2017年8月24日木曜日

檻に閉じ込めて、救いの手を君に「PET 檻の中の乙女」

アラームの音で男性(セス)が目を覚まし朝の準備をしてバスで出かけます。
会社で着替えて仕事を始めます。
犬が入っている檻を回って餌をあげていきます。
シェパードのレキシーだけは檻の中に入って撫でたり特別かわいがっていました。


帰りのバスの中で高校の同級生ホリーに気付き声をかけます。
ホリーは作家ですが、普段は隠すためにウエイトレスのふりをしています。
バス停に着きホリーは降りて行きました。
帰ってからパソコンでホリーを検索しました。


次の日、出勤してから同僚のネイトに「振り向かしたい女性がいる。」と相談をします。
親しくないのにと言われますが、「自信を持ち笑わせる。」と教えられました。
別の同僚からレキシーの処置を頼まれました。
断るなら解雇して別の人に頼むと言われ、レキシーにリードを付けて連れて来ました。
悲しむセスに「自分で飼え。」と言われますが「ペット禁止だから飼えない。こんな時給じゃ引っ越せない。」と答えます。
レキシーは注射で安楽死させられ、その死体をは焼却炉に運んで焼きました。

家に帰るとまたホリーのSNSを見て、ホリーが何が好きかを調べてメモしていきました。
ホリーを食事に誘う会話の練習もします。
別の日、ホリーが働くファミレスに行きました。
注文を取りに来たホリーにセスは数日前にバスで会った話をしました。
しかし、ホリーはセスの事を覚えていないと言います。
頼んだ料理を食べているとホリーが味はどうかと聞きに来たので、デートに誘いますが恋人がいると断られます。


夜、ホリーがバスを降りて自宅に帰る所をセスは尾行しました。
それに気付いたホリーはクレアに「男が着けてきてる。」と話して窓から外を覗います。
ホリーに電話がかかってきましたが、恋人のエリックは酔っ払っていました。
クレアは独り身は厳しいから恋人と仲を戻すようにと言います。


次の日ホリーが出勤するとホリー宛に大きなバラの花束が届いていました。
エリックからだと思ったホリーはエリックが働いているバーに「こういう事は止めて。」と言います。
見に覚えがないエリックですが、ホリーと仲直りしようと話しかけます。
セスもバーに来てホリーが1人になっている所にバラはどうだったかと話しかけます。
ホリーがエリックに助けを求め、怒ったエリックは「二度と彼女に近づくな。」とセスを殴ります。
セスはホリーの手帳が落ちているのを見つけて持って帰ります。
手帳を読んだセスは目を見開き内容に夢中になります。
家に帰ったホリーも手帳がないのに気付いてクレアに話します。


セスは職場に行って地下にある部屋を調べました。
家に戻るとネットで材料を注文したり作り方を調べたりして、その部屋を改造していきました。


夜にセスはホリーの家へ行き、窓から忍び込みます。
ベッドに入って寝ようとしたホリーにセスは襲いかかり麻痺薬を駐車します。
大きな箱に入れて職場に運びます。
ホリーが目を覚ますと大きな檻の中にいました。
入り口には鎖が巻かれ南京錠がされています。
叫び声をあげますが犬達の鳴き声にかき消されます。


出勤してきたセスが時々様子を見に来ます。
水と食べ物を置いて去ろうとするセスの足をホリーが「置いて行かないで。」と掴みます。
「辛いよな。俺もだ。まずは関係性を築かないと。明日から。」と言い残してセスは帰ります。
一人になったホリーにクレアの幻が「彼に飽きられたら死ぬかも。」と話しかけ、ホリーは「黙れ。」と叫びます。
トイレ用の容器に用をたしていると足元にネズミが寄ってきました。
驚いたホリーはネズミを何度も踏みつけて殺しました。
次の日に来てトイレやネズミの処理をしているセスに「私を犯す?殺す?」と問いかけます。
「君を救えなかったら可能性がある。」とセスは話します。
「君が現れて変わった。この人だけは僕をちゃんと見てくれる。人前でのホリーは偽物。」


別の日、ホリーに手帳を見せ「素晴らしかった。才能がある。」とセスは話します。
「愛とは犠牲。自分の全てを相手に渡すこと。」とセスは言いますがホリーは否定します。
クレアはどうしているかとホリーに聞きます。
家にいる時もホリーはクレアの幻と過ごしていました。
手帳には日記も書かれていました。
昔、親友のクレアと自動車に乗っていた時にエリックがクレアと浮気しているメールを見たと言って、クレアと喧嘩になり交通事故をしました。
クレアはまだかろうじて生きていましたが、ホリーがガラスを目に突き刺して殺したのです。
その後ホリーは何人も殺人をしており、尾行していたセスはそれを目撃していました。
「これは罰でなく救いだ。人を殺さずに済むようにしてやる。」とセスは言い部屋を出ていきました。



また別の日、ホリーは自分で檻に頭を打ち付け血を流します。
「私が自殺したら指紋が残っているから逃げれない。」とセスに自分を自由にしてくれと脅します。
地下を出てぼーっとしていると上司から呼ばれ、セスは「犬舎が汚れて虫もいるのにどこにもいない。次にしたら解雇だ。」と警告を受けます。


ある日見回りをしていたネイトが地下があるのに気付きます。
ホリーがいるのに気付き、ホリーはネイトに檻を壊せる物を頼みます。
ネイトが檻を壊そうとしているとセスがやって来ました。
ホリーだけがネイトの背後にセスが来たのに気づきました。
ホリーがネイトに話しかけて気を引いているうちに、セスは後ろからネイトに殴りかかりました。
ネイトは倒れました。
セスにホリーが話しかけます。「あっちにブロックがある。あなたを失いたくない。」
ブロックでネイトを殺したセスに、ホリーは死体の処分方法を指示します。
バラバラに切り刻み犬の餌にして、残りは焼却炉で燃やしました。
上司にはネイトがいないと電話で報告しました。


地下室の血を掃除するセスにホリーが「私は最初クレアにペットがいたらどうしようと考えた。」と話します。
セスは最初ではなくこれは事故だと否定します。
「君を救いたい。」と言うセスに「救う側は私かもしれない。」とホリーは言います。
檻の中にセスの手を引き入れホリーの体を触らせますが拒絶されます。


地下を出てロッカーに行くと刑事と上司が調べていて、別室に連れて行かれ話を聞かれました。
セスは証言の矛盾を問われました。

地下に行ってホリーに食事をあげてもホリーは食べなくなってしまいました。
何が欲しいか聞くとホリーはセスの指が1本欲しいと言います。
出来ないと部屋を出ようとするセスに「私がペットでしかないならもう来ないで。戻らなくていい。」とホリーが言います。
苦悩の後、セスはホリーの元へ行き「指を切れば僕を信じる?」と聞き指を切断します。
ナイフを床に置き痛がっているセスから素早くナイフを取り、ホリーは自分の喉にナイフを押し当て檻を開けるよう脅します。
セスが檻を開けると「信じる。愛している。」とホリーはキスをして、セスの喉を切りました。
後ろではクレアが部屋のドアを開けて待っています。


ホリーはエリックと同棲していましたが、エリックのスマホに浮気しているメールが届いてるのを見てしまいます。
出かけたホリーは貸倉庫の中に入ります。
そこには檻に入れられたセスがいました。
「エリックが他の女と浮気していて手を出しそうになった。でも止めた。あなたの愛を思い出した。」と語りかけます。
セスは指も数本無く目は白く濁り顔も爛れてまともな言葉を発せませんがホリーは幸せそうに微笑みます。



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セスを信じて愛してるなら、エリックとなんで別れないのかよく分からないです。

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