2016年4月29日金曜日

メキシコのホラーオムニバス「メキシコオブデス」

1本目「いけにえの祭壇」。
若者の失踪事件を追っていた記者は男に話を聞いていました。
敵対勢力の若者をさらっては、首を斬っていました。
男に連れられて来た場所で、シャッターを開けると中には串刺しにされた生首が沢山ありました。


2本目「ハラル・デ・ペリオ」。
荒野を男Aが馬で走っています。
後ろには怪我をした男Bが乗っています。
2人は館を見つけました。
男Bは「ここは邪悪な場所だ」と言いますが、男Aに「そんなの迷信だ」と言われ中で休み事にしました。
男Bを置いて男Aは館を探索します。
その間に男Bの所に魔女(?)が来てキスをして、男Bは血を吐いて死んでしまいます。
不穏な空気がしたので男Aは男Bの元へ急いで戻りますが、死んでいるのに気付きます。
夜中に悪夢で目が覚めた男Aは館を立ち去ろうとします。
でも、魔女がやってきて誘惑されて、貪り付きますが魔女が頭から血を流しているのに気付いて逃げます。
男Bの元へ行くと男が魔女に変わっていて襲い掛かってきました。
館の前の木に男Aが首吊りになっているのが映って終わりです。


3本目「排出」。
少女が歩いていると穴の中に男が倒れているのを見つけました。
近寄って見てみると男が手にタバコを持っていたので、それを取って家へ帰りました。
部屋でタバコに火を付けると、悪魔が現れ「姉の経血を掻き出せ。12時間以内に出来ないと魂を尻から吸い出す」と言いました。
翌日、少女は姉に睡眠薬を飲ませ言われた通りに掻き出します。
鍋に入れた経血を持って歩いている途中に少女はこけてしまいます。
姉がフラフラしながら少女の部屋に行くと、布団をかぶって暴れる何かと悪魔のような少女がいました。

最後がよく分からなかった。
悪魔が見た目も怖いけど、「尻から魂を吸い出す」ってのも怖い。尻からってカッパかよ。
あと、お姉さんが露出度高い格好とムチムチの体で良かったw

4本目「ささいなもの」。
男女がロッジに来ました。
変なおじさんが帰れと因縁をつけてきますが、管理人が追い払ってくれました。
ロッジには初体験をするために来たので早速始めます。
さっきのおじさんがまた来て、「外に何も置くな。森には住人が…」とか言ってますが追い払います。
彼女が外に子供がいたと言い出し、ノックもするのでドアを開けても誰もいません。
木の後ろに人影が見えたから彼氏が外に見に行きますが、ドアが閉まって開かなくなってしまいます。
ドアを開けるように言いますが、中は中で何かが侵入してきてベッドの下にいてパニック状態です。

侵入してきたのは体がイボだらけの気持ち悪いおっさんでした。
いきなり手足を縛って服を脱がせていき、彼女の顔に黄色いドロっとした液体を口から吐きました。
彼氏がなんとか中に入ってみると液体が引きずられた跡があり、彼女がいなくなっていました。
動揺しているとおじさんが現れ、「精霊が奪うのはささいな物だ。彼女の何かを…?」とか言うので外に探しに行きます。
えええっ!?あの気持ち悪いおっさんって精霊なの!?

彼女は森の中でさっきの精霊に襲われていました。
後ろでは精霊そっくりな子供が見ています。
子供が欲しいだけならなんで手や口でさせてくるの??

小物が沢山積まれた場所の近くに倒れている彼女を彼氏が見つけました。
彼女は救急車で、彼氏はパトカーで連れて行かれます。
病院のような場所には妊娠した彼女がいました。

全然ささいじゃねーよ!!




5本目「大切なものは中身」。
女の子が窓の外を見て「お化けお化け」と怖がっています。
母親はそれを怒り、兄は「なんであの人を怖がるの?」と不思議がります。
女の子は近所にいる浮浪者を怖がっているのです。
兄が遊びに行く時も「お化け」と言って引き止めましたが母親に怒られました。

場所が変わってコンクリートに囲まれた部屋。
壁には行方不明者の張り紙が沢山あり、床にはおもちゃが転がっています。 お腹が開いて内蔵が見えている子供とさっきの浮浪者がいます。
浮浪者はズボンのポケットから紙を取り出します。
紙には病院の名前と臓器の名前、性別、年齢が書かれて、浮浪者はその臓器を切り取っていきます。
翌日、浮浪者が歩いていると母親が兄を探してチラシを配っていました。
落ちているチラシ(兄が行方不明だから探しているというチラシ)を浮浪者が拾います。


6本目「人形」。
岸に近い川の中を女性が歩いています。
女性は手首に怪我をしていて、何かに怯えています。
エプロンをつけた太った男に見つかり岸に引きずられ捕まりますが、木の棒で殴って男を気絶させます。
足で川に落とそうとしますが脇腹の怪我が痛むので、木の棒を取りに行って戻ると男がいません。
気配に振り返りますが木の棒で男に殴られてしまいます。

そこらじゅうの木に沢山の人形が縛り付けられています。
男は女を引きずって小屋にいれます。
小屋には捕まっている女が何人もいます。
さっきの男が女の皮を鍋に入れていると、突然別の男が入ってきました。
その男は観光客にこの島の案内をしています。


男が何をしてたのかイマイチわからなかったんだが、人形は男が本物の女の皮から作ってるって事?



7本目「7回の7倍までも」。
遺体安置所に顔の半分に怪我がある男が入ってきて、1人の遺体を車で運んでいきます。
岩と砂だらけの場所で遺体を降ろします。
翌朝、男は死者を蘇らせる儀式をします。
蘇って彷徨いだした死者を土に埋めておくと、翌朝死者が理性を取り戻し救ってくれたことに感謝してきました。
男は死者を殴りつけました。
死者は生前、男の妻と子を殺して男に灯油をかけて火をつけていたのです。
死者を殴りつけて殺して、男はまた儀式を始めます。


最初にボーッと見てた時、死者は女で自分の妻を蘇らせたいんだと思ってた。
だから、回想で「あれ?男か!」ってなったw
憎いやつを殺したいからって、何回もそんな面倒な事するのやだなー。
相手が何回も殺されるのを覚えてたら効果あるかもしれないけど毎回リセットされてたらダメージも低そうじゃん。
あと、女性の脇腹から蜘蛛のような足が生える予告を見て、面白そうだと思って借りたのにそのシーンが一瞬で終わってガッカリだよ!

8本目「死者の日」。
「人生はクソだ。だからそれを上回るクソ女になるの」という母の言葉を胸にのし上がった老婆。
何人もの若い女の子がいる部屋で、老婆は女の子達に話しかけています。
「悲壮感が漂う顔を見るのは我慢ならない。被害者のような雰囲気をまとった女はうんざり。そんな老婆はこの町に似合わない」
女の子達は顔に泣きあとがあったり、みんな辛そうです。
そこに遅れてきた女の子が入ってきました。
言い訳をする女の子に老婆は、「私をなめるな」と言います。
女の子の額には傷があり、男数人に乱暴された時についた傷です。
老婆が「始めるよ」と手を叩くと、みんな一斉にメイクや着替えを始めました。

顔に骸骨のメイクをして、下着でポールダンスをしている女の子達がいます。
ステージの前では男達がニヤニヤしています。
今日は死者を祝う日です。
男達がいるテーブルに女の子がお酒を運んで行きましたが、お酒は倒され絡まれます。

ステージに冠を被った女の子が現れ踊りだし、男は見とれています。
冠を被った女の子はさっきの傷があった子で、テーブルにいたのは乱暴された男でした。
女の子が男を殺すと他の女の子達も一斉に他の男達を殺し始めます。
老婆はただ座ってタバコを吸っています。

2016年4月26日火曜日

アルファベットをテーマにした死にまつわる物語「ABCオブデス2」

AからZのアルファベットをテーマにした死にまつわる物語のオムニバスです。


1)男が赤いペンで写真に写った男の顔に丸を付けます。
男は殺し屋でダクトに忍び込み、いかにもな悪者達のボスを狙います。
ダクトは綺麗でスムーズに進めて殺しも上手くいきました。
しかし、それは想像で実際のダクトに入ると、蜘蛛の巣が張りゴキブリが這いほこりだらけでした。
這って進んですぐに釘で手を刺したり、靴の紐が引っかかったのを取ろうとして頭をぶつけて怪我したりします。
そんな状態で殺しなんて無理だろ。引き返そうよ!

そして、突然時間が飛んで3週間後になります。
女とボスが部屋で「臭い」と話していると、奥にいた清掃の男の上に天井から殺し屋の男の死体が落ちてきました。
死体が持っていた銃が発砲してボスの首に当たって終わり。
ここでタイトル「A is for Amateur(アマチュア)」。なるほど、アマチュアね。


2)アナグマの巣の前で男性がレポートをしています。
男性が文句を言ったので、撮影が中断されます。
アナグマがいなくなったという内容のレポートなのですが、巣の中に何かいるようでスタッフがマイクを差し込んでみるとマイクにつけているモフモフした奴が引っ張りとられました。 取られたやつが吹っ飛ばされて、「アナグマがいるぞ」とスタッフのテンションが上ります。 レポートしてた男性が近づくと穴に足を引っ張り込まれ、そのまま体全部が中に引っ張り込まれます。
腰から2つに分かれた男性が、マイクのモフモフした奴と同じように外に投げ出されます。
男性が「カット」と行って終わり。
タイトルは「B is for Badger(アナグマ)」

外に投げ出される時、割りと高く飛ぶのでどこからどう投げ出されてるのか気になりました。
アナグマってどんなのだっけと検索したら、めっちゃ可愛かったです。


3)男性が少女誘拐の罪を着せられ森へ連れて行かれます。
でも、別の場所ではその少女が見つかり、家族が男性の元へ車で向かっています。
男性は斧で首を切られますが、執行人が下手で何回もやり直されます。
少女の家族は車が木に突っ込んでしまいます。
タイトルは「C is for Capital Punishment(死刑)」


4)見た目がめっちゃ気持ち悪いクレイアニメ。
台に貼り付けにされた男に三人組が何かをしようとしています。
顔について虫を一人が払い落とし踏みつぶした後、三人組が部屋を出て行きました。
踏み潰された虫がむくむくと大きな虫の化け物になりました。
男は三人組を首を切って殺して、虫に食べさせ(?)ました。
首がない三人組が来て、男の首を落とした後に倒れました。
後には虫だけが残りました。
タイトルは「D is for Deloused(駆除)」


5)無人島で男2人が仲良く暮らしていました。
しかし、女が流れ着いて女を取り合って喧嘩するようになってしまいました。
馬乗りになって喧嘩する2人でしたが、女を殺してまた元の生活に戻りました。
タイトルは「E is for Equilibrium (平衡)」


6)パラシュートが木に引っかかり宙ぶらりんになっている女性がいます。
そこに敵軍の少年が来たので、口車に乗せて助けてもらいます。
木から落ちた時に女性は足の骨を折りますが、足を引きずりながら逃げていきます。
少年は木から落ちた時に、暴発した銃に当って死んでしまいます。
女性は逃げるのを止め少年の所へ引き返しますが、そこへ少年の仲間?が車で来ました。
タイトルは「F is for Falling(落下)」

そんなに高さがないのに、落ちた時に派手に折れたので「えええ?」ってなった。
あと、女性がなんで逃げるのを止めて引き返したのか分からなかった。


7)孫と祖父が喧嘩をしています。
就寝する前に独り言で祖父についての愚痴を言っていると、ベットに祖父が隠れていて聞いていました。
怒った祖父が孫を殺してしまいます。
タイトルは「G is for Grandad(祖父)」


8)気持ち悪い絵のアニメ。
男女の顔のアップが写っていて、最初はキスしますがだんだん攻撃しあっていきます。
タイトルは「H is for Head Games(駆け引き)」


9)家族が遺産目当てに祖母を殺そうとしています。
しかし、祖母は何をしても死にません。
タイトルは「I is for Invincible(無敵)」


10)ゲイの男性を治すために神父が拷問しますが、悪魔が現れ神父を殺してしまいます。
タイトルは「J is for Jesus(ジーザス)」

11)女の子が窓から外を見ていると、向かいのアパートの横に黒い球体が浮かんでいます。
そのアパートにいる人達が殺し合いを始めました。
女の子の部屋にも黒い何かが入ってきました。
タイトルは「K is for Knell(凶兆)」


12)土人の村で呪術師と悪魔が戦います。
タイトルは「L is for Legacy(遺物)」


13)目がいっちゃってるヤバイおっさんがパンツ一丁で街を走っています。
すれ違った人に噛み付き、耳を噛みちぎりました。
駆けつけた警官に撃たれた男は、34分前に危険ドラッグをしていました。
タイトルは「M is for Masticate(かみつき魔)」

おっさんの見た目のインパクトはありますが、ドラッグをしていたとかはなくても良かった気も。


14)ハロウィンの日に仮装をした男女が電話で待ち合わせをしています。
男は自転車で向かいますが、女の目の前で車にはねられます。
タイトルは「N is for Nexus(連鎖)」


15)ゾンビがいる世界で人間の女が裁判にかけられています。
女がゾンビを殺したからで、裁判している側もゾンビばかりです。
女は電気椅子にかけられてしまいました。
タイトルは「O is for Ochlocracy(愚民政治)」


16)男性三人が暗闇を進んでいます。
人がいて安心しますが、なぜかどんどん人が消えていきます。
タイトルは「「P is for P-P-P-P Scary!(怖い!)


17)街頭で男性が無料知能テストを受けています。
途中で立ち去ろうとしますが、引き止められて続けます。
良い結果に終わりスタッフに仕事をしないかと誘われ引き受けます。
その合間合間に男性が台に固定されている映像が入ります。
どうやらゴリラと脳を交換されたみたいです。
タイトルは「Q is for Questionnaire(アンケート)」

男性が賢いからゴリラを賢くする為に脳を入れ替えた?
なんのために入れ替えられたのかよく分からない…。


18)男女が地下でロシアンルーレットをしています。
最後の一発になりましたが、自分ではなく隣を打ちます。
タイトルは「R is for Roulette(ルーレット)」


19)家にいる妻に外にいる夫が電話をしていると、家に何者かが入ってきます。
妻は逃げまわり助けを呼びますが、電話越しでは何も出来ず妻は殺されてしまいます。
電話を取った犯人が夫に話しかけます。
実は夫は人の夫と不倫していて、犯人はその妻だったのです。
タイトルは「S is for Split(破局)」


20)残虐ポルノのオーデションに来ていた女性が実は化け物でみんな殺されます。
タイトルは「T is for Torture Porn(残虐ポルノ)」


21)男性が歩いていると周りにいるみんなが彼を見てきます。
周りは綺麗な人ばかりで、男性はブサメンです。
正面から機械が来て、男性を中に入れ焼いてしまいます。
タイトルは「U is for Utopia(理想郷)」


22)バカンスに来ている男性がベランダで彼女にテレビ電話をしています。
そこへ一緒に来ていた男性が来て、テレビ電話を取り上げ部屋に入りました。
部屋にはドラッグの跡と売春婦が2人いました。
テレビ電話を取り戻して「あれは全部あいつがやったんだ、俺はしてない」と必死で彼女に言います。
酷い扱いに怒った売春婦に2人は殺されてしまいます。
タイトルは「「V is for Vacation(バカンス)」



23)子どもがおもちゃで遊んでいたら、おもちゃの世界に入ってしまいました。
でも、そこはなんか荒廃していました。
タイトルは「W is for Wish(願い)」


24)女の子が木琴で遊んでいます。
両親が帰ってみるとベビーシッターが女の子をバラバラにしてその骨を木琴にしていました。
タイトルは「X is for Xylophone(木琴)」


25)女の子は両親に腹が立っていて、スマホに文句を打ちながら想像で復讐します。
タイトルは「Y is for Youth(若さ)」


26)妊娠した女性をおいて夫が旅にでてしまいます。
女性は「出産しない薬」を飲みながら夫を待ちますが、13年経ってお腹の子どもは成長しきり薬もなくなりました。
お腹の子どもが体内から女性の骨や内臓を出して、空の袋のようになった女性の体にゆっくりとまた厚みが戻りました。
余った皮は自分で切って縫いました。
その後、夫が帰ってきてお腹を縫った跡を見せると、また頑張ればいいと言いました。
女性の服を脱がせて終わり。
タイトルは「Z is for Zygote(受精卵)」

これが一番インパクトがありました。
でも、母親が生きているうちは胎児と同じとしても、母親を乗っ取ってしまったら排泄も困るだろう。
乗っ取るったって魂とかじゃなく皮を着た状態なら、皮の腐敗とかの問題も出そうとか考えだすとモヤモヤしてくる。
まあ、そんな事は気にしたらいけないよな。





一遍が5分なので飽きずに見れました。
つまらないのもありましたが、全体でいうとまあまあ良かったです。


2016年4月24日日曜日

パッケージの非道/残虐/直視不可からする地雷臭「骸-mukuro-」

短編2本が入っています。
観てから書くまでに少し時間がたってしまったので、多少違う所があるかもしれませんがご了承ください><


まずは1本目。
娘の独立を喜びあう母と娘。
一人暮らしの娘に手紙が届きます。
それを読んで書かれていたボロい家に行って、出てきた胡散臭い男に事情を話して中に入れてもらいます。
二階に上がると汚い部屋にヤバそうな男もいて、帰りたくなります。
奥の部屋を見せられると母が監禁されていました。
手を鎖で繋がれ、もう娘が誰かも分からなくなっています。
母は生肉を食べさせられていたので、娘を食事かと勘違いして舐めます。

その部屋から出た娘は乱暴されます。
逃げれないようにアキレス腱も切られました。
正気を失っていた母も娘の叫び声が聞こえて正気に戻り、助けに行きたい一心で石で繋がれている方の手を殴りつけます。
いや、まずは鎖を殴ってみようよ。手首が切れた所で出血多量で死んじゃうじゃん。

無事に手を引きちぎった母は、娘を助けに行きます。
手首を切った割に元気な母と同じく怪我してる割には元気な娘で男に復讐します。
男を腰から真っ二つにした所とか「えええ!?」ってなった。

男たちを倒して親子で笑い合って終わりです。
え、母がなんで監禁されたのか気になってたんだけど、そういうのはどうでもいいのか。



2本目。
女子高生の家族はカルト宗教にハマっていて、教祖の言うことを信じています。
儀式で拘束されて体を切られます。
体に布をかけたまま切るので「はあ?」ってなった。
切る所を作れないからそうしてるんだろうけど、もっと上手いやり方して欲しい…。

ばらばらにした女子高生を置いといて、家族で笑顔で食事します。
すると、殺したはずの女子高生が現れます。
妹が女子高生(姉)が好きで蘇るように儀式していたみたいです。
女子高生は家族を復讐に殺していき、妹は喜んでいますが妹も殺してしまいます。


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最初に書いたようにうろ覚えになってきていて違う所があったらすみません。
殺し方も具体的に書きたかったのですが、どこでこれやってたかなって曖昧なので止めました。
素手で殴りまくって頭潰すとか、素手で頭蓋骨潰すってどんな怪力だよとか突っ込みどころ満載でした。

特殊メイクを頑張ってるのは分かったけど、リアリティがないしグロければ怖いって訳でもないのでもっと工夫が欲しかったです。

2016年4月20日水曜日

ラクダ4匹と犬1匹を連れて砂漠を旅する「奇跡の2000マイル」

主人公のロビンは旅をする事に決めました。
ラクダが必要だと犬を連れてラクダ牧場に行きます。
牧場主に8ヶ月働いたらラクダをあげると言われそうすることにしました。
しかし、約束を破られたので、違う牧場でまた働き今度は無事にラクダを4匹貰えました。
ラクダは結構凶暴なので、野生のラクダが近づいてきたら銃で撃つように言われます。

雑誌ナショナルジオグラフィックから資金援助する代わりにカメラマンを付けたいと手紙が来ました。
なので、カメラマンが時々写真を取りに来ますが、ロビンは露骨に嫌そうにしています。
は?じゃあ、資金援助断れよ。なんなのこいつ?

かと思えば、突然カメラマンを襲ってきたりもします。
それをきっかけにカメラマンが恋人のように振る舞ってくると、彼の恋愛感情が邪魔だと鬱陶しがります。
はあああ?じゃあ、関係もたなきゃいいじゃん。本当になんなのこいつ?


とにかく、オーストラリアの砂漠をラクダ4匹と犬を連れて歩いていきます。
その間には野生のラクダが近づいてきたから銃で撃ったり、朝起きたらラクダがいなくなっていたから探しにいったり、犬が落ちていた毒を舐めて死んでしまったりします。
この映画見ててラクダってなんか化物みたいで怖いなって思ってしまった。
でも、ラクダが地面が暑すぎてグッタリなってた所とかは可哀想だった。
犬が死ぬのも可哀想だし。


そして、目的地の海に着き、先に来て待っていたカメラマンと抱き合います。
ラクダを連れて海に入り、泳いで終わりです。


カメラマンはお前のなんなの?何様だよ!ふざけんな!と何回もイライラしました。
歩いてる時にやたらと服を脱いでるのも、砂漠でそんな格好で肌大丈夫なのか気になりました。
唐突に始まる回想もなんとなくしか話が分からないし。

脱げないピエロの衣装。そして、だんだんピエロになっていく「クラウン」

今日は息子のジャックの誕生日です。
妻メグはピエロが好きなジャックのために、ピエロの絵が描かれたケーキを用意して出張ピエロも呼んでいました。
メグは妊娠したので、夫ケントが帰って来たらそれも言うつもりでした。
しかし、ピエロが手違いで来れなくなったと電話がありました。


メグはケントに電話して、出張ピエロが来ないのを伝えました。
ケントは不動産会社に務めていて、電話があった時も担当している家にいました。
家の中を見ていると衣装が沢山あり、ピエロの衣装も見つけました。
七色の縮れ毛のカツラと赤い付け鼻、つなぎになった衣装です。
そのピエロの衣装を着て帰ると、ジャックは大喜びでした。
疲れていたのでケントは衣装を着たまま寝てしまいました。


翌朝、衣装が脱げないのでそのまま車でジャックを学校に送って行きました。
生徒や先生に見られて笑われました。
その格好のまま売家に出勤もしました。
トイレで鏡を見ながら衣装を脱ごうとしますが、やっぱり脱げません。
引き出しにナイフがあるのを見つけて、袖に入れて服を切ろうとします。
ぎゃあああ!絶対体切れる!無理無理!
案の定、手首を切ってしまいます。
売家では内装改築をしていたので、作業員の所へ行って電動ノコギリを借りて戻ります。
今度は襟から電ノコを入れて切ろうとしましたが、逆に電ノコの歯が折れてしまいました。
そして、ケントは空腹で食べても食べてもお腹が空きます。


帰宅後、メグに衣装が脱げない事を話します。
メグは笑いながら付け鼻を力いっぱい引っ張ると、付け鼻は取れましたが肉まで削げ落ちてしまいました。
転げ落ちた付け鼻は飼い犬シャドーが食べてしまいました。
ケントは鼻を診てもらいに病院へ行きます。
ついでに衣装が脱げない話もしますが信じてもらえませんでした。



翌日、売家に行ってピエロの衣装が入っていた箱を調べました。
箱は鎖で繋がれていました。
次に、会社で売家の持ち主を調べました。
持ち主マーティンは故人ですが、弟ハーバートがいる事が分かったので連絡を取り会う約束をしました。
ハーバートの家でケントはピエロの話を聞かされます。
ピエロは今では道化師として有名ですが、昔は魔物だったのです。
山に住んでいて肌は雪のように白く、鼻は寒さで赤く腫れています。
冬の間にその魔物は子どもを洞窟に誘い込み、毎月1人ずつ合計5人を食べたそうです。


衣装は悪魔の肌と髪で作られた呪われた衣装だったのです。
一度着ると脱げなくなり「首を切り落とす」しか方法がありません。
ああー。なんか呪いとか出てくるとテンション下がるなあ…。
ピエロになったからって人を襲う理由ないじゃん。理由を付けないと!って事なのでしょうけど…。


話を聞きながらお茶を飲んでいたケントですが、お茶に睡眠薬が入っていて寝てしまいます。
目覚めるとハーバートが自分の首を切り落とそうとしていました。
避けてハーバートを脅して車に乗せました。

家に帰ってメグに「この格好の自分が行っても信じてもらえないから警察に同行して欲しい」と助けを求めますが、家に来ていたメグの妹と婚約者と義父に変な目で見られます。
手を掴んできた婚約者を振り払うと、婚約者の手が折れてしまいました。
変身が始まって力が強くなっているみたいです。
ハーバートと車で逃げますが事故にあって、ハーバートは救急車で運ばれケントは逃げます。
ケントが森に隠れているとキャンプに来ていた少年が近づいてきたので、差し出された手を食べてしまいます。


モーテルに潜んでいると、近くにいた少年に懐かれます。
少年を追い払い銃で自殺しようとしても死ねず、チェーンソー2つを並べた所に倒れこんで死のうとするも失敗します。
銃で撃った時に赤い血じゃなくて、七色の血(?)が飛び散るんですがどういう事?

そこへ少年が来てチェーンソーの刃が刺さる事故で死んでしまったので食べました。
その頃メグは悪魔の伝説が事実だと知ります。
ケントの担当物件を探し回り、ケントを見つけて妊娠を話し一緒に帰りました。
地下室に匿うとハーバートの見舞いに行き、方法はないか聞きます。
ハーバートも昔その衣装を着てしまい、マーティンが5人の子どもを衣装に食べさせて解放したのです。
それからは、衣装を隠して守り続けていました。
つまり、5人の子供を食べさせれば開放されるのです。
あと、姿はケントだが中身は悪魔だから信用しないようにと言われました。


学校でいじめられたジャックが家に帰って、コルトンにいじめられたとケントに話します。
ケントはコルトンの家に行き食べてしまいました。
メグが帰宅してジャックにケントがいないのを問うとコルトンの所だと言います。
付け鼻を食べた犬のシャドーが凶暴化して襲ってきたけど、ハーバートが現れて首を切り落としてくれました。


ケントがいそうな場所はゲームセンターだと考えてそこに行きます。
そこでは悪魔化したケントが子どもを食べていました。
悪魔は「子どもをよこせ。そうすれば夫を返してやる。待ってるぞ。」と言って逃げます。
車に戻ったメグに知り合いの女の子が話しかけて来ました。
怖いから家まで乗せて欲しいというので、女の子を乗せて悪魔との待ち合わせ場所に行きました。
家に着いたと行って女の子を降りたら、すぐに車のドアに鍵を閉め悪魔が来るのを待ちます。
でも、思いとどまって女の子を車内に引っ張り謝ります。


ケイトは家でジャックを狙っていました。
メグが斧を持って戦いますが、放り投げられてしまいます。
ジャックに襲いかかるケイトに、メグが後ろから首に鎖をかけました。
鎖で傷ついていた所にハンマーで打撃を加え首を切断出来ました。
衣装は警察に証拠品として保管されました。



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鼻や髪が取れなくなった辺りでは、これからどうなっていくんだろうとワクワクしました。
でも、呪いだ悪魔だのなんだのって話になってつまらなくなりました。
衣装が脱げなくてトイレに行けなくて困ってるって話もどうなったんだよ。


2016年4月19日火曜日

夢が叶うと亀が大きくなる!?「ラブ&ピース」

鈴木良一はロックミュージシャンになる夢を諦め、楽器の部品を作る会社でサラリーマンをしています。
TVを見ていたら出演者に笑われ電車に乗っていたら周りに冷たい視線を浴びせられる、そんな風に「みんなが自分を笑っている」と感じていました。

会社では同僚に馬鹿にされています。
背中を叩くふりをして「廃棄」と書かれたシールを貼るイタズラをされます。
うわああ…こんな会社嫌だ…。

同僚の裕子はそれをさり気なく取ってあげました。
それだけではなく、胃痛で苦しんでいると薬もくれました。
鈴木はそんな優しい裕子が好きですが、声もかけられません。

ある日、デパートの屋上でパンを食べていると、亀を売っているのに気づきました。
亀を買って帰り色々と語りかけます。
TVのインタビューの「ピカドンを知っているか?」という質問に「怪獣みたい」と答えている人がいたのを見て、亀の名前をピカドンに決めました。

ダンボールで自分で作った一本道のマス目をピカドンに歩かせます。
道の両側には缶などが置いてあり、マスには鈴木の夢が書かれてあります。
ゴールには「日本スタジアムでのライブ」と書かれています。
「裕子が好きだ。付き合いたい。」という秘密もピカドンには話しました。

会社に行く時もポケットにピカドンを入れていきます。
えっ大丈夫なの?
案の定、会社の人に見つかり笑われてしまいます。
パニックになってトイレに駆け込み、ピカドンを流してしまいました。
ああああーーーーっ!!!!!ピカドーーーーっン!!!

 ピカドンは下水道を流されて行き、行き止まりにあった陸がある場所に来ました。
そこには沢山の動物とおもちゃと謎の老人がいます。
 元の持ち主に捨てられここに流れ着いたのを老人が修理したのです。
老人が作る飴で話せるようになっています。
妖しい…。この老人良い人そうに見えるけど、絶対なんか悪い人じゃね?
ピカドンにも話せる飴をあげようとしましたが、間違って(元の持ち主の)夢を叶える飴をあげてしまいました。

一方、鈴木はピカドンを失って落ち込んでいました。
街に居たミュージシャンが持っていた亀のデザインのギターに近寄って気味悪がられます。
家で鈴木が曲を作りますが、それはピカドンの力でした。
ピカドンは急に1mくらい大きくなりました。
夢を叶えると大きくなるのです。
今まで本物の亀だったのが、いきなり作り物になりました。
最初は「えええ…」と思いましたが、可愛いので大丈夫でした。

先ほどのミュージシャンに後日捕まり、面白がったミュージシャンに路上ライブで歌うように言われます。
「ピカドン君を忘れない♪」と熱唱して、それを見ていたレコード会社プロデューサーに目をつけられます。
反戦歌だと思っているプロデューサーは「ピカドンをラブ&ピースに変えよう」と無理やり契約させようとします。

豪華な部屋を与え、隅には元の鈴木の部屋も再現してあげました。
ミュージシャンは〝Revolution Q〟というバンドをしているのですが、マネージャーは鈴木をボーカルのワイルド・リョウとしてデビューさせる予定です。
それから、今年以内に解散させてからソロデビューをさせる予定です。


会社を辞めた鈴木は元同僚達にライブのチケットを渡します。
ライブは成功して元同僚達も絶賛して、狙い通り裕子とも距離を縮めていきます。
夢がどんどん叶っていき、ピカドンも大きくなっています。
新曲が出来なくて悩んでいたら、鈴木に会いたくなったピカドンが来ました。
ピカドンがふにゃふにゃと可愛い声で歌い曲が出来ました。
さらに、机の上に積んであった本をピカドンが倒しました。
するとどうでしょう!倒れた本に書かれた文字を繋げると歌詞まで出来ました。
裕子が家に来たから急いでピカドンを隠しますが見つかってしまいます。
鈴木は裕子を家から追い出して、避けるようになります。


出来た曲はライブの時に鈴木が突然発表したので、メンバーは怒りました。
「ラブ&ピース君を忘れない〜♪」の方は凄く覚えていますが、こっちの曲「絆」は全然覚えていません…。

その後コンサートで解散宣言をして、聞いていなかったメンバーはまた怒りました。
でも、バックミュージシャンをするという事で落ち着きました。
記者会見をしているところにピカドンが来たので、パフォーマンスに使いました。
だけど、ピカドンは日本科学研究所に連れて行かれてしまいます。


12月25日に日本スタジアムでのコンサートをする予定です。
その頃下水道では老人が作ったスペシャルドリンクをみんなに振舞っていました。
それを飲むと動物は赤ちゃんにおもちゃは新品に戻ります。
老人はサンタだったのです。
サンタが配ったプレゼントがこの場所に戻ってきたのを、またこうして配るのです。
あああっ!悪い人だと疑ってごめんなさいいいいっ!!!!!

老人はピカドンには話せる飴をあげて「自分の言葉で喋れ」と言います。
コンサートで鈴木が「もっとビッグになって世界を目指したい」と言ったので、ピカドンは巨大化して建物よりも大きくなってしまいました。
ピカドンは鈴木を目指してどんどん道を歩いていきます。
道の両側にはビルが建っていて、鈴木の部屋にいた時に歩いたダンボールの一本道のようです。
ここの場面でぐっと来ました。

ドームに顔を覗かせたピカドンは、昔鈴木が自分に話しかけた事を話し出します。
あれ?自分の言葉で喋れって言われたのに、なんで鈴木から聞いた話を喋るの?
ピカドンは光って消えて、鈴木はふらふらとステージを降りて前のアパートに帰って行きます。
 窓から外を見ているとピカドンが元の大きさになって帰ってきました。
鈴木は「カメ」と呼び手に乗せます。
アパートの入口に裕子が駆けつけて来た所でおしまいです。



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亀が大きくなってからは特撮っぽく、おもちゃ達のやりとりはトイ・ストーリーっぽかったです。
あらすじでは省いたのですが下水道にいるおもちゃ達の一人の黒い猫のぬいぐるみ(スネ公)も可愛かったです。
見ていて「えええ!?」ってなるシーンばかりですがとても面白かったです。

地雷を踏んで動けない!?「トラップ」

主人公デニスが所属する部隊は、車で基地へ帰ろうとしていました。
しかし、砂漠を走っていた所を襲われ、銃撃戦になりデニスとムラート以外全滅してしまいました。

敵の生き残りがいないか2人で確認に行くと、車に大量のヘロインと人質の女性が縛られているのを見つけました。
ムラートがヘロインを持って帰ろうとしたので、デニスが反対して言い争いになります。
そんな事をしているうちにデニスが地雷を踏んでしまいました。
足を離せば爆発するので動けません。


ムラートが助けてくれるのかとおもいきや、ムラートは敵に撃たれて倒れてしまいました。
そして、どこからともなくやって来た野犬2匹。
絶体絶命か!?
と思わせて、野犬は全然襲ってこなかったからそうでもなかったあああ…。

野犬が倒れたムラートをツンツンしてたら、ムラートがわずかに動きました。
やったあ!生きてる!
銃で犬を追い払いましたが、その後ムラートはまた撃たれてしまいました。
ええええ……。


今度は布を被った集団が来てヘロインを回収していきます。
人質とデニスは置き去りです。

無線で連絡がとれて地雷を踏んで動けないと伝えますが、地雷の種類を言うと2人でなければ処理出来ないと言われます。
日が暮れて寒さに凍えたり、家族に電話したり、いっそ銃で自殺しようかとして止めたりして時間が過ぎていきます。
銃で死ぬくらいなら足を離してみたらいいんじゃない?爆発するかしないか分からないんだし。
でも、爆発した時に怪我して弱ってたら「爆発したからやっぱり銃で死ぬわ」 ともいかないからか。

あと、この辺でこの話はどんな終わり方をするのか予想しだしました。
 死んでから助けが来るミスト風EDか、普通に助かるEDか、足を離しても爆発しないEDか…。
さあ!どうなる!?


また無線で連絡があり、デニスの場所を特定出来たから迎えに行くと言っています。
ああー助かるEDかーと思ってたら、なんか敵の車が来て怪しい雲行きです。
敵が近くまで来たのでデニスが捕まえます。
なるほど!敵と入れ替わるのかー!
と思ったら爆発してエンドロールです…。

いや!まだだ!エンドロールの後にちょっとした話が入っていて実は生きてるんじゃないか!?
そんな期待も虚しく、「ヘリが向かっている」無線の声がしただけで終わりました。
うーーん…。
地雷を踏んで動けないという設定は良かったと思うのですが、それ以外の話がいまいちでしたね。



同じように動けない設定なら「127時間」や「オープンウォーター」とかのがオススメです。

2016年4月8日金曜日

可愛いビーバーがゾンビになった!?「ゾンビーバー」

ホラーとげっ歯類が大好きな私は、DVDのパッケージを一目観た瞬間から「ゾンビーバー」の虜になり「観たい!観たい!」と何回も言い続けてしまいました。

私はいつも旧作だけか準新作と旧作が80円の時に借りているので、新作の「ゾンビーバー」が借りれなかったのです。
そんな貧乏エピソードはどうでもいいとして、やっと借りれる時が来たので大喜びで観ました!



ゾンビものといえば、まずはなぜゾンビになったのかが気になる所だと思います。

トラックに乗った二人の男がくだらない話をしていると、シカが飛び出して来て轢いてしまいます。
その衝撃でトラックで運んでいた医療廃棄物が入ったドラム缶が転げ落ちて川を流れていきます。
ドラム缶はどんぶらこっこと流れていき、辿り着いた先にはビーバーが作ったダムがありました。
ダムに着いた途端にドラム缶から中身が急に吹き出ますが、「細けーことはいいんだよ!」の精神です。


ドラム缶が流れて行く間、アニメのOPが流れますが非常にワクワクします。
ちなみにこの映画のビーバー(ゾンビーバー)はCGではなく、人形でそれを隠す事なく作り物感丸出しの見た目です。
でも、CGより特殊メイクとかのが好きなので、むしろウェルカムです!


車で女の子3人が湖にバカンスに来ました。
彼氏のサムと喧嘩中のジェン、眼鏡をかけたメアリー、愛犬を連れたゾーイです。
車中で携帯禁止という話があったもののロッジに着いたら、ジェンはトイレでこっそり携帯をチェックします。
でも、携帯は圏外でした。

3人はビキニで湖に行き、ゾーイは上を脱いでトップレスになります。
ああー、こういう裸になる子が大体最初に襲われるんだよなあ…。


 遊んでいるとビーバーのダムを見つけました。
ダムにはドラム缶から出た緑色の液体が付いています。
「ビーバー見たい」とかわあわあ言ってたら、目の前にクマが出現します。
でも、猟師スミスが助けてくれました。


夜にロッジでガールズトークをしていると、叩くような音がしたので恐る恐る外を見に行きます。
すると、メアリーの彼氏トミー、ゾーイの彼氏バック、ジェンの彼氏サムがいました。
女子会なのに~と言いつつ中に入れましたが、喧嘩中のジェンは険悪ムードです。
ジェンが一人でバスルームに行って、浴槽のカーテンを開けるとゾンビーバーがっ!
ついにゾンビーバーきたああああ!!!!!

驚いたジェンはみんなの所に逃げて、「お風呂にビーバーがいたけどなんかおかしい」と訴えます。
みんなで様子を見に行くと、ゾンビーバーが襲ってきたので、バットで叩いて倒して袋に入れて外に出しておきました。


翌日、湖へ行こうとみんなで水着になって外を出ると、ゾンビーバーを入れた袋が破れてゾンビーバーがいなくなっていました。
みんなが湖へ入るなか、ジェンだけは陸にいます。
ジェンが足を湖につけていると何かがいるのに気付き慌てて陸に戻り、他のみんなも浮き板に逃げました。
しかし、バックは浮き板に行く途中で足首を噛みちぎられてしまいました。
えっ!?足首噛みちぎられたら出血多量で死んじゃわない!?

誰もが思ったはずなので、もちろん何もしない訳はありません。
犬のベストをバックの足に巻き止血します。

ジェンはロッジに戻り電話で助けを呼ぼうとしますが繋がりません。
電話線はゾンビーバーに切られていました。
そして、ゾンビーバーが襲ってきました。
浮き板にいるみんなも周りをゾンビーバーに囲まれています。
ゾンビーバーはビーバーなので木で出来た浮き板を齧って下からも襲ってきます。
絶体絶命!!

浮き板の周りを泳いでいるゾンビーバーの一匹が、頭の毛の真ん中が逆立ってモヒカンぽくなっていて可愛いです。

犬を湖に投げ入れてゾンビーバーがそっちに行った隙に、浮き板にいたみんなは陸に逃げてロッジへ行きました。
トニーとゾーイは車でバックを病院へ連れて行こうとします。
でも、木で道が塞がれていたのでトニーが様子を見に行くと、ビーバーが木を齧って倒して来たのでトニーは下敷きになりました。
森を見に来ていたスミスと一緒に3人はロッジに戻ります。


サムとメアリーとジェンは窓とかに板を打ち付けてゾンビーバーの侵入を防ぎます。
板を打ち付けられていたからロッジに入れないゾーイ達は、隣の家へ逃げ込みますがその家の住人である夫婦はゾンビーバーの餌食になっていました。


メアリーの所にジェンが来て覆いかぶさってきます。
そして、ジェンは爪が伸び歯が生え変わり、メアリーを襲ってきたのです。
平べったいしっぽまで生えています。
ゾンビに噛まれるとゾンビになるのはよくありますが、ゾンビーバーに噛まれるとただのゾンビではなくゾンビーバーになるのです!!
どういう事だよ!?


隣の家でもバックがゾンビーバー化してスミスが襲われました。
隣の家の住人のゾンビーバーも現れたので、ゾーイは逃げるために2階から飛び降ります。
その頃、メアリーとサムもゾンビーバーに襲われピンチに陥っていました。
ビーバーだから床にも穴を開けて襲ってくるので、バットや包丁で叩いて防ぎます。


メアリーとサムはバスルームに逃げ込み、お互い傷がないか確認します。
隣の部屋でゾンビーバーがコンセントを齧って燃えて火事になったり、ジェンがサムを襲ってきたりしたのでメアリーは外に逃げます。
そこへトラックでゾーイが助けに来たのでゾンビーバー達からなんとか逃げて、一緒にトラックで行き止まりまで来ました。


徒歩で2人は進みだしますが、メアリーがゾーイに銃を向けてきました。
2階から飛び降りた為傷だらけのゾーイが、ゾンビーバーになると思ったのです。
しかし、ゾンビーバーになったのはメアリーでした。
おお!最初に餌食になるだろうと思ったゾーイがまさか生き残るとは!

ゾーイは斧でメアリーを倒し歩き続け、道を走るトラックを見つけて手を振ります。
そのトラックには最初に鹿を轢いた2人が乗っています。
ああーーー嫌な予感がするううう…。
その予感の通りゾーイは轢かれてしまいました。
 冒頭のあれがちゃんと伏線になってたんですね。

エンドロールで流れるゾンビーバーの歌も最高です。
ゾンビーバー目線で草原を進むのは「死霊のはらわた」っぽいし、歯が生え変わってゾンビーバーになるのは「デモンズ」っぽいです。
ゾンビーバーが窓や床から出てくる所は手に人形を付けてる感じだったので、低予算であまり作りこんでないのかと思ってました。
でも、メイキングを見たらちゃんとした人形を作っていたので、それならもっと全身をたっぷり見せてくれたら良かったのにと思いました。
せっかく作ったあの人形をもっと見せてください!お願いします!
メイキングで犬と一緒に泳いでるのめっちゃ和みました。

2016年4月6日水曜日

お前もセイウチにしてやろうか!?「Mrタスク」

「人間がセイウチになる」というパッケージから、ムカデ人間っぽい映画なのかなと予想しましたがだいたい合っていました。



主人公ウォレスは親友テディと一緒にポッドキャスト番組をしています。
ある日、少年が刀を振り回していたら自分の足を切り落としてしまったという内容の動画(kill bill kid)を番組で取り上げます。
その少年に突撃取材すると番組で宣言して、ウォレスが会いに行きます。
 ウォレスには彼女がいて「昔のあなたの方が良かった」とグチグチ言われますが置いていきます。


いざ、少年の元へ着いたらなんと!少年は自殺してました。
ネタが無くなって困っていたら偶然、「面白いみやげ話あり」と書かれたチラシを見つけます。
 早速チラシに書かれた老人へ電話します。
家へ行くと電動車椅子に乗った老人が話を聞かせてくれました。
老人は昔、乗っていた船が沈没して海に投げ出されて、小さい島に辿り着きそこで数年いた事があります。
島ではセイウチで暖を取っており、そのせいで老人は「セイウチ最高!」という思考になっていました。


出された紅茶を飲みながらそんな話を聞いているうちに、ウォレスは急激に眠くなり崩れ落ちてしまいます。
紅茶に睡眠薬が入れられていたのです。
目が覚めるとウォレスは片足が切断されており、老人に毒蜘蛛がいて医者を呼んでしてもらったと説明されます。
電話したいと言うと電話は医者が踏んで壊してしまったと言われます。



まず、思ったのは電動車椅子に乗っている老人がどうやって足切ったの?医者が共犯なの?です。
しかし!安心して下さい!電動車椅子は嘘ですよ!
老人は立って歩けたのです!!なるほど!

車椅子で一人でいる時にウォレスは自分のスマホを見つけて、恋人に電話しますが繋がらなかったので留守電にメッセージを残します。
続けてテディに電話しますがまた繋がらなかったので、こっちにも留守電にメッセージを残します。
実は恋人はテディと浮気していて、電話した時も2人でいました。最悪ううう!
まあ、ウォレスも有名になってから女遊びしてたりしたんですが。
留守電に気付いた恋人はテディに教えて、2人は大慌てでウォレスを探しに行きます。


って事で、やっとウォレスをセイウチに改造する手術が始まります。
 手を縫われ舌も抜かれました。

老人がなんか「セイウチのスーツがある」って話してたので、「ふーん。なんかいいスーツがあるのかー」と思ってたら人間の皮を縫って作った雑なものでした。
涙を流して泣いていたら「セイウチは泣かない!」と言われたり、老人は何回もしつこく「セイウチになれ」 と言ってきます。
それならセイウチはこういうものなんだよっていう、生態についての動画とかをちゃんと見せろよ!
セイウチがどんな生き物かよく知らないのに、セイウチになれって言われてもなれねーよ!

老人がセイウチについて教えてくれないから、仕方ないので自分でググッてきました。
セイウチとは体長270 - 360センチメートル。体重500 - 1,200キログラム。ふむふむ…えっ!?
じゃあ、あんなスーツじゃ全然セイウチになれてなくない?人間の大きさのままだけどいいの?


セイウチといえば水でしょって事で、泳げと言われ水にも入らされます。
いやいや!無理無理いいい!!
案の定沈みますが、水中には同じように改造されたセイウチ人間の死体がありました。
あんな雑な手術した体で死体が沈んだ不衛生な水を泳いでたら、すぐ病気になって死にそう…。


生きるために魚を食べたり泳ぐ特訓をしたりしていたウォレス。
老人は「島にいた時に生きるためにセイウチを食べた。友達(セイウチ)なのに食べてしまったのでセイウチに自分と戦うチャンスをあげたい」的な話をします。

老人は戦うためにセイウチ人間を作っていたのです。
自分もセイウチのスーツを着てウォレスに戦いを挑みます。
え?セイウチって本当は凄くでかいのに、人間を改造したセイウチ人間に勝ったからってセイウチに勝ったって言えるの?卑怯じゃね?

老人がスーツを破って立ち上がったので、ウォレスは足に牙を刺し倒れた所にとどめを刺して勝利しました。
そこに、いろいろあって探偵と探しに来た恋人とテディが助けに来ます。
助けてもらっても元の体には戻れないだろうしどうなるんだろう…と思っていたら1年後に飛びました。


車から下りて来た恋人とテディ。
恋人の手には新聞紙で包まれた何か。
2人は動物保護施設に向かいます。


動物保護施設?まさか?
そこには柵で囲まれた場所で暮らすウォレスがいて、恋人は新聞紙から出した鯖を投げてます。
「愛してるわ、忘れないで」と言ってテディと帰って行きました。
いや、愛してるのにその態度なの?




セイウチに改造するまでが長いのと、セイウチになった後たいしてときまく展開がなかったのが残念ですが悪くはなかったです。
観た後にググってテディがシックスセンスの子役だったのを知りました。
そういえば確かに面影がある!
ジョニー・デップが出てたのも良かったです。
セイウチって書きすぎてゲシュタルト崩壊しそうになりました。