
ゴーグルをして横になるとリラックス出来て、上手くすると夢のようなものが見れます。 サボテンにゴーグルをしているのはサボテンと一体化したように思えるからで、「サボテンはしゃべらないから好き。サボテンは多分眠っているんだと思う。その夢を共有させてもらうの」と語ります。
エイジに装置を使うように促し、最初は何も見えなかったエイジも夢を見ます。
海に浮かんだボートに三上とエイジが乗っていて関係を持つ夢です。
現実のエイジに三上はキスをします。
エイジがゴーグルを取って起き上がりました。
黄色いレオタードの女性は鏡を見ながら自分の耳たぶにまち針を貫通させます。
エプロンの女性は天ぷらを揚げています。
ふと天ぷら粉だあらけになっている手を見て、その手を油の中に入れます。
揚がった手を快感にあえぐようにしながら食べます。
エイジのいない部屋に母親が入り、MYSONを入れた小瓶を見つけました。
眺めているとエイジが帰ってきたので、これは何かと聞きますがエイジはただのビタミン剤だと答えます。
エイジと母親が一緒に食事をしています。
父親は永遠の生命を追って研究していて周りに認められずにいました。
エイジは母親が信じてあげれば父親がたった1人で死なずにすんだのにと言います。
エイジはパソコンでひたすらに「三上理香MIKAMIRIKAみかみりか」を繰り返し打っています。
母親は父親のビデオを見ながら、さっきエイジに言われた言葉を呟きます。
海をバックにして、お腹が大きくなった母親が映っています。
突然ビデオカメラが映らなくなり、2人はビデオカメラを置いて座ります。
父親が「子供の名前はエイジはどうだろう?永遠の子供って意味だ」と話し合います。
父親の肩に母親が頭をもたれかけ「幸せ。ずっとこのままだったらいいのに」と言い目をつむります。
父親が海を見て何か光ったから見てくると立ち上がり、母親は何もないと止めますが聞き入れません。
母親はお腹を撫でて「エイジか」と嬉しそうです。
父親はどんどん海の中へと歩いて遠ざかり、そのまま見えなくなってしまいました。
エイジは暗い部屋で横になり、隣にあるテレビは砂嵐を映すだけです。
翌日、エイジは離れた場所から三上がアパートから出てくるのをビデオカメラで撮っていました。
レオタードの女性はいろんな場所にピアスを付けて全身血まみれになりながらもまだ、キリを腕に刺し穴を増やしていました。
部屋に入ってきた三上が女性の頬を叩きました。
「傷つけば傷つくほど気持ちよくて止められない」と助けを求める女性を三上は「きっと何かの病気だから病院に行こう、、大丈夫」と抱きしめます。
エプロンをした女性は机の上に体育座りをして、自分の性器や胸をナイフとフォークで切っては食べています。
ナイフに映る自分の目を見て、フォークを目に突き刺してえぐり出し食べ始めます。
黄色いレオタードの女性は全身傷だらけにして、眉間にキリを突き刺し倒れています。
エプロンの女性が机の上で血まみれで横たわってるのを見た三上がおののきます。
道を歩く三上を撮影していたエイジは、三上が自分の方を向いたので自分の周りにある物に当たりちらし座り込みます。
部屋にいた三上は電話の音に気付き、ゴーグルを取ります。
病院では母親がエイジに「実験した女性2人が死んだ。それに薬の中に知らない物質が混じっていた」と話しています。
エイジは思い詰めた顔で母親を呼び、母親が「まさか…」と気付くと強引に母親にキスをして「さよなら」と部屋を飛び出しました。
母親に呼び出された三上はベッドに横になり脳波を調べられています。
それを見た母親はエンドルフィンが溢れ出ている事に驚きます。
その頃エイジは三上の部屋にいました。
腹を切り開かれ内蔵をむき出しにした母親は病院のベッドに横たわっています。
疑似睡眠装置にいるエイジに三上が近付きます。
「悲しいときも笑えるようにしたかったのに」と話し、エイジは自分で残りのMYSON全部を注射します。
「これで終わりだ」と言うエイジに三上は「私達の中で生き続けている」と言いゴーグルを付けます。
2人はキスをして抱き合います。
三上はレオタードの女性の眉間にキリを刺し、エプロンの女性に包丁でとどめを刺し、エイジの母親の腹を切り開いていました。
エイジはビデオカメラでそれを全部撮っていました。
カメラ越しに三上がエイジを見たので、エイジはカメラを降ろしました。
三上の部屋で三上はエイジの首にカッターナイフの刃を当て切り裂きました。
更に三上は何度もエイジを切りつけ、エイジは動かなくなりました。
病院のベッドではエイジの母親の元へ父親の姿があり、「私たちはこれから永遠に生き続ける」と語りました。
母親の切り裂かれた腹の中へ父親が頭から入り込み、内側から両手を出し腹を閉じました。
三上の部屋ではサボテンが赤い花を咲かせていました。
荒れた地に止まったキャンピングカーの上に男の子が座っています。
バイクにまたがった三上に子供がどこへ行くのかと聞きます。
「西に行く。あの辺はまだまいてないから」と言うと「気をつけてね」と男の子が言ったので「ありがとうエイジ」と返しバイクは走り去ります。
-------------------------------------------------
なんで三上だけ他の女性のような効果が出なかったの?
なんで殺してたの?
なんで父親は海に入っていったの?
最後は何を蒔いてたの?
そんな疑問はいろいろありますが、悪くはなかった。
その瓶を置いてパソコンの前に移動して文字を打ち始めます。
「1997年7月27日。ついに脳内麻薬様物質分泌促進剤が完成する。痛みから人間を守る究極の鎮痛剤。
これによって、人類は真の幸福者となり、春の青空のような心で毎日を過ごせるはず。
この薬に名前を与えようと思う。名前は[MYSON]私の息子だ。」
エイジは振り返り写真立ての横に置かれた小瓶を手に取ります。
写真立てには父親の写真が入っています。
小瓶にMYSONと書かれたラベルを貼ります。
それをリュックに入れて、部屋から外へ出ます。
ヘッドホンをしたまま自転車で道を走っていきます。
病院で部屋をノックして中に入ると、白衣を着た女性(母親)が点滴の準備をしていました。 今日の実験を見学したいと言うと、例え息子でも規則だから出来ないと断られます。
電話が鳴ったので母親が電話と取り、「準備が出来ましたか、すぐ行きます」と言ってドアに向かいます。
青年に謝ると「少し休んだら帰る」と言うので、「実験がない日ならいつでも来ていい」と返しドアを開けようとして気付きます。
エイジが髪を手でかいていたからです。
そのくせを子供の頃に自慢をしたくてうずうずしている時によくしていたからです。
何か話したい事があるのではと聞いても青年が無いと言うので母親は部屋の外へ行きました。
エイジは部屋にあった点滴にMYSONを注射器を使って入れました。
エイジは部屋でカルテを見てから屋上へ行きました。
母親は何個かのベッドが並んだ部屋でベッドにいる女性達3人に「避妊こそ人類を救う唯一の善行」だと話しています。
実験に使う避妊薬は来年商品化される予定で今日は最終テストです。
ベッドに横になった女性達に点滴を始めます。
女性の1人(三上)が窓の外を見て向かいの建物の屋上からビデオカメラを向けている青年に気付きます。
部屋から出た女性達に母親が謝礼を渡して別れます。
女性達は廊下で話し合い、昼を食べなかったから食べに行く事にしました。
お店で食事をしながら、三上が初潮になってから眠らなくなったと話します。
帽子を被った女性は食べることが喜びだと言い、スーツを着た女性は飾る事が喜びだと言い笑い合います。
三上が部屋に帰り、飾ってあるサボテンに挨拶してマッサージチェアに座ります。
エイジの家ではエイジと母親が食事をしています。
脳内麻薬の分泌を増やして痛みを和らげる薬を作っていると青年が話し母親が褒めます。
父親が生きていた時に「エイジは立派な科学者になる」と言っていたと母親が話します。
エイジは部屋で写真立てに飾られた父親の写真を見てから寝転びます。
母親は部屋で父親が生きていた頃のビデオ映像を見つめながら眠りにつきます。
エイジが病院で録画した映像を再生しています。
パソコンに「四十八時間以内に薬の効果が現れるはずだから、明日から三人を観察しようと思う」と書きます。
その頃三上はサボテンに機械を取り付けゴーグルのような物を頭とサボテンに付けていました。
セーラー服姿の三上が駅を歩いていて手で汗を拭くと、手に血が付いたので驚いて自分を見回すと上半身が血だらけです。
制服のままプールに飛び込み、それをエイジがビデオカメラで撮っていました。
翌日、エイジはビデオカメラで女性達の部屋を盗撮します。
三上の後を付けていると三上を見失いエイジは焦ります。
すると、後ろから肩を叩かれ振り向くと三上がいました。
問い詰められたので昨日の実験の責任者の一人息子だと自己紹介をします。
ここでさよならしたいと三上が立ち去ろうとすると、エイジがビデオカメラを向けながら「三上を嫌いだから三上にも嫌いになって欲しい」と話します。
笑いあい打ち解けた2人は三上が嫌いな場所として植物園に行きます。
そこで三上は不眠症な事や「植物が話しているのが分かってうるさいから生き物が嫌い。だけど、一番嫌いなのは自分だ」と話します。
そして、今度は好きな場所に案内すると言います。
黄色いレオタードを着た女性(スーツの女性)が鏡の前で座っています。
脇の下を見て剃り残していた毛を抜きます。
台所でエプロンをして歌いながら女性(帽子の女性)はイカを切っています。
指を切ってしまったので口に加えて舐めます。
三上はエイジを家に招き疑似睡眠装置を見せました。
ゴーグルをして横になるとリラックス出来て、上手くすると夢のようなものが見れます。 サボテンにゴーグルをしているのはサボテンと一体化したように思えるからで、「サボテンはしゃべらないから好き。サボテンは多分眠っているんだと思う。その夢を共有させてもらうの」と語ります。
エイジに装置を使うように促し、最初は何も見えなかったエイジも夢を見ます。
海に浮かんだボートに三上とエイジが乗っていて関係を持つ夢です。
現実のエイジに三上はキスをします。
エイジがゴーグルを取って起き上がりました。
黄色いレオタードの女性は鏡を見ながら自分の耳たぶにまち針を貫通させます。
エプロンの女性は天ぷらを揚げています。
ふと天ぷら粉だあらけになっている手を見て、その手を油の中に入れます。
揚がった手を快感にあえぐようにしながら食べます。
エイジのいない部屋に母親が入り、MYSONを入れた小瓶を見つけました。
眺めているとエイジが帰ってきたので、これは何かと聞きますがエイジはただのビタミン剤だと答えます。
エイジと母親が一緒に食事をしています。
父親は永遠の生命を追って研究していて周りに認められずにいました。
エイジは母親が信じてあげれば父親がたった1人で死なずにすんだのにと言います。
エイジはパソコンでひたすらに「三上理香MIKAMIRIKAみかみりか」を繰り返し打っています。
母親は父親のビデオを見ながら、さっきエイジに言われた言葉を呟きます。
海をバックにして、お腹が大きくなった母親が映っています。
突然ビデオカメラが映らなくなり、2人はビデオカメラを置いて座ります。
父親が「子供の名前はエイジはどうだろう?永遠の子供って意味だ」と話し合います。
父親の肩に母親が頭をもたれかけ「幸せ。ずっとこのままだったらいいのに」と言い目をつむります。
父親が海を見て何か光ったから見てくると立ち上がり、母親は何もないと止めますが聞き入れません。
母親はお腹を撫でて「エイジか」と嬉しそうです。
父親はどんどん海の中へと歩いて遠ざかり、そのまま見えなくなってしまいました。
エイジは暗い部屋で横になり、隣にあるテレビは砂嵐を映すだけです。
翌日、エイジは離れた場所から三上がアパートから出てくるのをビデオカメラで撮っていました。
レオタードの女性はいろんな場所にピアスを付けて全身血まみれになりながらもまだ、キリを腕に刺し穴を増やしていました。
部屋に入ってきた三上が女性の頬を叩きました。
「傷つけば傷つくほど気持ちよくて止められない」と助けを求める女性を三上は「きっと何かの病気だから病院に行こう、、大丈夫」と抱きしめます。
エプロンをした女性は机の上に体育座りをして、自分の性器や胸をナイフとフォークで切っては食べています。
ナイフに映る自分の目を見て、フォークを目に突き刺してえぐり出し食べ始めます。
黄色いレオタードの女性は全身傷だらけにして、眉間にキリを突き刺し倒れています。
エプロンの女性が机の上で血まみれで横たわってるのを見た三上がおののきます。
道を歩く三上を撮影していたエイジは、三上が自分の方を向いたので自分の周りにある物に当たりちらし座り込みます。
部屋にいた三上は電話の音に気付き、ゴーグルを取ります。
病院では母親がエイジに「実験した女性2人が死んだ。それに薬の中に知らない物質が混じっていた」と話しています。
エイジは思い詰めた顔で母親を呼び、母親が「まさか…」と気付くと強引に母親にキスをして「さよなら」と部屋を飛び出しました。
母親に呼び出された三上はベッドに横になり脳波を調べられています。
それを見た母親はエンドルフィンが溢れ出ている事に驚きます。
その頃エイジは三上の部屋にいました。
腹を切り開かれ内蔵をむき出しにした母親は病院のベッドに横たわっています。
疑似睡眠装置にいるエイジに三上が近付きます。
「悲しいときも笑えるようにしたかったのに」と話し、エイジは自分で残りのMYSON全部を注射します。
「これで終わりだ」と言うエイジに三上は「私達の中で生き続けている」と言いゴーグルを付けます。
2人はキスをして抱き合います。
三上はレオタードの女性の眉間にキリを刺し、エプロンの女性に包丁でとどめを刺し、エイジの母親の腹を切り開いていました。
エイジはビデオカメラでそれを全部撮っていました。
カメラ越しに三上がエイジを見たので、エイジはカメラを降ろしました。
三上の部屋で三上はエイジの首にカッターナイフの刃を当て切り裂きました。
更に三上は何度もエイジを切りつけ、エイジは動かなくなりました。
病院のベッドではエイジの母親の元へ父親の姿があり、「私たちはこれから永遠に生き続ける」と語りました。
母親の切り裂かれた腹の中へ父親が頭から入り込み、内側から両手を出し腹を閉じました。
三上の部屋ではサボテンが赤い花を咲かせていました。
荒れた地に止まったキャンピングカーの上に男の子が座っています。
バイクにまたがった三上に子供がどこへ行くのかと聞きます。
「西に行く。あの辺はまだまいてないから」と言うと「気をつけてね」と男の子が言ったので「ありがとうエイジ」と返しバイクは走り去ります。
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なんで三上だけ他の女性のような効果が出なかったの?
なんで殺してたの?
なんで父親は海に入っていったの?
最後は何を蒔いてたの?
そんな疑問はいろいろありますが、悪くはなかった。
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