2016年12月31日土曜日

「トラウマ/R PSYCHO」

「約束」

女性が聞きます。「覚えている?約束のこと」
男性が思います。「あの時僕は何も分かってなかったんだ。友達のこと、約束のこと…」

ヨシツグ、ユキト、アユミ、エリの男女4人が料理屋で食事をしています。
大学卒業と就職を祝って乾杯します。
ヨシツグは就職出来なかったので、司法試験に合格したらまた集まろうと約束します。
「俺らの中の誰かに困ったことや頼みごとがあったら付き合おう」とユキトが言い、「約束」とみんなが言いあいます。


それから3年後。
ユキトがエリの携帯に電話していたら、後ろからアユミが来て声をかけました。
ユキトは慌てて携帯をしまいます。
2人がデートをするのは久しぶりです。

エリがバックが欲しいと言いますが、ユキトはこの間ペアの腕時計を買ったばかりだと反対します。
「それは付き合って3年記念日でしょ。今度はバックがいい。」と言うアユミと言い合いをしていると、ヨシツグから電話があって、「頼みがある、今から家に来て」と言われます。
それをアユミに話して、時間を潰していてと言ってユキトはヨシツグの家に行きます。
立ち去るユキトの腕にペアの腕時計が無いのにアユミは気づきました。

ヨシツグはあれからずっと試験に落ちて、今では引きこもりのようになっています。
家に行くとヨシツグが玄関に出てきて中に入れてくれました。
お茶を入れるから先に部屋に行くように言われたので、2階の部屋に1人で向かいます。
部屋に入ると天井から首吊りの縄がぶら下がっていたので怯みます。

ヨシツグが部屋に入ってきたので、「バカなこと考えるな」と言います。
さっきまでエリが来ていた、ユキトと浮気していると話し出します。
ヨシツグがエリからユキトの愚痴を聞かされたと、ペアの腕時計の片方を見せました。
ユキトがホテルのベッドで寝ている間にエリが盗んだのです。
思い出したようにユキトが「頼み事は何か」と聞くと「殺してくれ」とヨシツグが迫ります。

部屋から逃げ出したユキトが玄関に行くと、玄関は開かないように細工をされていました。
他の逃げ口を探して家の奥に行くと、ヨシツグの父親が血だらけで倒れていました。
試験結果を馬鹿にされたヨシツグが父親を包丁で刺し殺し、それを見ていた母親も殺したのです。
ヨシツグは包丁を自分の首に向けましたが死ねませんでした。

後ろから来たヨシツグがユキトを刺しました。
正面のソファーでは殺されたエリが座っています。
ヨシツグがいなくなったすきに、ユキトが携帯で110に電話しようとするとアユミから電話が来ます。
アユミはユキトが戻って来るのが遅いからとヨシツグの家に向かっています。
ユキトの口を塞いでヨシツグがその電話に出てこっちに来るよう言います。
家のチャイムが鳴りますが、ヨシツグに頭を殴られユキトは気絶します。

ユキトが目が覚めるとアユミがいました。
ヨシツグはどうしたのかと聞くと殺したと言います。
「ユキトとエリは付き合っていて影でお前をバカにしてる。お前は騙されてる。」と言われて、アユミはヨシツグを刺してしまいます。
死ぬ間際にヨシツグは「ありがとう、約束を守ってくれたのはアユミだけだ。もしユキトが生きていたら殺してくれないか。あの世でまたあいつらと仲良くしたい」と頼みます。

アユミはユキトに包丁を振りかざします。


「箱」
アキオと仕事仲間のシンイチが話しながら一緒に歩いて帰っていました。
その帰り道でシンイチの彼女が車で迎えに来ていたのでそこで別れました。
アキオは1人で歩いて帰りますが、途中で猫の鳴き声がしたので声がする場所を探します。
箱の中から声がしているのを見つけましたが、開けようとすると凄い声で鳴くので中を見れません。
パンをあげて立ち去ろうとすると、箱のまま猫が後ろを着いてきました。
仕方なくその箱を抱えて家へ帰りました。

箱を撫でていると噛まれて出血したので、病院へ行きました。
しかし、帰り道で車で人を轢いてしまいます。
救急車を呼ぼうとしましたが、思い直して家に運びます。
箱にあげるとガツガツ食べました。

アキオが休んだのを心配してシンイチは彼女とアキオの家に見に行きます。
すると、エレベーターからアキオが人の死体を引き摺って出て来る所に出くわします。
家で箱が死体を食べるのを見た2人は驚きます。
箱が鳴きながら彼女に近づいてきたので、彼女は何度も蹴ります。
そんな事したら痛いでしょとアキオが注意している間に、男が箱の中を見ると中は空でした。
「人が消える箱だ」とシンイチは人が変わったようになります。

アキオが自分の腕を切断して箱にあげたり、シンイチが人の死体を運んできて箱にあげます。
でも、アキオがもう無理だと言ってシンイチと言い合いになり、シンイチを殴り殺してしまいます。
シンイチの死体を箱に食べさせた後、アキオは彼女と部屋で座り込んでいます。
彼女が「次どうするの?」と聞くと、アキオが包丁を持ってきました。
「私の次はどうするの?無理だよ。人殺すの怖いんでしょ?」と言われ、包丁を床に置きまた2人で座り込みます。
彼女が包丁を持って「早くあいつをなんとかしなさいよ」と詰め寄っていたら、アキオに包丁が刺さりました。
アキオの死体を箱の中に入れました。
彼女は箱を草むらに置き去りにしようとしましたが、箱は後ろを着いてきます。

またアキオの部屋に戻り保健所に電話してみるも断られます。
タウンページとゆうパックの伝票を取り出し、箱にテープで封をして発送しました。
しかし、すぐにドアがノックされ、開けると箱がいました。
テープは剥がれていました。
中を開けると配達人の死体が入っていました。

後日また集荷で箱を発送します。
人食い箱専門配達というHPを作っていました。

戻ってきた箱を布で拭いていたら噛まれます。


「ウージオジー」

TV番組のびっくりJAPANのいきいきと生きている老人にスポットを当てたコーナー、シルバーヒューマンSPOT。
沖縄のサトウキビ農家を取材します。
レポーターのなつこがサトウキビ畑の様子を説明していきます。
小屋の前に座っていた何かを食べていた智春に話しかけます。
小屋の中に案内されると、中にはヤギがいました。
タッパーに入った黒糖を1つ取って食べました。
智春は若い女が好きで、なつこも気に入った様です。
智春は12歳からサトウキビ作りを始めました。
コツは何かと聞くと、肥料にこだわっていると言います。
突然智春がサトウキビ畑の中に走って行ったので、なつこが追いかけると血を流した男が出てきました。
その男の頭に智春がビニール袋を被せると、頭を金槌で何度も殴りました。
何をしているのかと聞くと、肥料だと答えます。
落ち込むなつこを番組のスタッフが「すみません。彼女、人が死ぬのを見るの初めてなんで」と智春にフォローします。

肥料を作っている所が流れます。
肉をカットして特殊な機械でサトウキビと一緒にミンチにして一週間寝かせます。
なつこは体育座りをしてふさぎ込んでいます。
後ろには手足がない女性の死体があります。
なつこが走って逃げ出した後、それを追ってスタッフが走って追いかけ画面の外の離れた所で殴る音がします。
また取材を始めたなつこはサングラスをしていて目に痣があります。
肥料の為に夏は一ヶ月に5,6人殺すそうです。

夜の3時に智春が罠を仕掛けます。
罠は沢山の釘が出た板です。
それで車のタイヤをパンクさせます。
影に隠れてなつこと智春が待ちます。
車が通って罠を踏みました。
智春が車のもとに行き、なつこは嫌がっていましたがスタッフに行くよう言われて近付きます。
青年が智春に殺されていて、なつこは悲鳴をあげます。

死体を乗せたリヤカーを引く智春の横で、なつこは暗い顔をしています。
智春が死体を切っていると銃声がして、智春は血を吐きました。
後ろを向くと男性が銃をかまえて、智春を何発も撃っています。
男性に襲いかかった智春を、なつこが木で殴りつけます。
スタッフとなつこは車に乗り込み走って逃げますが、罠を踏んで車がパンクしてしまいます。
泣きわめくなつこ達の車のフロントガラスに智春が乗っかり、ガラスを割って向かってきます。
スタッフがしかけたカメラに近寄って消します。
スタジオに戻りにこやかに話すMC達、テレビの外に場面が移ります。
その番組を見ている男性が「いやいや、おかしいでしょ」と言います。



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最初「約束」の3年後のアユミとエリの区別がついてなくて話が分かりませんでした。
だから、アユミから電話をしようとしてたらアユミが来たと思って見てました。
なので、途中から「あれ?なんかおかしいな??」ってなりましたw
だって、両方似たような顔と服じゃないですか?

「箱」は日野日出志の「まだらの卵」みたいに何か分からない物が入ってるのかと思ったら空でしたね。
箱をつぶしたらダメなんでしょうか…。

「約束」は「オール・ナイト・ロング」っぽくて割りと良かったのですが、それ以外がイマイチでした。

2016年12月11日日曜日

ゾンビになった子供達VS先生「ゾンビスクール」

沢山のニワトリが床を走り回っている鶏小屋に男が入ってきました。
一匹を捕まえて首を捻り殺し機械に入れました。
捌かれたニワトリは機械でミンチになり、ナゲットになって出荷されていきます。
ナゲットの中に1つ色がおかしい物があり、学校に届いたそのナゲットをツインテールの女の子(シェリー)が齧ります。


眠っていたクリントは母親が声をかけてきたので目を覚ましました。
クリントは若い頃にニューヨークで作家を目指していましたが、挫折して実家に戻って来ました。
クリントは物語をレコーダーに録音しながら車を運転しています。
小学校に着くと夏期講習と書かれています。
車を駐車場に止めたものの、隣に駐車してきた車が近すぎて降りれなくなってしまいました。
後ろを開けてなんとか降りて、校舎へ向かいます。

クリントはケナーの代わりに先生をする為に来ました。
校長が休暇中なので代わりに副校長に挨拶しました。
規則だから携帯を預けるように言われたので渡しました。

職員休憩室に行き、女性にコップがどれか聞きました。
女性はスカートに付いている機械を指差し、「これはレイプ警報機。話しかけるなら気をつけて」と言い去っていきました。
他の教師に目をやると同級生だったルーシーがいました。
ルーシーと話しているとウェイドが来て、実はルーシーとウェイドが付き合っている事がわかりました。



教室に行く時間になり、みんなそれぞれの教室で授業を始めました。
クリントも教室で自分はホラー作家だと自己紹介しました。
男の子(ペイトリオット)が卑猥な言葉でからかってきます。
その男の子の近くにシェリーが座っていて、ペイトリオットがシェリーにちょっかいを出し髪を引っ張ります。
すると、引っ張った髪の束がずるっと取れ、女の子がペイトリオットに襲いかかりました。
シェリーはペイトリオットの頬を噛んですぐ走って教室を出て行ってしまいました。
クリントがペイトリオットを保健室に連れて行き、頬を診てもらうと深い噛み跡がありました。


休み時間にクリントは職員用の休憩室で、ルーシーに教室での出来事を報告します。
その頃校庭では草むらに隠れていたシェリーにちょっかいを出した男の子が引っかかれていました。
引っかかれた男の子が他の子を引っかき、どんどん感染が広がり先生を襲って食べだしました。
用務員がそれを見て報告しますが、ドラッグをしているので幻覚かもしれないと思います。
報告を受けた副校長が校庭に注意しに行きますが、子供達に襲われお腹を割かれ食べられます。
無人になった校長室にペイトリオットが入ります。

クリントとルーシー、校庭でバスケをしていたウェイドも異変に気づきました。
ウェイドは必死に走って校庭に逃げ込みました。
トレイシーが警察に電話をしようとしましたが、校長室でペイトリオットが電話回線を切ったので繋がりません。
偶然通りかかった警察が校庭のフェンスに近付きますが、指を噛みちぎられます。
パトカーに戻るも後部座席にいたシェリーに襲いかかられます。
休憩室のドアを開けるとペイトリオットが襲いかかって来ました。
もみ合った女性教師がペイトリオットと一緒にロッカーに入ったので他の教師達は逃げました。
図書館に行くとまだ感染していない男の子(カルヴィン)がいたので一緒に音楽室に逃げ込みました。
ロッカーを出たペイトリオットは校舎のドアを開けました。


何が起きたのか話していると、カルヴィンが「シェリーのバイキンがうつった」と言います。
ケヴィンとクリントが言い争いになり、ルーシーが仲裁しました。
校長室に携帯を取りに行こうか話し合っている間にも、校長室でペイトリオットが携帯を破壊しています。
ルーシーは15時になれば親が迎えに来ると言います。
クリントがシェリーに腕を引っかかれているのを見つけたケヴィンは、クリントが感染していると言って楽器を置いてある部屋に隔離します。


校庭では子供達が殺した大人の目玉でビー玉遊びしたり、腸で縄跳びしたりして遊んでいます。
子供を迎えに来た母親の車に、クリント達が校舎のベランダから必死に乗せるなと合図します。
しかし、注意は伝わらず車に子供を乗せた母親は襲われてしまいました。
子供達が走って向かってきたので、クリント達はまた校舎の中に逃げ込みました。
襲ってきた男の子を消化器で殴って殺しました。
男の子の血は黒色をしていました。

感染していない女の子(タマラ)が仲間に加わりましたが、腰に引っかかれた傷跡がありました。
洗えば感染しないと励ましました。
保険の教師が男の子の死体を調べた結果、ゾンビになるのはウイルス性だと話します。
トイレにいるタマラにドアの外から初潮があるかなどを聞き、思春期前の子供だけが感染すると結論付けます。


電気が消えみんなで恐怖していると、ドアが開き守衛が入ってきました。
しかし、ゾンビ達も押し寄せて来たのでみんなは地下室へ逃げ出しました。
ラジオを聞くと避難命令が出て学校は孤立していると話しています。
小児血糖病で低血糖になったカルヴィンの為に食べ物も必要になりました。
ケヴィンの車の鍵が休憩室にあるので、ダクトを通って取りに行く計画を立てます。
小柄なクリントが行く事になりました。
無線でクリントを罵倒するケヴィンにキレて、どうせ死ぬならとルーシーもダクトに入りました。


職員室についたクリントは自動販売機でスナックを、ルーシーは車の鍵を取り校長室へ携帯を取りに行きます。
クリントが自動販売機にお金を入れようとすると、子供が部屋に入って来たので隠れました。
携帯がどれも壊れていたのでクリントのもとに戻りますが、子供に気付かれ大声を出されます。
ダクトに逃げますが子供達も追ってきたので、途中にある図書室に避難して無線で地下室に連絡しました。
ダクトにいるゾンビが来ないように、ケヴィンはダクトを封鎖しました。


クリントとルーシーは話をして良いムードになりキスをします。
地下室ではウェイドがみんなが好きだと今分かったと話し、みんなの結束が強まりました。
ウェイドは無線でルーシーにクリントとの仲を嫉妬していた事を謝り、それを聞いていたクリントがルーシーから無線を奪ってウェイドに謝りました。


クリントがドアの隙間から廊下を覗き、錠剤をばら撒きました。
錠剤を食べたゾンビ達は加増摂取で眠ってしまいました。
地下室ではウェイドがコマンドーのように戦おうとみんなに話し、みんなは学校にある物で武装しました。
クリントとルーシーもみんなと合流しました。
最初のゾンビに野球のボールを発射する機械で頭にボールを当てて倒します。
その後も来るゾンビにボールを当てて倒し校庭まで出ました。
「ロックンロール!」とウェイドが叫び、みんながゾンビに向かって走り出します。
タンバリンで殴ったり、アイスホッケーの棒で殴ったり、みんなそれぞれの武器で戦います。
ウェイドがゾンビを惹きつけている間に他のみんなは車に乗り込みました。
「彼女を頼む」と言ってウェイドはクリントに車の鍵を投げます。
クリントがゾンビの群れに囲まれ、叫ぶルーシーを引っ張って車に乗せクリントが運転して発車しました。


荷台にいたゾンビが襲いかかって来たので、急ブレーキで振り落として轢き殺しました。 街に着きましたが人気はありません。
ガス欠で車も止まってしまったので、みんなは車を降りて歩きだしました。
ショーウィンドウのTVでは感染についてのニュースが流れていてナゲットが原因だと気付きました。
みんながTVに注目している間に、後ろにゾンビが集まって来ました。
それに気付いたみんなは近くの店に逃げ込みました。
店内に転がっていたナゲットを袋に入れて、店の奥に進みます。
突然ミラーボールが光りだし、照らされたそこは周り中ゾンビだらけでした。
生きていたウェイドが来て、ガゾリンを巻き火をつけました。
みんなで用務員の車に乗り込んで車が走り出します。

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予告を見て面白そうだなと思って借りました。
もっと先生とゾンビのドタバタした戦闘シーンが多いイメージで借りたのに、案外あっさりしてたのでそこはちょっと残念でした。

2016年11月23日水曜日

福満しげゆき原作「フリーキッチン」

オーブンからミートローフが取り出されます。
母親がそれを切ってお皿に盛り付けてみつおの前に置きます。
ワインをグラスについで乾杯しますが、みつおは浮かない顔です。
食べるように促されて口に入れます。
30代の男性と20代の女性の肉だとみつおは考えています。

お風呂に入ったみつおに、お皿に入れた苺を持って母親が入ってきます。
フォークでみつおに食べさせます。
最近絵を書かないのねと話しかけながら。


翌日、みつおが歩道橋を歩いていると同級生が数人いるのを見つけて引き返します。
別の道にあったペットショップの店先でニホンイシガメが売っていました。

部屋に帰ったみつおは飼っている爬虫類に餌をあげます。
壁にはみつおが描いたカメの絵が何枚も貼られています。

リビングに行くと母親がタジン鍋を持ってきました。
みつおが肉を食べて「日本人じゃない、モロッコ人だからモロッコ料理?」と考えます。


みつおは回想します。
最初の肉は父と愛人でした。
みつおが小学生の時でした。
友達とマンションのエレベーターで別れて自分の家に行きました。
ご飯はハンバーグでしたが、父親は母親に「焼けていない。祖母のご飯の方が美味しいとみつおも言っている」と文句を言いました。
父親がコンビニで何か買ってくると席を立つと、携帯が鳴ったので話しながら隣の部屋に行きました。
「このままじゃパパに嫌われちゃうね」と母親がみつおに言うと、みつおは「ちゃんと焼けてたよ」とフォローしました。


父親が同僚の愛人を家に連れて来て、料理を教えるように言いました。
何ヶ月かは母親も文句を言わずに教えてもらっていました。
しかし、ある夜みつおがリビングに行くと、血まみれの母親が包丁を持って立っていました。
近づくと足元には死んでいる父と息も絶え絶えになっている愛人がいました。
それからずっと肉料理が続き、それがただの肉じゃないと気づいたのはだいぶ経ってからでした。
母親はみつおが知らないうちに人を捕まえるようです。


ある日、母親はエレベーターで一緒になった訪問販売の女性を家に招きました。
母親が注射器を刺すと女性は倒れました。
泣いている女性を引き摺ってお風呂場に連れて行くと、母親だけ一旦他の部屋に行って道具を持って戻りました。
鈍い音がして女性の泣き声が止みました。


みつおは同級生達にお金をたかられていました。
持ってないと言うと財布を取られましたが、中にも入っていませんでした。
母親が夜中に大きい荷物を持ってよく出かけているけど何をしてるのかと問い詰められます。
お金がなかった罰だと言って、同級生にペットボトルのジュースを頭からかけられました。

同級生達がいなくなり、みつおは1人で昨日と同じペットショップで亀を見ました。
店員の女の子が出てきて話しかけてきて、ハンカチを渡してくれました。
女の子が店内で他の客と話している間にみつおは帰りました。


母親がスーパーで買物をしていると、財布が落ちていました。
近くにいた女性に聞いてみるとその人の物でした。
女性にお礼としてファミレスか家に来ないか聞かれますが断ります。


みつおはハンカチを洗って干して、ベッドに横になりました。
目をつむると子供の頃が浮かびます。
夜に台所に行って冷蔵庫を開けると切り刻まれて肉になった物が沢山入っていました。
目を覚ましたみつおが台所に行き、同じように冷蔵庫を開けました。
でも、そこには普通の物しか入っていませんでした。

リビングのソファーでは母親が寝ています。
机にはバースデーケーキの予約について書かれた紙が置かれています。



母親が働いている歯医者で患者の治療をしていると、助手の女の子が先に帰らせてほしいと言ってきました。
母親と患者だけになり、母親は注射器を手にしました。


みつおはペットショップの女の子にハンカチを返しに行きました。
話をして仲良くなりました。
家に帰ると母親が肉を叩いていました。
出来た料理を食べてもみつおは男か女かすら分かりませんでした。
みつおの反応を見た母親が話しかけたので、みつおはゴミ出しを間違えたでしょと言いました。
お風呂に入っていると母親がシチューを持ってきました。
それも食べずにいると、いじめられているのではないか聞かれました。


次の日母親がベランダで洗濯物を取り込みながら、下の道路を見ると歩いているみつおが見えました。
みつおはペットショップに行きました。
女の子が昼の休憩に行くと言うので一緒に行きました。
お弁当を少し食べないかと勧められたのでみつおも少し貰いました。


その頃、マンションのエレベーターにはいじめっ子の同級生が乗っていました。
ドアが閉まる前に母親が乗り込んで、降りていくいじめっ子を冷たい目で見送っていました。

みつおは女の子を見ながら「どんな味がするんだろう」と考えている自分に気付きます。
女の子は次に会う約束をしようとしますが、みつおは立ち去ります。
家に帰ってからも「あんな事を思うなんて」とみつおは悩みます。
晩ご飯を食べないみつおを母親が心配して熱がないかと触ろうとします。
みつおは「肉ばかりじゃなくていいんだけど…魚や卵とか」と言います。
母親に答えを流されて仕方なく目の前の肉料理を口に入れます。
しかし、入れた瞬間トイレに駆け出し吐いてしまいます。
母親が心配していますが、部屋に鍵をかけベッドに横になります。
母親はテーブルで1人何か考えています。


次の日、爬虫類カフェでみつおは女の子とデートします。
その日はみつおの誕生日でした。

その頃、母親はいじめっ子の同級生を家に引きずり込んでお風呂で解体していました。

女の子が家で晩ご飯しないかと誘ってきましたが、みつおは断って帰りました。
家のソファーでみつおは頭を抱えて横になります。
チャイムが鳴ったのでドアを開けると、男性が立っていて行方不明になった女性について聞かれました。
何かあったら管理人室に言ってくれと立ち去ろうとするので、みつおは「知っている。母親がお風呂でばらして僕も食べた。」と告白します。
しかし、本気にしてもらえませんでした。


みつおが目を覚ますと体を縛られ口枷をされていました。
目の前のお風呂には女の子といじめっ子が横たわっています。
母親が来たので声をだすと口枷を外してくれました。
「こんなのおかしい」と母親を説得しようとしますが、「好きな人の味は別格よ」と準備をすすめます。
母親がみつおに話していると、後ろにいた女の子が目を覚まし母親の頭を殴りました。
女の子に逃げるよう言っていると、母親が追ってきました。
「この子は大事だから手を出すな」と言うと、私よりも大事なのかと母親が近づいてきます。
女の子が後ろから母親を刺しました。
それでもまだ母親がみちおに近づいて行くので、女の子はもう一度刺しました。
女の子の方を母親が向いている隙にみつおも母親を刺すと、母親は倒れて動かなくなりました。
「うちの母もいつもあっちに行ってなさいって、言うんだけど実はこっそり見てたんだ。」と女の子が言います。

みつおは女の子と一緒にテーブルを囲みます。
テーブルの上には唐揚げとケーキが乗っています。
ジュースで乾杯をして、みつおと女の子が唐揚げを食べます。
2人は笑顔で唐揚げを食べます。


女の子が家へ帰ると前に母親が財布を拾ってあげた女性がいました。
もうご飯を食べてきたと言うと「脂の乗った男の生姜焼きだったのに」とぼやきます。


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福満しげゆき先生の漫画が原作と書かれていたから、福満しげゆき先生大好きなので借りました。
でも、漫画はまだ未読です。

みつおが食べた肉について年齢とか考えてるのがシュールですね。
最後は財布を拾った女性に母親が逆に狙われていたのや、女の子の家も人肉を食べていたのが分かるなど面白かったです。

2016年10月31日月曜日

宇宙人と女の子がBTFみたいな車で走り回る「ホーム 宇宙人ブーヴの愉快な大冒険」

ブーヴの引っ越しの日です。
移住者は所定の船へ荷物は1人1つと放送がかかり、みんなは同じ方向へ行っているのに1人だけ逆方向に走っています。
それはオウです。オウという名前は友達が付けてくれました。
(オウが友達の所へ行くとみんな「オーウ」とため息を付いてがっくりとうなだれるからです。)

人だかりの中にオウも混じって待っていると、船長が出てきてみんなに話を始めました。
宿敵ゴーグから逃げて隠れるのに地球は最適です。
果物も美味しいと言って、ラグビーボールを食べてみせました。
先住民はいるが単純な生き物で遅れていると言って、赤ちゃんの映像を見せました。
みんなにパンフレットを配って、地球に出発です。

人間をブーヴが用意した人間用の家に引越しさせて、残りは全部ブーヴのものです。
自転車に乗ろうとしたらこけたので、自転車は不要な物と判断して捨てました。
そんな風に不要と判断した物はどんどん捨てていきます。


前に住んでいた星は尖った崖の上に家があり、隣の家まで離れていました。
地球ではアパートが家で隣の家が近いので仲良くなれるかもとオウはワクワクしています。
早速近所のみんなを引っ越しパーティーに誘って準備を始めます。
だけど、待っていても誰も来ませんでした。

同じ頃、猫を飼っている女の子チップは部屋で母親を待っていました。
窓の外はブーヴだらけでチップの部屋にまで入ってきます。
見つかりそうになったので、外に出て車で逃げる事にしました。




オウの部屋の扉には飾り付けがしてあります。
同じ階の住人はそれを見て嫌な顔をして、音をたてて気付かれないように注意しあっています。
外を見ると交通整理をしているカイがいたので、引っ越しパーティーに来て話をしてくれないかと話しかけます。
案内を送りますが間違えて銀河全体に送ってしまいます。
ゴーグに見つかったらどうするんだとみんなはパニックになり、オウを逮捕しようとします。

追手から隠れるためオウはスーパーに入りました。
同じ頃オウも違う入り口からスーパーに入っていました。
猫が勝手に歩いていくので、チップが追いかけていくとオウを見つけました。
オウを突き飛ばして飲料ケースに閉じ込めました。
チップがオウに「みんなを誘拐した」と言うと、オウは「していない」と言います。
チップは母親と家にいた時にブーヴの人間移動があり、母親と離れ離れになっていました。
頭に猫が乗っていたためチップだけは人間と判断されずに部屋に残されたのです。
チップは車をぶつけて壊していたので、オウが「自分なら車も直せる」と言って出してもらいました。




船長はブーヴ達に大丈夫だと放送しましたが、実際は危険な状態でした。
頭が大きい天才のブーヴ達を呼んで何か案はないか聞きます。
1人が招待メールを取り消したらと言いかけた所で、船長が横入りをして自分の意見のように話しました。
パスワードはみんな同じなので、早速パスワードを入れましたがオウだけはパスワードが違っていました。
とりあえずオウが送った招待メールを見てみると、「カイもいるよ」と言っていた為船長に問い詰められます。
警官を出してオウを探し出し、パスワードを見つけないと全滅です。


その頃オウはチップの車を直し終わっていました。
ただし、普通の直し方ではなく改造されていました。
オウを置いて行こうとしたチップでしたが、ママを探す約束をして一緒に本部があるパリへ行く事にしました。
後部座席から猫のピッグが出てきて、助手席にいるオウの頭上に乗りました。
「猫が震えている。爆発する」と怖がるオウに、チップが「猫はペットで人間の楽しいお供」だと説明します。


スーパーの監視カメラで車に乗ったオウを見たカイは手がかりを見つけながら追いかけます。
トイレに寄ったガソリンスタンドでオウが目的地を南極に変更して出発しようとしていると、追いかけてきたカイが窓から覗いてきました。
カイの後ろから来たチップが缶の山を蹴飛ばしてカイに当てて助けてくれました。
でも、オウが自分を置いて一人で勝手に行こうとした事には怒っていました。

車で海の上を走っているとチップが音楽をかけました。
オウが違う曲にしましたが雑音のような曲だったので、チップが元の曲に戻しました。
すると、オウの体が勝手にダンスを始めたので、オウは体を冷やすために海へ飛び込みました。
夜になってオウが海から出てきたのでチップは安心しました。


翌日、オウはチップにゴーグの事を話しました。
落ち込むオウにジョークを教えました。
パリに着くとブーヴだらけで、オウは見つかったら逮捕だとイライラします。
チップはオウに化粧道具でほくろを一つ描くと、オウは大喜びです。
天才たちがいる場所に行ってみると、まだパスワードは分からないままでした。
ギーグに届くまであと1秒の所でオウはパスワードを打つ事が出来ました。


今度はママ探しです。
検索するとオーストラリアの映像が出て、そこにはチップのママが映っていました。
探しに行こうとすると銃を構えたブーヴ達に囲まれました。
みんながオウをミスしたブーヴだと言いますが、チップは英雄ブーヴだと言います。
チップが重力の装置を動かしすと宙に浮かんだ塔が横に倒れ、そこにいたみんな下に落ちていきました。
車に戻った2人はいろんな話をして仲良くなりました。


車で寝ていた2人が目を覚ますと周り中ブーヴだらけでした。
慌てて隠れますがブーヴ達は2人には気付きません。
ゴーグから逃げていたのです。
車が壊れたので、車から降りて止まっていたゴーグの戦闘機に近付きます。
無人機だったので部品を取って車を直す事が出来ました。


オーストラリアに着いてチップがママを探しにいこうとするとオウが引き止めます。
ゴーグが近づいているから逃げようと言うのです。
チップは怒って駆け出し、オウは宇宙船で母艦に帰りました。
母艦がゴーグに襲われ他のブーヴ達が逃げる中、オウは危険に立ち向かいました。
みんながオウを認め、オウが新しい船長になりました。


チップは携帯に保存されたママの写真を周りの人に見せて聞いて回っていましたが、携帯の充電が切れてしまいました。
ピッグを抱きしめて座り込んでいると、オウが現れレーダーでママの元へ連れて行ってくれました。


船長が持っていた杖の先にはゴーグから奪った石が付いています。
オウがその石をそっと開けて中を見て、「略奪者はゴーグじゃなくてゴーグ」だと気づきました。
ゴーグの母艦が攻めて来たので、チップとママを車に避難させてオウは1人で向かいます。
母艦のローラーがオウに迫って行き、チップが助けに走ります。
オウが轢かれる寸前、手に持っていた石をチップに投げました。
オウは隙間に入っていて無事でした。
母艦が開きゴーグが出てきたので、オウは石を受け取り渡します。
石の中には小さい魚のようなゴーグの子供が沢山入っていました。
ゴーグは母艦に戻り帰っていきました。
彼はゴーグの最後の1人だったから、家族を取り戻す為に追ってきていたのです。



2週間後ブーヴ達と人間たちは仲良くパーティーをしています。
音楽をかけるとブーヴ達の体が勝手に動き出します。




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パッケージの猫が可愛かったので借りたのですが、あまり活躍しなかったので残念でした。

2016年9月14日水曜日

ギニーピッグ2血肉の華をリメイク「アメリカンギニーピッグ」

Tシャツとジーンズを着た女2人が道を歩いています。
女達が車に乗り込むと後ろにいた男(乗り込んできた?)がガスを充満させ、運転席に男が移動して車が走り去っていきます。

2つのベッドに先ほどの女がそれぞれ横たわっています。
ベッドの足側に台があり色んな凶器が並んでいます。
動物の顔の骨のマスクをした男がナイフで女性の片方のTシャツを切っていき、別のマスクをした男がそれをカメラで撮影しています。
ジーンズは足の方からハサミで切っていき、最終的に普通にずらして脱がしたので切った意味が分かりません…。
女は下着姿になりました。

次はもう片方の女もジーンズをハサミで切ります。
Tシャツも切って脱がし下着姿にします。
馬乗りになってたら女が目を覚ましたので、隣の女が起きないように口を塞ぎます。
何か赤い液体をスポイトで飲ませます。
注射器でも何かを注射します。
注射は神経筋遮断薬で飲ませた液体はLSDだとマスク男がカメラに説明します。


女が十字架のネックレスを付けていたので引っ張って捨てます。
針を女の足の裏に刺していきます。
爪の間の辺にも刺していますが、ソックス履いたままやってるからソックスがめっちゃ邪魔なんですよね…。
ノコギリで切ろうと胴体に近寄ると、別の男が「止血帯をしろ、出来るだけ生かせ」と言います。
腕を縛ってからナイフで手首をギコギコ切っていきます。
なんか全然骨があるように見えないですが、手首を切断して別の女の胸に置きました。

次は足を縛りのこぎりで足首を切断します。
だから、骨はどうなってんだよ!
切断してからなぜかソックスを脱がします。

女のブラをカッターナイフで切ります。
おっぱいきたーーー!
のこぎりで膝下辺りを切っていきます。
今回は「骨の一番太いところで切っちまった」とか言いながら骨アピールしてきます。

反対の足もノコギリを使って、膝辺りで切っていきます。
でかいのがいると言ってでかいのこぎりに変えても切りにくかったから、切る位置を変更して太ももで切断しました。
腕を切断してから男が「もうやってられねえよ」とか嫌がりだしましたが、どうやら子供を人質に取られてやらされているようです。
やってる側の境遇とかいらねえええ!!出すなら女の境遇出せや!!


男が女がいるベッドに戻って胴体に馬乗りになります。
ナイフで目を切りました。
口を開かせのこぎりで顎を切ります。
次は腹だと指示されて、腹を横一文字に切って指を入れます。
手をつっこんで内蔵を引きずり出します。
女が裂けた顎で何か言おうとします。
「おめでとう、最高の協力者だったよ」と女に言って、止血帯を外します。

流れる血とネチネチ女を弄ぶ男達が映ります。
また腹にナイフを入れて、心臓を取り出しました。
それを男が齧ります。

男にカメラマンが「よくやった」と声をかけます。


もう一人の女をカメラで映し、カミソリを持ってくるよう指示します。
女の両腕を肘辺りで一回り切って、切り目から手の方向へ皮を剥ぎます。
太ももにも一回り切って真ん中に筋を入れ、切れ目から足の方向へ皮を剥ぎます。
どうでもいいけどさっきから皮剥ぐの簡単にいいきすぎじゃね?イカかよ。

女のスポーツブラを真ん中で切って脱がします。
おっぱいを片方につき1人が担当し、それぞれが両手で抑えて真ん中を切って皮を剥ぎます。
女の歯をハンマーで叩きます。
目の中に火が消えきってないタバコを押し当て、そのまま指を突っ込み中に押し込みます。

女の腹の中にでかい枝切ハサミみたいなのを突っ込んで肋骨を切っていきます。
肋骨を取り外すと、心臓が動いているのが見えます。
男はしばらく心臓を触っています。
カメラマンが合図して刃物を渡し、女の首を切りつけました。

心臓に十字架のペンダントを乗せました。
「ハリウッドへようこそ、エリカ。みんな拍手を」とカメラマンが言って拍手します。
男がチェーンソーで心臓を切りつけます。


場面が変わりウサギとドクロを足したようなマスクをした男が、タバコを吸いながらテープの編集?をしています。
そこへさっきのカメラマンが入ってきます。
ごちゃごちゃ話した後、またベッドの部屋に場面が変わりさっきの男が赤ちゃんを抱いて来ました。
赤ちゃんをベッドに寝かせて、、もう1つのベッドに小さい男の子も寝かせました。
赤ちゃんの鳴き声をバックにタイトルやエンドロールが流れて終わりです。


ギニーピックはかなり好きなので、タイトルとかを見て期待して借りましたが全然ダメでした。

2016年8月28日日曜日

氏賀Y太原作のメイド+グロ+百合「まいちゃんの日常 血肉の館」

草原に血まみれで倒れている女の子が冒頭に映った後、室内で男性が肉を食べている場面に変わります。
男性の座っているテーブルの正面には、背を向けて倒れている女の子(まい)がいます。
まいはメイド長(楓)に両手を手枷で繋がれ、服のファスナーを下げられ背中を出しました。
楓が新人メイドに斧を持たせ指示をします。
ヨロヨロと新人メイドはまいに近付き、斧を振り落としましたが「私にはこれ以上出来ない」とドアノブを必死に回そうとしますがノブは動きません。
新人メイドがドアの前で座り込んでおもらしをして、狂ったように笑い出しました。
仕方なく楓がまいちゃんに近付き靴のヒールで傷を踏みました。
テーブルにあったフォークを持って、楓がミヤコの首筋に当てると新人メイドが正気に戻りました。



第一章

ネットで求人を探しているとメイドの仕事を見つけました。
応募して一週間後、赤い封筒が届きました。
開けてみると書類審査に受かったので第二審査に来て欲しいと丸山邸までの地図が書かれていました。
地図を頼りに訪ねて行きます。
途中途中に部屋を拭き掃除しているメイドの姿が映り、メイドが手に切り傷が出来たのにすぐ治ります。


第二章
ソファーに座った家主の目の前には全裸で立たされたミヤコがいます。
家主がメジャーを使って体のあらゆる部分を図っていきます。
楓は横に立ってそれを見守っています。
家主が楓の方に合図をして、楓がミヤコに合格を告げます。

メイド服を来たミヤコに楓がもう一人のメイドまいを紹介します。
まいが部屋と掃除の仕方を教えていきます。
ご主人様のお気に入りの部屋だと連れて行かれた部屋はチェーンソーなどが置かれています。

車椅子に座っている家主の前で猫耳と首輪を付けて床に置いたボールから牛乳を舐めます。
まいがミヤコがちゃんと飲めているか気にかけていると、誤って牛乳をこぼしてしまいました。
楓はナイフを取り出しまいの手を切りつけ人差し指を切断し、まいに自分で始末するように言って食べさせます。
家主はそれを嬉しそうに見ています。



まいとミヤコが部屋の掃除をしています。
まいの手が治っていることにミヤコが気付いて尋ねるとまいは慌ててそれを隠します。


夜中に目を覚ましたミヤコが飲み物を取りに行くと、明かりが漏れている部屋からまいの声が聞こえてきます。
覗き見ると繋がれたまいと家主、楓がいます。
まいがお願いをして楓がフォークでまいの目玉を取り出して食べました。
楓はミヤコが覗いているのに気付いてほくそ笑みます。

部屋に戻って横になったミヤコですが、さっきの光景が頭から離れません。


翌日、まいは裸で眼帯をして鏡を見ていました。
心配したミヤコがまいの部屋を尋ねると、まいは自分がどんな怪我も治る特殊体質なのを告白しました。
眼帯を外すとまだ完全には治っていないものの、無くなったはずの目玉がありました。
ミヤコがまいを押し倒し、舌を噛み切ります。
いつの間にか部屋に入ってきていた楓に注意されまいは買い物に行きます。
途中でクレープを食べようとしましたが、切られた舌から血が流れます。



一方ミヤコは裸で拘束され、楓から「まいの体を切り裂きたいんだろ」と尋問されていました。
まいをぐちゃぐちゃにしていいと楓がいいます。


まいが帰ると部屋には誰もいなくて、「赤の部屋に来なさい」という置き手紙がありました。
赤の部屋に行ってみるとベッドの前でボンテージ(ボディコン?)を着たミヤコがいて、その横には楓と家主がいます。
「好きにおし」という楓が言うとミヤコがまいに襲いかかります。
逃げようとするまいを楓が殴って言う通りにさせます。
楓がまいの太ももを「おいしそうでしょ」と言うと、ミヤコは我慢出来ないとばかりに齧りつきます。
楓が包丁でまいの腹を切ると、ミヤコがその傷に手を突っ込み内蔵をかき回します。
家主はそれを食い入るように見ています。

ミヤコがまいの内蔵を取り出し食べ出しました。
家主が楓に耳打ちして、楓がチェーンソーをミヤコに渡します。
チェーンソーでまいの体は切断されていき、心臓は握りつぶされました。
返り血に染まった家主は絶頂します。


ベッドの上にはバラバラになったまいの死体、ミヤコはベッドにもたれて放心しています。
楓は家主の車椅子を押して出て行きました。


最終章

まいの部屋のベッドでまいとミヤコが腰掛けています。
まだ傷跡が残るまいをミヤコが気遣って水を飲ませてあげます。
ミヤコは腹部の傷に指を入れて指についた体液を楽しんだ後、まいにキスをしました。
その時まいの心臓が動き出しました。


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氏賀Y太先生大好きなので借りましたがなかなか良かったです。
悲鳴が大きいので音量を下げたら台詞が始まって聞こえないから急いで音量を上げるの繰り返しが面倒だったのと、最初に注意書きが出て期待した分そこまで凄くはなかったのでそこはガッカリしました。
まいとミヤコがミニのメイド服でちょくちょくパンツ見えるんですが、楓のロングのメイド服でたまにめくる方がエロかったです。
私も眼鏡フェチなので特典映像の楓役の子が眼鏡してはしゃいでる所がめっちゃ可愛かったです。
要は3人の中で言うと楓役の子が好みだったって事かもしれませんw

2016年8月23日火曜日

囚人達を繋げてしまえ!「ムカデ人間3」

死んでいるムカデ人間や2で出たおっさんが映ったTVを、葉巻をくわえたおっさん(刑務所の所長ビル)が見ています。
背が小さい小太りでチョビヒゲのおっさん(会計士ドワイト)に、映画のことをどうかと聞かれて「クソ映画だ」と答えます。
足元にしゃがんで足の爪を切っていたギャル(デイジー)にも、「この映画人気ですよ」と言われますが怒って部屋から追い出します。

所長がドワイトと一緒に刑務所を歩いて行きます。
この刑務所は荒野にありとても暑いです。
また、離職率、暴動率、医療費が全米一で、出所した囚人の4割が3週間以内に戻って来ます。

怪我をした看守がいて、178番の囚人にやられたと言っています。
178番を他の看守に押さえつけさせて、利き腕の右腕を折りました。
周りの囚人たちが「デスレイプ」と繰り返し騒ぎだして、所長は天井に銃を撃ちました。


所長室に戻った所長は怒りで血圧が上がっていました。
所長に電話があり「デスレイプする」と言われ、「奴らが来る」と所長は怯えて机の下に隠れました。
しかし、ドワイトが看守に電話して聞くと、家族にかけると偽って囚人が所長にかけたようでした。

健康診断で医者に注意を受けた所長は、「俺の体は健康だ」と言って医者に「健康です」と言わせます。
そして、電話をしてきた囚人を台に縛り付けて、拷問をしようとします。
しかし、看守がバケツに用意してきたのは水で、「俺が用意しろと言ったのは煮えたぎった湯だ」と怒鳴り看守たちは出て行きました。
ドワイトは医療費を気にしています。
入れ替わりに来たデイジーが、ヒューズ知事が20分後に来ると言います。
看守がバケツに湯を入れて戻ってきたので、囚人の顔に布を被せバケツ2杯の湯をかけます。


ヒューズ知事が刑務所に来て、「選挙前に私の評判を落とした。2週間後にまた来る。改善していなければ所長を交代する」と言われます。
知事の前ではニコニコしていた所長ですが、知事がいなくなると散々文句を叫びます。
ドワイトとデイジーがフォローしようと近づきますが追い払われます。
所長は「真のリーダーが誰か教えてやる。タマをとってやる。」と言います。


外は50度近いのに囚人達は外に出されて、ブーイングをしています。
所長が指定した囚人が特別独房に連れて行かれます。
顔を壁に向けて押さえつけられ、所長にタマを切り取られました。
タマをドワイトに渡し「料理長に持っていけ」と言い、所長は手についた血を顔中に塗りたくりました。


所長室でデイジーに口で奉仕させます。
口に出された物を飲み込むのを嫌がるデイジーに、「おまえの親父を釈放してやっただろう」と言って飲み込ませます。
デイジーが出て行くのと入れ替わりに料理されたタマが届き、所長がそれを食べます。
顔に湯をかけられた囚人が目を覚ましたと電話があったので、所長とドワイトが見に行きます。
隣のベッドにいた腕を折られた囚人が悪態をついたので、所長が手を折りました。
タマを切った囚人には「釈放されたら有刺鉄線をケツに入れてやる」と言われたので首をしめました。
心肺停止したので医者が蘇生して、所長がまた首をしめました。
ドワイトは医者にムカデ人間のDVDを勧めました。


所長室に酒を持って戻ってきた所長に、ドワイトがどこにいたのか聞きます。
問題の解決策が見つからないと言う所長に、ドワイトが囚人をムカデ人間にすればいいと話します。
デイジーに監督を呼ばせていました。
しかし、口喧嘩になり所長にクビだと言われ、ドワイトは出て行きました。


所長が1人で酒を飲んでいたら、囚人達が前後から近寄ってきて囲まれました。
「俺は命令されただけだ。病気を持っているから発作で死んでしまうかもしれない。」と許しをこいますが、囚人達に押さえつけられ辱められます。
横を見るとドワイトもされています。
でも、それは所長が見た夢でした。


「トム・シックス(監督)が来た」と電話があり、ドワイトが戻ってきて所長と2人で監督を迎えます。
医者も同席して監督から報告書と図を見せられ、「確かに出来る」と言います。
囚人は刑期を終えたら刑務所を出て行かないといけないので、歯を抜かずに医療用の開口器で口を開けて固定し、膝の靭帯も切らずに関節を麻痺させるなどを話します。
それを聞いて所長も乗り気になりました。
医者が「良心が痛むがしないとクビですよね?」と言いました。


所長は囚人達にムカデ人間のDVDを見せて自分たちの運命を知らせる事にしました。
囚人達が大ブーイングの中に所長が来て「お前らはケツと口を繋がれ地面に這いつくばるのだ。早くお前らの苦しむ姿が見たい」と言いました。
当然、囚人達は怒り所長室に押しかけて来て、デイジーが襲われ所長は窓から逃げました。
そこに銃を持った部隊が来て、囚人達を制圧しました。


部屋に戻された囚人達に所長が麻酔銃を撃って回ります。
「解き放て地獄へ」と所長が言うと、看守たちが囚人達を運び出していきます。
「クズやろうどもをひざまづかせろ」と所長は上機嫌です。
所長が拡声器で手術内容を説明します。ドワイトはカンペを所長に見せて補助しています。


医者が「病気で慢性的な下痢の囚人はどうするか」と所長に聞くと、「誰につなごうか」と所長は嬉しそうに考えます。
人工肛門の囚人には始末するよう言いましたが、医者が拒否したので所長が銃で殺しました。
車椅子の囚人はドワイトに銃で撃たせました。
怪我をして横たわっているデイジーを所長が犯そうとするので、ドワイトが「彼女を愛しているから止めて欲しい」と訴えましたが所長は止めませんでした。


トムがムカデ人間の経過を見に来たので、所長とドワイトが案内して手術の様子を見せてあげました。
改良版を見せてやると言って連れて行った場所では、囚人が腕を切断されていました。


完成の日、所長の血圧は正常値でハイテンションでした。
刑務所を訪れた知事は「君達2人はクビだ」と言いましたが、所長とドワイトはニコニコしながらムカデ人間がいる場所に知事を案内して披露しました。
「なんだこれは」と知事が言うので、「ムカデ人間が犯罪を減らす」とドワイトが語ります。
途中に繋がれていたデイジーにドワイトは涙目になりますが、所長に怒鳴られ説明に戻り「経費を減らす」と語ります。


別の場所には手足を切られて尻と手を繋がれたイモムシ人間がいました。
それから、刑期を終えた囚人を見せて傷の少なさを語りましたが、知事は「人権侵害だ。死刑になるぞ。たえきれん。」と言って出て行ってしまいました。
所長はドワイトを怒りました。
所長は自分に銃を向けましたが思いとどまり、ドワイトに銃を向けました。
そこへ医者が来たので医者を撃ち殺しました。
またドワイトに銃を向けましたが、知事が戻ってきたので銃をおろしました。
知事は「これこそアメリカに必要だ。何も変えなくていい。」と言ってまた出て行きました。
ドワイトが「私のアイディアですよ」と自慢気に言い、所長はドワイトを抱きしめました。
そのままドワイトの頭に銃を向けて撃ち殺しました。
拡声器で所長が咆哮をあげおしまいです。




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やっとムカデ人間作ったかと思ったら作っただけで終わってしまってイマイチでした。
せっかくイモムシ人間もいたのに、ただいただけで終わったし。

2016年8月3日水曜日

マユコと鈴木の恋物語に隠された秘密「イニシエーション・ラブ」

Side-A

1980年代、バブル時代の静岡県。
小太りで眼鏡のさえない大学生の鈴木は、友達から合コンに誘われました。
そこで歯科助手のマユコと知り合いメロメロになります。
マユコはルビーの指輪をしていたので、合コン仲間がそれを聞くと誕生日に自分で買ったと答えました。
自宅で電話帳からマユコが働いている歯医者を調べていると、友達から電話があり合コンしたメンバーで海に行く事になりました。

海で他のメンバー達が遊んでいますが、鈴木は砂浜で1人荷物番をしています。
ぽっちゃりの女の子カズミが来て隣に座ったので、鈴木はつい水着姿を見てしまいます。
「私達お似合いですね」と、カズミがアピールしてきましたが鈴木は海の家に逃げました。

鼻血が出たのでティッシュをつめて、横になっているとマユが来ました。
鈴木が持っていたタバコをマユが欲しがったので1本あげました。
いつも吸っているタバコより、貰ったタバコの方が太かったので何倍かの話になりました。
「数字が得意ならこれも覚えれる?」と、マユが紙を見せた後すぐに隠しました。
書かれた数字はマユの電話番号でした。


自宅で何度もマユの電話番号を反芻して、勇気を出して電話をしました。
デートの約束をして、当日はスーツを来て行きました。
マユコに本を貸したり、マユコに助言されお洒落に気を使ったりするようになります。
鈴木は夕樹という名前だったので、夕はタと読めるからとマユコからたっくんと呼ばれるようになります。

合コンした仲間とテニスをする事になり、鈴木はマユコが他の男とイチャイチャしているのにヤキモキします。
帰ってからマユコから電話があり、「今日冷たくなかった?」と言われたのでその事を話します。
すると、マユコも鈴木がカズミとイチャイチャしていたのを気にしていたのが分かりました。
お互いヤキモチを焼いていたのが分かり、マユコに部屋に誘われます。
鈴木はバイクで急いでマユコの部屋に行き、2人は結ばれます。

クリスマス、2人でホテルで食事をしてプレゼントを交換しました。
ルビーの指輪をマユコがしていなかったので聞くと、無くしたと言います。
店を出て歩いていると、通りがかったカップルに不釣合いだと言われます。
マユコは今のままでいいと言いましたが、鈴木はマユコの為に痩せる事に気まました。


Side-B
鈴木は痩せて、就職もしていました。
仕事の関係で鈴木は東京に住むことになり、マユコとは遠距離恋愛になりました。
遠距離恋愛になったけどいつもマユコの事を考えている証として、鈴木はルビーの指輪を買ってプレゼントしました。


出社初日、配属された部署に行くと部署に誰もいませんでした。
後ろから声をかけられて振り向くと綺麗な女性(石丸)がいて、自分も新入社員だと言いました。


ある日、会社の飲み会で鈴木はと同じテーブルに座っていました。
課長が鈴木にもっとビールを飲むように勧めてきて、石丸にもビールを勧めましたが石丸は断ろうとします。
なおも勧める課長に鈴木が怒りかけた時、石丸がフォローしてくれました。

会社で石丸がたどたどしくパソコンで文字を打っているのに気付いた鈴木は、石丸の残業の手伝いをします。
終わった後は2人で居酒屋に行き、石丸が劇をしていたという話をしました。


マユコから電話があって昨日かけたのにと言われたので、残業だったと言います。
新しい水着を買ったから見せたいとマユコが言います。


別の日にまたみんなで居酒屋に行き、石丸の劇の話になりました。
マユコといつも会っている曜日だったのに、石丸と約束をしてしまいました。

なかなか会えずに3週間たってからマユコとデートした日、マユコは日焼けしており友達と海に行ったと話ます。
新しい水着は鈴木に見せたいから着てないというので、これから行こうと誘い車で出かけます。
しかし、車の調子が悪かったので諦める事になりました。
車内でマユコから生理が来ないと告白されます。
それから、マユコと鈴木は電話でのやりとりだけになります。



鈴木が石丸と昼食をとっていると、同僚の海堂に電話番号を教えたかと聞かれます。
教えてないと言うと、石丸が「鈴木って人が好きだから」って言ったとさらっと告白されます。
今は付き合えないと断り、その日の夜マユコに電話して様子を聞きました。
その後、石丸とは普段通りで、マユコにも変化はありませんでした。
海堂が家に来た日、勝手に部屋に入って番号を見た事を怒りました。



マユコと会う日、マユコから「3ヶ月だった」と言われました。
マユコの部屋にあった本を見て、「俺が節約のために高速を使わないで6時間かけて来てるのにこんな高い物買いやがって」と怒って帰ります。
帰りの車で決意して、公衆電話からおろして欲しいとマユコに言いました。


ある日、鈴木が石丸と食事をしていると、海堂に注意してくれたお礼を言われました。
同時にまた誘われたので、彼女がいる事を告白しました。
石丸から前の恋人とは子どもから大人になる通過点の恋だったという話をされ、鈴木と今の彼女もそうだと言われます。
帰り道でホテルに誘われてから、石丸と鈴木は関係をもつようになります。
石丸が遊びでもいいと言ってくれたのでマユコとも会っていましたが、鈴木がマユコの部屋に行った時に間違えて石丸の名前でマユコを呼んでしまい浮気がバレます。
鈴木は「お前は一度もこっちに来ないじゃないか」と逆ギレしてマユコに怒り、部屋においていた荷物を持って帰ります。
1年半続いた鈴木とマユコとの関係が終わりました。


鈴木と石丸は正式に付き合うことになり、マユコとの記憶はだんだん薄れていきました。
クリスマスの予定について石丸と話していて、イブにマユコと静岡のホテルの予約をしていた事を思い出します。


忘年会で海堂に石丸と付き合っているのか聞かれ、認めるともう気にしてないと祝福されました。
夜、部屋に帰ってから石丸に電話しようとして、間違えてマユコに電話してしまいます。
マユコが名前を読んだので、慌てて電話を切りました。


クリスマス、鈴木は石丸の実家へ行き、家族と食事をしました。
石丸の部屋で2人になってから、鈴木が「俺たち結婚するのかな」と聞くと石丸は「先の事はまだ分からないよ」と言いました。
鈴木はマユコにあげたルビーの指輪や、間違い電話をした時の事を思い出しました。
鈴木の様子が変なのに気付いて石丸が聞くと、「マユコに間違い電話をしてしまいその時に自分の名前を呼んでいた。あの時黙って部屋を出たから別れたのに気付いてなくて、1人で待っているんじゃないか」と話しました。
石丸はそんな訳ないと言いましたが、鈴木はマユコの元に行ってしまいました。
残された石丸家で両親が「鈴木君急に帰ってしまったね」「鈴木何君だっけ」と話し、石丸が「たつや」と答えます。

待ち合わせをしていた場所でマユコは待っていました。
マユコに駆け寄ると、太っていた鈴木にぶつかりました。
ぶつかって倒れた太っている鈴木にマユコが駆け寄り笑い合っていましたが、倒れた相手を見て「たっくん」と呟きます。
太っている鈴木が「たっくん?」と言います。


合コンした日まで時間が遡ります。
合コンした時に痩せている鈴木もいて、マユコは痩せている鈴木と付き合っていました。
同時に太っている鈴木とも付き合っていました。
つまり、Side-Bは鈴木が痩せた後の話だと思わせて、実は同時進行していた話だったのです。
マユコは最初に合コンで知り合ったたつやと付き合っていて、たつやと遠距離恋愛になってからまた合コンで夕樹と知り合って付き合い出して同時に進行していたのです。


時間が今に戻って2人の間に立っているマユコが映って終わりです。


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マユコが冴えない鈴木にグイグイいくのが、裏がありそうで怖かったです。
というか裏はあった訳ですがw

たつやが引っ越した部屋で同僚がたつやの高校時代の写真を見て「細いな-」と言うシーンで違和感は感じていたのですがオチには気付きませんでした。

最後に流れる「SHOW ME」の煽ってきてる感がとても良いですね。
知らない間に彼女が他の男の子を堕胎してたとか夕樹可哀想すぎるし、あんなにたつやと修羅場してたのに夕樹と何事もなかったように付き合ってるマユコ恐すぎです。

2016年8月2日火曜日

突然同じ場所から出れなくなりループする「パラドクス」

エスカレーターが流れて行きます。
そこに横たわっているウエディング衣装を着たおばあさんが流れて行きます。
手には赤い手帳を持っています。

場面が変わって、リムジンの中から幸せそうな新郎新婦が出てきました。
ホテルに入りエレベーターに乗ります。

ヘッドホンをした男性の後ろ姿に場面が変わり、男性(カルロス)が部屋に入ります。
部屋にいた弟のオリバーは落ち着かない様子です。
また薬のせいかと思いどうしたのか聞くと、「しくじった。ごめん」と言います。
そこへ刑事マルコがやって来て署に連れて行こうとするので、兄弟は非常階段に逃げてマルコもそれを追います。

螺旋階段を降りているとマルコが上から銃を撃ち、カルロスの足に当たりました。
突然、外で爆発音がしました。
一瞬みんな驚きましたが、オリバーが救急車を呼べと騒ぎ脱いだ服をカルロスの傷の上に巻きました。
マルコが促してオリバーがカルロスに肩を貸しながら、3人は階段を降りました。
1階に着きマルコがドアを開けようとしましたが開きません。
ふと下を見ると壁には9階の表示が書かれています。
立ち止まって上や下を見てもどちらも階段が続くばかりです。


兄弟に動かないよう注意してから、マルコが1人で階段を降りて行きました。
1階の踊り場には飲み物とパンが買える自動販売機がありました。
1階の階段を降りると9階の兄弟がいる場所に戻ってきました。
カルロスは「打たれて幻覚が見えているんだ」と言いました。
マルコが螺旋階段の手すりの隙間から鍵を落とすと、上からその鍵が降ってきました。

カルロスは足の傷が痛むようです。
病院に連れて行きたいけど出られないし、ここでは弾を取り出す事も出来ません。
傷を洗うくらいなら出来ると、さっきの自動販売機を壊してそこから水を取ってきて洗いました。
なぜ撃ったんだとオリバーが責めると、マルコは「俺は撃ってない」と暴発だったと言います。
オリバーが怒ったので、マルコは離れて1人で座っていました。
足元に小さなトランプがあるのを見つけて、それを拾って4つにちぎって捨てました。


マルコが持っていた薬をカルロスに飲ませました。
カルロスが眠っている間、オリバーはマルコの妻子の写真を見せられました。
オリバーはカルロスが死んだら全員殺すと言いました。


オリバーは1人で持っていたリュックの中身を出して確認していきました。
小説「時は乱れて」、母親と撮った幼いころの写真、ヘッドホン、ペンなどです。


横になっていたオリバーはカルロスの様子が変なのに気付きました。
側に寄って話しかけると、カルロスも話しましたが亡くなってしまいました。
マルコは自動販売機に無くなったはずのパンが増えているのに気付きました。
全部食べたのにパンが現れたので、マルコは苛立って自動販売機に当たります。
オリバーがマルコに体当りして銃を奪って、マルコに銃を突き付けました。




また場面が変わってケージの中で回し車をするハムスターが映ります。
子供部屋で妹カミーラが義理の父親ロベルトから新しい手品を習っています。
ロベルトが部屋を出て行くとダニエルはベッドの下に置いてあった丸い缶を取り出しました。
中にあった祖母の写真を見た後、下にあった小さいトランプを取り出しました。

ダニエルはピアノを弾いていますが、みんな出かける準備をしています。
海へ行って元夫のホテルに泊まるのです。
母親サンドラが台所でサンドイッチを作っているとロベルトが来ました。
到着するまでの6時間で仲良くなってねと母親がロベルトに言います。
部屋に戻った母親がダニエルに「吸引器を忘れないように」と言います。


車で走り出しました。
ロベルトが竹のかけらを見つけて窓から捨てました。
ダニエルはハムスターをケージから出して手に持ち、カミーラはうさぎのぬいぐるみを抱いています。
ガソリンスタンドで休憩する事にしました。
カミーラはロベルトに買ってもらったジュースを飲んでいます。
カミーラはトイレに行く間預かっててとロベルトに吸引器を渡してトイレに行きました。
サンドラがカミーラと一緒に来て、「この子は喘息持ちだからレモンと砂糖はダメなの」と怒ります。
ロベルトは「これはグァバだ」と言いましたが、ジュースの成分表示を見せて「レモンも入ってる」と言います。

また車で走っていましたが、カミーラが苦しそうにしています。
車を止めて吸引器を出そうとしましたが、ロベルトが落として割ってしまいます。
ダニエルに予備を聞きますが、忘れたと言います。
サンドラが帰ろうと言い、ロベルトはあと3時間だと不満気でしたが帰る事にしました。
どこかで爆発音が聞こえました。
案内看板を通り過ぎます。


いつまで走っても着かないので、サンドラとロベルトが口喧嘩を始めました。
さっき寄ったガソリンスタンドを通り過ぎ、さっきの看板の前で車を止めました。
来た道を帰ることにしましたが、また同じ看板の前に来ました。
もう一度走っても同じ看板の前に来たので、ロベルトは車を降りて1人で道の横へ走って行きました。
サンドラは車を走らせながら、「これは夢だ」と叫び続けます。
車が止まった隙にダニエルはカミーラを抱いて外に出ました。
サンドラは気づかずに車を走らせ、同じガソリンスタンドに入りしゃがみこみました。

カミーラを横にして側でダニエルも横になっていると、ロベルトが帰って来ました。
「出られない」とダニエルに言います。



場面は変わって沢山の書類やペットボトルやパン、缶などがそれぞれ大量に積み重なっているのが映ります。
壁一面に文字が書かれ、「あれから35年」と書いている老人がいます。
老人が階段に座って手づかみでカップ麺を食べている横を、筋肉質な青年が階段を走って行きます。
老人はマルコで青年はオリバーです。
オリバーはペットボトルの水で体を洗ったり爪切りで髪や髭を切って整えたり、階段を使って筋トレしたりしています。
缶を積み上げた所に置いてあるリュックから物を取り出し、それぞれの山に分けていきます。
パンが増えたようにリュックやリュックの中身も増えていくようです。
排泄物は空のペットボトルに入れています。
骨になったカルロスは壁に張られ、骨の上には銃が貼り付けてあります。


マルコが「思い出せない事がある」と言いますが、オリバーは「また思い出せるさ」と言ってマルコを抱きかかえて寝場所に連れて行きます。
オリバーが横になっていると側で横になっているマルコが「マルコ忘れるな」と何度も繰り返しつぶやいています。


冒頭で出たエスカレーターの上に横たわっているウエディング姿の老婆がまた映しだされます。
その手にはハムスターを持っており、横を通った誰かがそれを奪って行きます。


場面が変わって、道に沢山のゴミが捨てられています。
車からボロボロの服になったロベルトが出てきて、35年後と道に書かれた所に瓶を持っていた投げつけます。 車で走り去ります。
ハムスターに餌をやっている手が映り、続いて服で作られたテントで生活している青年になったダニエルが映ります。
ダニエルはリュックを背負いヘッドホンで音楽を聞きながら、小高い丘を登り食事をしました。
リュックから出した吸引器を投げます。
投げた先には吸引器が山積みになっています。


ロベルトが車をガソリンスタンドに止めました。
隣りに座っているサンドラは爪が伸び、ボケたような表情であまり動きません。
食料を積みこむとまた走り出しました。
うさぎのぬいぐるみを見つけて車を止め、ダニエルのテントの前に置きました。
それを見つけたダニエルは、ロベルトに聞きに行きました。
「話したい事があるが思い出せない」とロベルトは言います。


マルコがオリバーを呼ぶ場面に変わり、マルコが「思い出した」と言っています。
マルコが壁に絵を描いた場所に連れて行って欲しいと言うので、オリバーが連れて行きました。
壁の絵を塗りつぶしならが「マルコはいない。35年間の空白も存在しない」と説明し始めます。
「私はダニエル。」と言い、壁に書かれた道の絵とロベルトがいる道がダブります。


ロベルトは助手席のサンドラが亡くなっているのに気付き、ダニエルと一緒に穴を掘って埋めました。
隣にはカミーラを埋めた墓があります。
突然ロベルトが頭を抱えて苦しみだしました。
苦しんでいるマルコとロベルトがダブります。

マルコとロベルトがシンクロしながら話します。
「もう死が近いから思い出した。私も警告されたが忘れていた。名前を書いておけ。忘れないように。」
ロベルトは「私はルーベン。指導員が同乗する竹で出来たいかだに友達と乗っていたが、友達が亡くなり指導員といかだの上で35年すごした。赤い車を見つけ君たちを乗せた。今思い出した。」と語ります。
「我々が無限地獄で苦しむ中、本当の自分は別の所にいるのだ。
誰かの死が引き金で起こるが、若者のほうが有意義に過ごせる。年配者は過去に囚われながら生き有意義には過ごせない。
思い出した時に後悔する。全てを思い出した私のように。」
ロベルトは服の中から赤い手帳を出し、話し終わると亡くなりました。


ダニエルが道を歩いているとパトカーを見つけました。
ロベルトにパトカーに乗らないようにと言われていたので、ドアを開けようとして思いとどまりました。
でも、テントを燃やしてハムスターのケージを持って、もう一度パトカーに戻りドアを開けました。
ハムスターのケージを落として、中に乗って走り去りました。

その頃オリバーもエスカレーターを見つけて、迷った末にドアを開けました。
中にあった制服にはカールという名札が付いていました。

ダニエルの方も車内にあったハサミで髪を切り、髭をそって制服を来ました。



ロベルト、オリバーとカルロス、マルコの半生が流れていきます。


オリバーの乗ったエレベーターに新郎新婦が乗ってきました。
どこから来たのか聞かれて「ロシア」と答えます。
目的の階に到着し、オリバーが荷物を預かります。
新郎新婦が先を歩き、オリバーは後ろでそっと透明な小箱から蜂を外に出しリュックを落とします。
リュックに気付いた新郎が「なぜ落とすんだ」と近づき、リュックに手を伸ばし蜂に刺されました。
またどこかで爆発音がしてループが始まりました。


ケージから逃げ出したハムスターが映って終わりです。



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最初、階段でごちゃごちゃやってた時は「これも低予算で作られた駄作かー」と思いました。
でも、35年後になって「え!?そんなにたったの?これはちょっと新しいな」となって、どんどん引き込まれました。
あと、ハムスターって寿命2,3年くらいなのになんで生きてるのかが気になりました。
ハムスターは回し車で同じ所を回ってるので、ループの象徴みたいなもんなのでしょうか?
低予算には違いないのでしょうがアイディアが面白く、何回も見たくなる良い映画でした。

2016年7月30日土曜日

包帯で顔が分からないママは何者なのか?「グッドナイトマミー」

女性の周りに少年少女たちがいて子守唄を歌っています。


場面が変わってトウモロコシ畑の中を少年が走っています。
立ち止まって何かを見ていると、横から別の少年が体当たりをしてきました。
「今度は鬼ね」と言って走り去って行き、少年が追いかけていきます。

トンネルに入ったり湖で板に寝転んで水に浮かんで遊んだりしています。
水の中に向かって「ルーカス?」と呼びかけても返事はありません。

2人で家に戻ると、退院して帰って来たママに呼びかけました。
ママは顔に包帯を巻いています。
汚れた姿を見て洗ってくるように言いました。
2人はお風呂でもふざけあっています。
エリアスとルーカスは双子です。


ママが飲み物を出してくれましたが、ルーカスの分はありません。
ルーカスがエリアスに耳打ちをして、エリアスがルーカスの分も出してくれるよう言いましたが、「自分で言いなさい」と言われます。
ルーカスに食事もなしなのも、当然だとママは言います。


紙に文字を書いておでこに張って、書いた物のヒントを言って何が書かれているか当てっこするゲームを3人でします。
ママが当てる番の時、「MAMA」と書きましたが、「動物が好き。子どもが2人いる」と言ってもママは当てれませんでした。

夜にエリアスが歯磨きとデンタルフロスをしていると、でかくてごついゴキブリを見つけました。
ルーカスの番になって歯磨きをしていると、そのゴキブリが落ちてきました。
それを捕まえて水槽に入れました。
水槽の中には同じ虫が沢山入っています。

ベッドで2人で寝転んで携帯ゲーム機で遊んでいると、ママが来てゲームを取り上げました。
医者から安静にするよう言われているから協力してくれと言いました。
同時に「寝室で寝ているから邪魔をするな。来客の時は、病気だと言え。日光は身体によくないからブラインドは上げるな。庭で遊んでもいいが、何も持ちこむな。」と言いました。
布団をかぶって中で「手術をしてからママが変わった。」と話し合います。

まだ暗いうちにベッドを抜け出し明かりのついた部屋を除くと、ママが鏡の前で顔にクリームを塗っていました。
鏡の中のママの目がこっちを見たので、急いで部屋に戻りました。
ドアの横に隠れていましたが、部屋を覗きに来たママは気付いていないようでした。


翌日も2人はヒョウが降っているのに外に出て、トランポリンなどで遊びます。
家に帰ってくつろいでいると、玄関のチャイムが鳴りました。
ママの所へ行ってみますが、ママは寝ています。
ルーカスを探してエリアスが地下へ行くと、ピザ屋をが沢山の冷凍ピザを冷凍庫にしまっている所をルーカスが見ていました。


次の日、また2人は外で遊んでいます。
ママは窓から見える2人を横目で見ながら、鏡の前で上半身裸でいます。


石が積み重なった壁の下側に板があり、その板を外すと中に入れるようでした。
中に入ってみると沢山の骸骨があり、猫も見つけました。
猫を連れて帰って箱に入れ可愛がっているとママが来ました。
猫をベッドの下に隠して、ドアの鍵を開けました。
なぜ鍵をかけるのかとママは怒って部屋中を探し出しました。
ライターなどを見つけて怒り、部屋の鍵を持って出て行きました。


薄暗い林の中へママが歩いて行き、服を脱いで顔の包帯も取りました。
顔を振っているので顔は分かりません。
その悪夢で夜中に目を覚ましたエリアスは、2人で水槽から虫を1匹取り出してママの部屋に持って行きました。
眠っているママの胸元にそっと虫を置いて見守ります。
虫はママの顔の上に這って行き口の中に入って行きました。

次の日、ママは家の外の壁にスプレーをかけ掃除をしていました。
2人は家の中でアルバムを開き、昔のママの写真を探しました。
パソコンで名前で検索すると、ママはタレント活動をしていたのでママの写真が沢山出てきました。
家が売りに出されているのも見つけました。
ママの部屋に忍び込んでレコーダーを置きました。

自分たちの部屋に戻って、ベッドの下を見ると猫がいなくなっています。
掃除機をかけながら猫を探していると、ママが通りすぎて部屋に行ったので掃除機を止めました。
電話をしているようで「これ以上フリを続けられない」と聞こえてきます。
話が終わった気配を察知してまた掃除機を付けます。

また猫を探して、見つけましたが亡くなっていました。
2人はママの仕業だと思いました。
虫達を水槽から瓶に移して水槽にアルコールを入れ、そこに猫を入れママの反応を見る事にしました。
それを見たママが怒って、瓶の虫を水槽に入れだしました。
隠れて見ていた2人でしたが、飛び出してママを止めようとします。
「ママを返して」と言うと、エリアスは部屋に連れて行かれ「あなたがママですと10回言え」と言われます。

落ち込んでいましたが、気を取り直して2人で頬を叩き合い鉛筆を削り出しました。
鉛筆はボーガンにセットしました。
ママの部屋に置いていたレコーダーを聞いてみても雑音しか入っていませんでした。
昔のママの写真を見ながら「ママ戻ってきて。なんでもするから」とつぶやきます。


部屋のドアを塞いで、見張りながら交代で寝ます。
寝ているママの所へ行って、胸を切ると虫がぞろぞろ出てきました。
しかし、それはエリアスが見た夢でした。
朝になって2人は髪型を同じにして、同じ服を来ました。
これならママが偽物なら2人の区別がつかないはずです。
包帯を取ったママが来て「もう怒ってないわ」と言うのでドアを開けました。
でも、隙を突いて外へ逃げ出しました。


2人で線路を歩き町に出ました。
教会に入って中で掃除をしていた管理人に「助けてくれる?」と話しかけ神父を呼んでもらいました。
神父と車で移動中に、警察に行ってくれるか聞きました。
なのに、車は家の前で停まりました。
雨が振る中、玄関の前でママが待っています。
2人は車を出るのを嫌がりましたが、外に出されたので走って家の中に入りました。
神父にどうしたのかと聞かれたママは「事故で別れが…」と言いました。


家に入ったママは部屋を探して歩きます。
ママがベッドに座って薬を飲み、横になって泣いています。
夜中になって2人は何かごそごそしています。
朝になって物音に起こされたママが目を覚ますと、手足をベッドに縛られ横にはマスクを被った2人が立っていました。
「ママを返して」と言うと「私がママよ」と言います。
ママと一緒にママに似た人が写った写真を見せて、この人は誰かと聞いても友達だと言います。

ママが自己紹介をしている動画をパソコンで確認して、縛っているママの目を見ます。
動画と眼の色が違うと言うとコンタクトだと言います。
コンタクトを探していると、「あいつを信じるのか」と言われケンカになります。
鼻血を出して2人で座っているとママが騒ぎ出したので、エリアスが見に行きました。
ルーカスを呼んでも来ません。


ママの足に巻いた包帯を切ろうとしていると、ルーカスが来て止めました。
ママの顔にあったほくろがないと言うと、悪性だったから病院で取ったと言いましたが信じてくれません。
顔も包帯で固定して虫眼鏡で光をあてながら、「ママはどこだ」と何度も聞きます。
泣き叫ぶママの口をテープで塞いで部屋を出ました。
2人で外にある十字架に跪きます。

玄関をノックする音がして、赤十字の人が入ってきました。
誰かいないかと探しています。
ママは必死にうめき、その音に気づいた赤十字の人がそちらへ行こうとします。
2人が家に戻ってきて「家には犬だけだ」と言うので、赤十字の人は待つことにしました。
色々聞いてくるので2人で目配せをして、トイレに行くふりをしてママの財布からお金を取って渡しました。
最初は「ママは良いって言う?」と聞いてきましたが、なんとか納得させて帰しました。
ママの口に貼ったテープが剥がれて、助けを呼ぶ頃には赤十字の人はもう外にいて気付きませんでした。

2人はママの口を接着剤でくっつけました。
食事をした後にママの口をハサミで慎重に切っていきましたが、結局血が出てしまいました。
ルーカスが「僕の好きな歌を聞いて」と耳打ちしたので、ママに聞くと「ブラームスの子守唄」と答えました。
ママの口にテープを貼ってから、2人で歌います。
またテープを剥がし口を開けさせデンタルフロスを無理やりします。

ママがおもらしをしていたので、縛っていた包帯を切る事にしました。
ベッドを片付けさせていると、ママが布団を2人に投げつけて逃げ出しました。
玄関を開けて外に出ましたが、足元に紐が張られていて転倒しました。

目を覚ますと周りには火の着いたロウソクが沢山あり、仮面を付けたエリアスがいました。
ママは泣きながら「またフリをする。食事も2人分作ってルーカスがいるふりをする」と言います。
ルーカスは事故で亡くなっていたのです。


エリアスの後ろからルーカスが出てきました。
エリアスは「今ルーカスは何をしている?ママなら分かる」と詰め寄ります。
「私には見えないの」とママは泣きながら答えます。

エリアスはロウソクの火をカーテンに近づけ、カーテンが燃え上がりました。
水槽の中の液体も燃え上がって、水槽が割れてママに火が移りママも燃え上がりました。


エリアスが夜の草原を歌いながら歩いていきます。
その先にはママとルーカスがいます。


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映像が綺麗で雰囲気も良く、とても面白かったです。
虫眼鏡で焼いたり接着剤で口を閉じたりする地味だけど痛そうな描写も「ひぃっ」となりますが、それよりも見ていて一番「ぎゃああああっ!!」となったのがでかくてごついゴキブリです。
寝る時に布団の中でママの口の中にゴキブリが入っていくのを思い出して不安になりましたよ!

ママがおかしいと思ってたら、だんだんとエリアスとルーカスの異常性が増してきて立場が逆転するのもいいですね。
「ルーカスって死んでるんじゃね?」というのには、ママが言うより前に気付きましたがそれでも楽しめました。

あと、最後は生き残ったエリアスがママとルーカスの幻?と会っているんだと思ったのですが、他の方のブログでエリアスもママも死んで3人が再会したという内容があってそうともとれるなと思いました。
あと、一緒に見ていた家族はエリアスは多重人格だと言って譲りませんがどうなんでしょうか。

2016年7月26日火曜日

少年達の家に白い奴がやって来る「恐怖ノ白魔人」

ガラクタが外に沢山置かれた家に、子供達がハロウィンの仮装姿で入って行きます。
ドアから出てきた妊婦の女性にお菓子をちょうだいと言いますが、追い払われてしまいました。

女性が部屋に戻ると背を向けて座っている男性がいます。
ニュースでは毒ガスの後遺症で異変がどうのこうのという話をしています。
ニュースを見ていた男性を、女性が後ろからバットで殴りつけました。
二階から音がしたので、包丁を持って見に行きます。
ドアを開けて「クラランス」と呼びかけます。
「その姿を見てもう4年になる」と、カーテンごし見える人影に近づいていきます。
カーテンを開けて包丁で斬りかかりました。
後ろから頭から血を流した男性が来て、「まだ子どもなんだぞ。俺達の子どもだ」と止めます。
女性は自分で自分の腹を刺し、包丁で首を切りました。

男性は胎児を腕に抱き、車を運転しています。
知らない土地に行き、また家族を作るのだと思いながら。



ヴィクトルが学校の食堂でトレイにご飯を乗せて、友達がいるテーブルに行きました。
友達は「この食堂の飯本当にまずい」と言ってふざけて食べ物を投げ合いだしました。
そこに先生が来て、トマとシレーとヴィクトルの3人に1時間の居残りだと言いました。
今から逃げようと言って、3人で外に行きました。

ひと休みにみんなでタバコを吸いました。
車の音がしたので、見るとエルマンの車でした。
前にエルマンの酒を盗んで背中を蹴られた事があったので、納屋を焼こうと言い出しました。
納屋で眼鏡を使って火をつけていると、エルマンが来ました。
斧を手に取り近づいてきます。
1人が斧を奪って切りかかろうとしたので、止めるよう声をかけて一緒に逃げました。


湖で船を見つけたので、3人で乗りました。
また車が来たのでエルマンかと思いましたが、違うようでブラックウッズ撮影所の方へ行きました。
船に水が入ってきたので、岸に戻って車の行った方向へ行く事にしました。
ブラックウッズを探検していきます。
さっき通ったレッカー車を見つけたので、近づいていきます。
レッカー車の中を見ていたら、後ろの車から音がしたのでトランクを開けました。
中には縛られた女性が入っていました。
人の気配がしたのでトランクを閉めて急いで隠れました。
男が来て車の様子を見ています。
男はが落とした吸い殻を見つけました。
トランクから女性を出して、肩に担いで建物の中へ行きました。

警察に言おうかと言いましたが俺達で助けようと言って、シレー以外の2人で建物の近くにあった地下への入り口に入って行きました。
椅子に座ったマスクをした男は、マスクを外すと口から血を流していました。
「奴が来る」と言われて逃げ出しました。
外で待っていたシレーはおもらしをしてズボンを濡らしてしまいました。

フードを被りピエロのお面をした人が追いかけて外に来ました。
ゆっくり建物の中を探していると、窓の外に子供達を発見しました。
見つかったのに気付いて走って逃げました。
道に出るとちょうどパトカーが来ました。
探していたと言われて、パトカーに乗りました。
ブラックウッズでパトカーを止めて、3人を車内に残して警察2人は行ってしまいました。
青い車の後ろのドアを開けると、中にはマネキンが沢山ありました。


さっきの男の元へ来たフードの人がマスクを取り跪いて抱きつきました。
「クラランス」と呼んで頭をなでます。

パトカーに送ってもらってシレーも家に帰りました。
両親は出かけて、子守をしに来た女性ミラとシレーの2人だけです。
ミラは電話で「シレーがマネキンを女性と見間違えて監禁されていたと言っておもらしした」と話します。
電話の音がしたのでミラが二階に1人で見に行きます。
沢山のぬいぐるみの山の中に、男が付けていたピエロのマスクがあり光が点滅しています。
ミラが戻ってこないのでシレーも見に行きますが、異変を感じて隠れます。
横を見るとミラが倒れていました。


その頃シレは椅子に座っている父親にそっと近づき、手にしていた銃を向けていました。
父親が目を覚まし銃を奪い殴りつけました。
銃を向けましたが、音がしたのでそっちを見に行くことにしました。
裸足の足が見えたので追っていくと、裸のスキンヘッドがいました。

倒れていたは銃声で目を覚ましました。
見に行くと父親が血を流して倒れていました。
近くには裸のスキンヘッドがいてこちらを見ていました。


ヴィクトルの家ではヴィクトルはベッドで本を読み、両親の寝室では両親がいちゃついていました。
両親のベッドの脇にあるパソコンには、赤ちゃんのクラリスがベッドで寝ている姿が映っています。
ルイーズは雷の音に目を覚まし、キッチンに行きました。
飲み物を飲んでから、ベッドに戻ると何かが動いています。
「生き物がいる」と母親を起こしてベッドを見てもらいましたが、何もいなかったので母親は寝室に戻りました。

横になっている父親に話しかけていると、ドアから飲み物を持った父親が入ってきました。
慌てて部屋を出て通報しました。
父親がアイスホッケーのスティックを持って部屋に入ります。
母親が聞き耳を立てていましたが、音がしないので不安になり中を見ました。
父親がクローゼットを指さし、口に人差し指を当てています。
そっと中を見ても誰もいなかったので、「逃げたんだ。戸締まりをしておこう」と安心しかけた時クラリスの映った画面に裸のスキンヘッドが立っているのを見つけました。
走ってクラリスの部屋に行きましたが、ベッドにクラリスはいませんでした。
裸のスキンヘッドが現れて父親の腕を折ったので、母親とヴィクトルは逃げました。
父親はなぶり殺されました。

洗濯機の中にいるクラリスを見つけましたが、裸のスキンヘッドが来て母親を何度も殴りつけます。
ヴィクトルが洗濯機からクラリスを助け出し、裸のスキンヘッドを殴り倒し母親を引っ張って逃げました。
母親が「ルイーズを探してくるから逃げなさい」と言ってたら、裸のスキンヘッドが来たけどどこかへ行きました。
ルイーズの部屋のドアにある、猫が出入りするドアみたいなのから上半身を突っ込んでルイーズに襲いかかっています。
パトカーが来たので母親はクラリスを抱いて助けを求めました。

ヴィクトルは自転車でブラックウッズに行きました。
ルイーズを見つけて助け出そうとしますが、ガスが充満して視界が悪いです。
警察が殺されたり、母親が駆けつけてきたりします。

男が誤ってクラランスを刺してしまい、倒れたクラランスを抱きかかえます。
母親がクラランスに銃を向けますが男は「撃つな。まだ子どもなんだ。6歳なんだ。」と言います。
ヴィクトルが銃を奪って頭を撃ちました。


トマとシレーの墓の前でヴィクトルが「会いたいよ」とつぶやきます。
父親の墓の前には家族がいました。

また家族を作ろう。知らない土地に行き身を隠してと男が去っていって終わりです。


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裸のスキンヘッドと書いたせいで何回も裸のスキンヘッドと書かなければいけなくなり、裸のスキンヘッドがゲシュタルト崩壊しそうになりましたw
つまりそいつがクラランスなんですが。

「グーニーズ」「スタンドバイミー」とかみたいな少年たちが冒険する話が好きなんですが、前半の3人でいる所がそんな感じで良かったです。
クラランスが襲ってくる所も何が起こっているんだろうと惹きつけられる所はあったのですが、面白いか面白く無いかで言うとあまり面白くなかったです。

冒頭の胎児を抱えて逃げた男がクラランスの父親で、この父親から生まれる子どもは突然変異した子になるって事なんでしょうが、頭への打撃が効いたり刺されて倒れたりクラランスが強いんだか弱いんだか分からないです。

2016年7月24日日曜日

おっぱいが見れるならまあ許せるって人向け「恋愛死体」

裸の女の子がベッドに横になっています。
女の子が起きて、浴室に向かいます。
浴室では男性がシャワーを浴びています。
女の子が男性の股間に顔を埋めました。
そして、性器を噛みちぎりました。

将太は悪夢で目が覚めました。
隣の部屋では父親が、下着姿の女性が背を向けて寝ています。
父親は監督をしていて、パソコンで作業をしています。
将太は父親に女性関係のことで文句を言いました。


通学路で将太とヒトミが話しながら歩いています。

ヒトミは誰とでもやる公衆便所という噂があります。
将太は噂なんて気にするなと言います。
「誰とでもじゃないよ。とならいいけど」と瞳が迫ってきます。 上に乗ってキスをして、制服を脱いでいきます。
スカートのポケットからゴムを出して関係を持ちました。

将太とヒトミが歩いて帰っていると救急車が通りました。
ゾンビ化した男性が縛られて救急車に乗せられて行きます。
「ゾンビ化してるの初めて見た」と話し合います。
分かれ道でヒトミに家へ誘われました。

ヒトミの家へ行った将太は浴室にある死体を見て驚きます。
死体の目が開いたので、「ゾンビ化したみたい」とヒトミが言います。
死体はヒトミの義理の父で、実はヒトミもゾンビみたいです。
ゴムをしたらゾンビも伝染らないと誘われてまた関係を持ちます。


ホームセンターでチェーンソーを買って、レインコートとゴム手袋を付けて父親の死体を2人で処理します。
ヒトミが中学生になったばかりの頃、義理の父親に襲われたと話します。
それでヤケになっていろんな人と関係を持つようになってゾンビをうつされて可哀想だと将太は泣きました。
死体をゴミ袋に小分けにして、ゴミに出しました。

将太がヒトミの部屋で目を覚ますと、もう瞳は起きていて医学書を読んでいました。
ゾンビについて読んでいたのです。
体温を図るとエラーになったので、低すぎて出ないんじゃないかとパソコンで体温について調べます。 医学書に人肉食が症状を進行させると書いているのを見つけました。
「やっぱりお父さんを食べたのが良くなかったのかな」と言うヒトミに、将太がパソコンで如月研究所についての話を見つけました。
如月研究所はゾンビを治してくれるという噂があります。
そのページにあった広告を見てヒトミが結婚に憧れているのに気付いた将太は2人でウエディング衣装の写真を撮りました。


ヒトミがその写真を持って、2人は歩いていきます。
車が通ったのでヒッチハイクしました。
2人は後部座席に座りました。
将太は眠ってしまいました。
運転手が自分をいやらしい目で見ているのに気付いたヒトミは、運転手を誘惑して車の外で関係を持ちます。
将太が目が覚めて外に出ると、ヒトミが運転手を食べていました。


また2人で歩いていると、如月研究所の看板を見つけました。 将太が中に入り探索していると、後ろから頭を殴られました。
目が覚めると椅子に縛り付けられ、目の前には白衣の女性がいます。
その女性の後ろには沢山のゾンビがいます。
女性の話でゾンビを治してくれないのを知った将太は女性をゾンビの中に突き飛ばして逃げました。


ヒトミには「治してくれるけどすぐには無理だからまた後で行こう」と嘘をつきました。
でも、ヒトミは嘘だと気付いていました。
そして、ヒトミも嘘を付いてたと話し始めます。
義理の父親に襲われたというのは嘘で本当はヒトミが誘っていました。
父親を愛していたからそそのかして母親を追い出したけど、父親がまたよりを戻そうとしているのを知って殺しました。
将太なら自分に惚れているので、やらせれば死体の処分を手伝ってくれるのではと思って誘ったのです。
だけど、将太は「やれたからいい。自分を食べてもいいよ。」と言います。


自分の部屋で将太が目をさまして、父親のパソコンに近づくと「恋愛死体」のDVDがありました。
もう出来上がっていたんだとDVDを再生すると、将太とヒトミが通学路を歩いている映像が流れます。
部屋にカメラが戻ると将太はいません。



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パッケージが良かったので借りたのですが、パッケージ詐欺でした…。
一応ゾンビものではあるのかもしれませんが、絡みシーンばっかりだし面白くなかったです。
女の子が自分の好みなら「ゾンビじゃないけど、可愛いからいいか」となったかもしれませんがあまり可愛くないし好みでもなかったので辛かったです。
省いたけど将太の父親と女性の話もちょっとあるんですが、そっちの女性も可愛くなくてね…。

森で熊さんに出会った「ブラックフット」

森の中に虫がたかった何かがあります。
何かにカメラがだんだん近づきますが、何かの手前で場面が変わります。

男女が車に乗り込みます。
アレックスが車を運転して、ジェンは助手席にいます。
読んでいた雑誌の話をしたり、音楽をかけて楽しくドライブしています。
車はどんどん進み、目的地につきました。
公園の管理室で係の人にカヌーを予約をしていたアレックスだと名乗ります。
地図を勧められましたが断りました。
ブラックフットの小道を見せたいと話すと、今は立入禁止で入ると罰金があると言われます。

湖で2人でカヌーに乗ります。
岸で降りた時にアレックスは足に怪我をしてしまいます。
2人は熊よけの笛やスプレーを装備して、リュックを担いで歩き出します。
森の中を歩いて行き、気に入った場所があったのでそこにテントを張りました。
歩いている途中にあった湖で泳ごうと、アレックスが誘うので2人で裸で泳ぎました。
テントに戻ってアレックスは木を取りに行ったので、ジェンが待っていると通りかかったブラッドに話しかけられました。
帰ってきたアレックスにブラッドを紹介すると、「魚を取ったけど1人じゃ食べきれない」と手に持った魚を見せました。
アレックスは最初はブラッドを不審に思っていましたが、みんなで食事をする事にしました。

ブラッドにここで何をしてたかと聞くと、観光客のツアーガイドだと言います。
目的地を聞かれたアレックスがリラックスしたいから数日過ごすと言うと、自分にジェンみたいな恋人がいたらもっと色々連れて行くのにとブラッドは言います。
立ち去ろうとしたブラッドでしたが、戻ってアレックスに「誤解したと言っていたがどういう意味か」と聞きます。
ジェンがフォローしようとしましたが、「男なら自分で言え」と言われ不審に思ったと話します。
ブラッドが立ち去ってから「旅の最初の食事なのに他人と一緒なんて」とアレックスが怒り不穏な空気になります。


翌朝、2人はブラックフットを目指して歩き出しました。
アレックスがその場所について話し、2人で楽しく歩いていましたが急にアレックスが立ち止まりました。
熊の足跡を見つけたのです。
ジェンがどうしたのか聞いてきますが、アレックスはその事は言いませんでした。

夜にアレックスが足を見ると悪化していて、爪が剥がれました。
ジェンが治療をしてくれました。
テントで寝ていると、ジェンが外で音がするのに気付きました。
アレックスを起こして音がするのを教えます。
どんぐりが落ちただけだと言っていたアレックスですが、大きい音がしたので違うと分かり起きました。
ブラッドが来て石を投げているのかと、2人で心配していましたが音が止んだのでまた寝ることにしました。


朝になってテントの近くの木が折れているのを見つけました。
ジェンはもう帰ろうと言いましたが、アレックスがどうしても小道を見せたいと言ったのでまた進む事にしました。
何かの臭いがして気になったジェンは、臭いのもとを探して道を外れていきます。
アレックスも付いて行くと、動物の死体があり虫がたかっていました。
道を戻ってまた2人は歩いていきます。


アレックスが目的地だと思っていた場所に付きました。
しかし、そこにはアレックスが思っていた光景はありませんでした。
ジェンがリュックから携帯を出そうと探しましたが、アレックスがジェンガ携帯を気にすると思って車に置いていました。
地図も携帯も無い事を、ジェンがアレックスを責めます。
でも、アレックスがプロポーズをする為にこの旅をする事にしたと聞き責めるのを止めました。

テントを張って一夜を過ごしてから、帰ろうと決めました。
夜に寝ているとテントの外で動く影があります。
影は唸り声をあげ、テントを押しています。
だけど、2人は気づきません。


朝になり2人で歩き出しました。
立ち止まって水を飲んでいると、そばに熊の寝床を見つけました。
急いでその場を離れます。

また夜になり焚き木をして、2人で座っています。
アレックスが謝るとジェンも謝りました。
指輪を見せようとしますが、ジェンが断ったので止めました。
最後の食料を食べ、持ってきていたシャンパンを飲みます。
イチャイチャしていると、木の奥から音がしてきました。
2人でその方向を見ますが、何なのかは分かりません。
テントに入って2人で励まし合います。


朝になりテントを開けて、外を見ると熊がいました。
立ち去ってくれと祈りながら、もう一度外を見ると熊はどんどん近づいて来ています。
斧を探しますがリュックは火のそばに置いて来ていました。
熊がテントに顔を突っ込んで来ました。
ジェンは腕を引っかかれ、アレックスは足を噛まれました。
ジェンがスプレーをかけると、熊は去っていきました。

アレックスの足は骨が見えています。
再び熊が来て、アレックスが襲われます。
「ジェン逃げろ」と言いながら、アレックスは食べられます。
ジェンはそっとテントを出ました。


熊がジェンを見て雄叫びをあげます。
リュックからそっと指輪を取り出して、走って逃げました。
転んで頭を打って気を失っていましたが、目が覚めて「助けて」と叫びます。
指輪をはめてまた逃げ出します。


辺りが暗くなってきたので、木に登って休みます。
朝、ヘリの音で目が覚めました。
叫びましたが、ヘリは去ってしまいました。


歩いていると水を見つけたので、喉を潤し傷を洗います。
木の実を食べていると、後ろから唸り声がしました。
熊がこちらに近づいてきています。
走って逃げますが、熊も追ってきます。
崖で先に行けなくなったので、笛を吹きますが熊は逃げません。
ジェンは崖を降りる事にしました。
途中で飛び降りたので、足を折ってしまいました。
近くにあった枝で添え木をして、太い木を杖にしてまた進みます。
夜は発煙筒をたきました。


木にもたれて眠っていると、近くにシカが来ました。
シカが去ってしまったので、追って行くとカヌーを置いた場所に着きました。
カヌーを漕いで戻ってこれましたが、力尽きて倒れてしまいます。
ちょうどブラッドが観光客たちに説明していた所だったので、観光客の1人がジェンに気付き指さします。
ブラッドがジェンに駆け寄る所で終わりです。


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動物が襲ってくるパニック物も割りと好きなのですが、難点は動物がなかなか出てこない物が多い事です。
この作品の熊もなかなか出てきません。
出てきてからもジェンが逃げるシーンばっかりです。
まあ、自然って怖いなとは思いました。

2016年7月18日月曜日

「本当にあった投稿闇映像4」

「監禁王子」
部屋の隅で下着姿の女性が体育座りのような体制で顔を伏せてうずくまっています。
女性は新聞紙の上にいて、首には紐が付けられドアに繋がれています。
投稿者の男性が犬用の食器でご飯をあげます。
男性は女性に暴力をふるっていたというナレーションでの説明の後、数日後になります。
苦しそうに伏せている女性に、「ワン」と言うように男性が命令して喜んでいます。
また数日後、女性は服従するようになっています。
でも、犬の餌しか食べさせていなかった為に、女性が栄養失調で死んでしまいます。

倒れた女性の後ろにあるドアを男性が開けると、その中にも別の女性の死体があります。
男性は他の女性にも同じように監禁をしていたのです。
誰もいなくなった部屋の映像に変わり、ドアがゆっくりと開いていきます。
そして、暗闇から黒いぼんやりとした女のようなものが這い出て来ておわりです。


好きな感じの動画だったので何が映るのかワクワクしていたけど、ぼやーと何かいるなー程度でガッカリした。
それと同時にこの後の動画に不安を覚えたw


「闇の看護師」
真面目なA子の働く病院で血液が盗まれ、探偵会社はA子の部屋に隠しカメラを付けました。
A子のベッドを移すカメラには、白いぼやっとした人の影が映っています。
A子が血液を密売しているのが分かり捕まったようです。


いかにも作り物な感じ。


「坂道」
S君が大学の仲間と大学近くの坂道で肝試しをしています。
都市伝説では坂道を登った所で必ず怪異が起こるそうです。
でも、何も怒らず帰ろうかとしたら、白い服に長い髪の女が現れました。
しかし、それは仲間のいたずらで、ドッキリ成功記念の写真を撮る事にしました。
その瞬間に何かが映っていたようですが、私にはよく分かりませんでした…。



「暴走隣人」
Mさんの家は父親が単身赴任で母親と2人暮らしです。
隣人が苦情を言ってくるようになったので、玄関に監視カメラを取り付けました。
隣人はドアを強く叩き「なんですぐ出てこないんだ」と喚いています。
Mさんが「警察を呼びますよ」と言っても「こっちが被害者なんだ」と止めません。
次第に女の嫌がらせはエスカレートして、玄関に犬の糞を塗ったりします。
母の助言で警察に相談しました。
しかし、警察によると女は今朝、犬の散歩中に交通事故で亡くなったそうです。
それでも、時々玄関を叩く音がします。
玄関の外を見ても誰もいません。
カメラには廊下の影に人影が映っていました。


え、ただ人がいるだけじゃん!?


「カップル殺人現場」
常連の殺人マニアからの投稿です。
20年前に郊外の駐車場で少年たちがカップルを襲い絞殺して埋めました。
未成年だったので、今は出所して結婚して子どもがいる人もいるそうです。
カメラが夜の墓だか寺だかよく分からない場所を映していきます。

立入禁止と書かれた場所の先に入っていきます。
細い道の両脇には木が茂っています。
公園の池のほとりのような場所に出て、そこでずっとキョロキョロしています。
一瞬人の顔が移りました。
投稿者はしばらくカップルを見ると震えが止まらなかったそうです。

いや、普通にメイクした人間の顔をただ映しただけじゃね。
カップルを見ると震えが止まらなかっととか言われても笑わせにきてるのかと思うわw


「事故現場清掃」
清掃会社のMさんは先輩に教わった通り作業をしていました。
血まみれのお風呂場で浴槽の中にしゃがんで中で作業をしています。
突然、手前に置いていたモップが倒れました。
その後も音がしたりしたので、Mさんは「この家は呪われている」と思い会社に電話しました。
でも、会社に怒られたので作業を続けました。
勝手にドアが閉まったので、また電話をするが繋がりません。
その後Mさんはカッターナイフで自殺していたのを見つかったそうです。
実はこのお風呂場で同じ清掃会社の社員が自殺して、この血まみれ現場はそのせいでなったようです。
会社は嫌がる同僚に無理やり清掃業務をさせていたのです。


お風呂場の壁で死角になっている所に人がいて、何かしてるだけじゃねーの程度しか思わなかった。
血まみれぐあいも何かいかにもセットって感じなので、もうちょい頑張って欲しい。


「脱法ハーブ」
Nさんは都内の脱法ハーブの製造工場に潜入しました。
撮影は禁止でしたが、こっそりと撮影しました。
車から降りてきだ男性と投稿者が挨拶して、車内で話しを聞きます。
男性の後ろには線路があり、時々電車が走っています。
Nさんが工場を見学したいと言うと案内してくれました。
車の後ろには2人がいました。
1人が倒れて苦しみだしました。
その後ろにいないはずの人が映って終わりです。


えっ、脱法ハーブ工場って後部座席でしてるのかよ。


「ドライブ」
差出人不明の謎の映像だそうです。
車内のカップルがいちゃついた会話をしている映像が続きます。
車の窓の外を誰かが通り、女性が男性に見てきてと頼み男性が外に行きます。
「誰かいたでしょ」と話しかけても返事がないので女性も外に出ます。
男性が倒れていたみたいでカメラは地面に置かれたみたいです。
画面の外では彼女がぎゃーぎゃー言っています。
横から血まみれの裸足の足がぬっと出てきて終わりです。

横切った人影が足の主だったの?
カメラがやけに外を映してるから、外に何か出るのかなとは思った。


「ホームレス専門の女」
大学生のK君は都市伝説マニアです。
ホームレス専門に春を売る女がいるとネットで見たので、噂の真意をホームレスに聞きます。
40代くらいだという情報を聞けました。
実際に行われている現場らしい公衆トイレに行きました。
カバンを引きずっている女が見えます。
女が入った個室に男性が入り、その男性が出てくるとまた他の男性が入って行きます。
近づくと個室から声が聞こえてきます。
また離れて撮影してから、ホームレスがいなくなったのでもう一度個室に行きます。
でも、個室には誰もいません。
トイレを離れていると、突然女が襲いかかってきて終わりです。
K君はそれから女を見ていないので、女が生きている人間なのか幽霊なのか分からないそうです。


「8ミリフィルム」
最近父親をなくしたK君は、一本の8ミリフィルムを見つけました。
そこには父親の若いころが映っていました。
いい時代だなとK君は羨ましく思いながら見ていました。
画面が進むに連れフィルムの傷が広がり、父親の顔を横切る黒い線が増えていき顔を覆いそうになります。
撮影者は慌ててフィルムを止めました。
父親はクレーン車の先端部で頭部を切断して亡くなっていたからです。


ただのフィルムの傷じゃねーの…。


「鞠をつく少女」
中野区に住むWさんは、子どもの成長を撮影するのが趣味になっていました。
ある時Wさんはいつも同じ場所に同じ老婆が佇んでいるのに気付きました。
よく見ると老婆は生首を持っているようです。
Wさんはその後その公園に近づくのを止め、老婆の正体は謎のままだそうです。

2016年7月12日火曜日

パパラッチに取り憑かれていく男の狂気「ナイトクローラー」

主人公の中年男性ルイスは夜に工事現場で金網を盗んで業者に売りに行きました。
その会社の社長に雇って欲しいと頼みますが「泥棒を雇う気はない」と断られます。
帰り道に交通事故で炎上した車を撮影している報道関係者を見かけました。
家でTVを見ていると、ニュースでさっき見た交通事故の映像が流れていました。

翌朝ルイスは競技用のカスタムバイクを盗んでお店に売りに行きましたが、思ったような額では売れそうにありません。
そこで、商品と交換出来ないかと聞き、ビデオカメラと無線を手に入れました。
無線で事件発生の情報を聞いては、車でその場所に行きカメラを回します。
現場の近くに寄り過ぎた為、警察に追い払われてしまいます。
一緒に追い払われた他のカメラマンの後を着いて行くと、「カージャックだ」と話していました。
TV局に映像を売りに行くと、カージャックの映像は既に他から買われていました。
でも、その映像よりも近くで撮影していたので、使ってもらえる事になりました。
映像が悪かったので安い価格でしたが、どういう物をTV局が求めているかを教えてもらえました。
その日の動画はタイトルを付けてパソコンに保存しました。


ルイスは求人を出しリックの面接をして、1晩30ドルで雇う事にしました。
無線を聞いて道順の指示を出す為です。
ビル火災が起こりスイスが車の運転をして、リックのナビで現場に向かいます。
しかし、到着した頃にはもう火災は終わっていて、撮影に間に合いませんでした。
次の現場は家の周りを警察が取り囲んでいて、近所の人にインタビューすると発砲だと答えました。
家の中に勝手に入って冷蔵庫の弾丸の跡や、DMに書かれていた宛先をカメラで撮影してTV局に持って行きました。
男性スタッフは「不法侵入だ」と言いましたが、女性プロデューサーのニーナには気に入ってもらえました。


リックと共に交通事故や刺殺現場など色々な現場で撮影をして、パソコンに保存する動画の数もどんどん増えて行きました。
車もカーナビ付きの赤い車に買い換えました。
まだ信号は赤なのに交通事故の無線を聞いて飛び出して行きます。
現場で男性にインタビューを試みるも911に電話中だと怒られました。
怪我をして倒れていた男性を撮影しやすい車のライトがある場所まで引きずってからカメラで撮りました。


TV局ではニーナに「今週3回目ね」と言われました。
デートに誘ってみますが、「仕事相手とはしない」と断られましたがなんとか承諾してもらえました。


途中、ルイスを見かけた別のカメラマンが話しかけてきました。
自分と組んでエリアを半分に分けて仕事をしないかと持ちかけられましたが断ります。


夜はニーナと食事に行きました。
告白するもニーナは「仕事仲間の礼儀で来た」と言います。
ルイスは自分のおかげで視聴率が上がっただろうと関係を迫ります。


リックと仕事中、ルイスはイライラしていました。
リックが教えたルートが工事中だったので文句を言い、リックが昇進について聞いてきましたがバカにしたような口調で断ります。
飛行機事故現場に行くも間に合いませんでした。
また、TV局に映像を持って行きましたが、使える映像がないとニーナに怒られます。
自宅に帰ったルイスは鏡を見て叫んで、鏡を割りました。


リックと仕事中に他の会社の車が交通事故にあっている現場に遭遇します。
「仲間を撮るな」とリックは反対しましたが、ルイスは撮影しました。
次に到着した強盗殺人事件の現場にはまだ警察も到着していませんでした。
リックは車内で待機して、ルイスは犯人が車で逃げる所を隠れて撮影しました。
それから家の中に入って死体や血の跡を撮影しました。
なかなか帰ってこないルイスを心配してリックが家の前に見に行きました。
家を出てきたルイスと一緒に急いで車に戻り現場を立ち去りました。
後ろではパトカーの音がしています。


TV局でニーナに映像を渡して確認してもらいました。
この映像をどこまで放送できるか局内で相談した後に、ルイスとニーナは値段の交渉をしました。
希望の値段にならなかったので、ルイスは他の局に売りに行こうとします。
「犯人は逃走中だからみんなこの映像を見るだろう」と言われ、結局この映像を放送する事にしました。
顔と傷にはモザイクをかけ「犯人は逃走中」だと強調して、独占映像として放送しました。
翌日もTVでは事件の事ばかりで満足そうに見ていたルイスでしたが、刑事が訪ねて来て話を聞かれます。
男が車で走り去った話をしました。


刑事が帰った後、ルイスはその時の映像を見返します。
映像には犯人の顔も車のナンバーも映っていたので、インターネットで車のナンバーを検索します。
リックに「犯人を知ってるなら警察に言ったら」と言われますが、言いくるめて昇進して一晩75ドルだと結託します。
しかし、犯人を尾行する話を聞いて、もっと金をくれと言います。
多少言い合いになったものの、金額を上げる事に決まりました。


犯人が中華料理店に入ったので、近くに車を止めて電話で通報しました。
犯人の容姿と共に銃を持っているとも言いました。
外に出て撮影しろとリックに言い、最初は反対しましたがリックが外に出てカメラを回しました。
ルイスも車内から撮影しています。
パトカーが来て警察が店内に入っていきます。
犯人が警察に向けて銃を撃ち車で逃走したので、リックが急いで車に戻って追いかけます。
ルイスが運転してリックが撮影しながら追いかけます。
パトカーも犯人の車に追いつき並走しますが、犯人の車がぶつかって来て両方横転してしまいます。
ルイスに「死んでいる」と言われリックがカメラを構えて犯人の車に近づきます。
しかし、犯人は生きていてリックを銃で撃ちました。
犯人は警察に射殺されたので、ルイスはその様子やリックをカメラで撮影しました。


TV局に映像を持って行くと、ニーナは「すばらしい」と言いました。
しかし、刑事が来てその映像を全て渡すように言ってきました。
また、強盗殺人の現場から麻薬が出たのを他のスタッフがニーナに言ってきましたが、「物語が壊れる」と言って拒否しました。
ルイスは刑事に中華料理店での事を聞かれました。
ルイスは嘘を話しましたが、刑事は「嘘を言っている。犯人を撮影していたのに情報を隠して次の撮影に使った」と見抜いていました。


その後、VPN(ルイスの報道会社)は社員や車を増やしていました。
ルイスは社員に「指示を聞くように。僕がしないようなことは求めない」と言い聞かせます。
社員が車で出発して終わりです。



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ルイスがパパラッチにのめり込んでいく狂気がよく出来ていて面白かったです。
感想が特にないのですが面白かったのは本当です。

2016年7月11日月曜日

助けに行ったはずが食べられるはめに!?「グリーンインフェルノ」

ジャスティンが朝起きて外を見ると、窓の外ではハンストが行われていました。
ケイシーが眩しいと言うのでカーテンを戻しました。
2人は歩いて大学に向かいます。
今日の授業は割礼についてでした。
ケイシーは「なぜこんなことを?」と質問し、ジャスティンも辞めるべきと言い父が国連の弁護士だからなんとかしてくれるとも言いました。
帰りにジョナから活動の勧誘のチラシを受け取りました。
アレハンドロもいるとジョナが言っていました。
「考えるな行動しろ」と言うのを聞いて2人で笑いながら帰りました。

ジャスティン、ジャスティンの父親と3人でレストランで食事をしました。
その後チラシをもらった活動の集会に行きアレハンドロから「2週間後にペルーの未開のジャングルが消え去る。現地人ヤハ族が危機に面している」という話を聞きます。
次の日更に「団体で乗り込みカメラを回せば恥ずかしがる。Twitterで中継する」という計画を聞きます。
父親に学校の旅行で行くと電話すると「ペルーは危険な国だ」と言われました。
でも、強引に電話を切って心配するケイシーを置いて、ジャスティンはタクシーに乗り込み飛行機で旅立ちました。


飛行機ではが「恋するデブ」とジョナがからかわれていました。
スポンサーのカルロスにみんなで拍手をします。
カルロスが旅費を出してくれたのです。


現地に着いて2人ずつに別れて、3輪のバイクでホテルまで移動します。
意志の確認をしてから船に乗ります。
男女2人がトイレに行きたいと言うので船を陸に着くと、蛇対策にナイフと銃をそれぞれに渡しました。
男は蜘蛛に驚いて銃を打って、慌てて船に戻ってきてみんなに笑われました。


目的地に船が着き、みんな服を着替えだしました。
黄色のつなぎの作業着と青いヘルメットを被ってジャングルに入っていきます。
ブルドーザーが見えるとカルロスがみんなに仮面を配りました。
作業員に気付かれないようにそっと歩いて行き、木やブルドーザーに鎖で体を巻きつけ鍵をかけ仮面を被ります。
ジャスティンは鍵がかからなくて、助けを求めますがみんな気付きません。
録画しながらみんな「ヤハ族の故郷!自然を壊すな!」と言います。
銃を持った警察が来るが、アレハンドロがジャスティンは国連職員の娘だと言いました。

みんなは強制送還される事になりました。
飛行機の中でみんなは酒を飲んで「我々の勝利だ」と大喜びですが、ジャスティンだけは浮かない顔です。
カルロスが話しかけてきても「盾にされた」と言い、ジョナが話しかけても機嫌は直りません。


突然、飛行機が火を吹いて墜落し始めました。
何人かは外に吹っ飛ばされ、運転士も木がガラスを突き破ってきて死にました。

ジャスティンはジョナに促され外に出ました。
GPSはどこだとか、のろしのがいいんじゃないかとかパニックです。
カルロスが川の音を聞きつけ、川の方へ行こうと話していたら矢が飛んできて何人かが死にました。
ジャスティン、カルロスなど数人は生き残りましたが、全身を赤く塗ったヤハ族にどこかへ連れて行かれます。
どうやら村のようです。
死体がくくられた木がいくつもあります。

全身を黄色く塗った長のような人が出てきて、ジャスティンを調べ「神の贈り物だ」と言います。
するとヤハ族達はジャスティン達を檻に閉じ込めました。
ジョナだけは檻に入れられずに、赤い液体を飲まされ石の上に寝かされました。
ジャスティン達は「ジョナをどうするの?」と叫びますが、ジョナは押さえつけられ目をえぐられました。
舌も切られ、それらは長が食べました。
更に手足と胴体や頭も切られました。
首から出た血を器に入れて長が飲みました。


ヤハ族の女達がジョナの体のパーツを料理していきます。
肉は現地人や家畜で分けあって食べていきます。

夜になって「墜落死していれば…」となげきます。
工事も中止した訳ではなく延期になっただけで、あれはただのPRだったと聞かされます。
ショックを受けますが、そんな事より脱出の方が大事です。
でも、脱出しようとしたら見張りに吹き矢を打たれて失敗しました。

翌朝、顔を黄色くぬった人が檻の中に来て、女を全員丘の上に連れて行きました。
丘の上からは船が見えます。
女はヤハ族に服を脱がされ体を調べられ、ジャスティン以外はまた檻に戻されました。
みんなでまた脱出を試みます。
スマホを音がなるようにして見張りに投げつけ、見張りが音がする方へ行った隙にサマンサが逃げて船に乗りました。


ヤハ族に連れて行かれていたジャスティンが戻ってきました。
下着姿で体中に白と赤で模様を書かれています。
食事をもらいみんなで食べていましたが、エイミーが皿の中にサマンサがしていたタトゥが入った皮があるのを見つけます。
檻の外を見ると同じタトゥが入った皮膚を使ってヤハ族がふざけています。
エイミーは持っていた皿を割って、その破片で首を切りました。
きっとまたヤハ族がエイミーを食べると思い、口にマリファナを詰めました。
予想通りヤハ族はエイミーを食べました。
薬が効いたようで見張りが倒れたので、脱出しようとしたらアレハンドロが「自分だけだと食べられてしまう」と足を引っ張り1人は逃げそびれました。
それ以外のジャスティンとダニエルは逃げました。


檻には来たヤハ族はハイ状態です。
逃げそびれた1人が襲われ食べられました。

ジャスティンとダニエルは川に来たけど、ジャスティンが流されそうになります。
ダニエルが助けてジャングルを歩いて行きます。


飛行機が落ちた場所では、落ちた時に死んだ人達が貼り付けにされています。
死体からスマホを取ろうとしますが、ヤハ族に見つかりまた吹き矢を打たれます。


意識を取り戻したジャスティンは裸で手を縛られていました。
周りではヤハ族がジャスティンの体を白く塗り、割礼の準備をしています。
ダニエルは貼り付けにされ、アリにたかられています。

ヤハ族の青年が作業員の生首を持って走ってきて、何かを話してヤハ族達はみんなどこかに行ってしまいました。
ヤハ族の子どもがロープを切ってくれたので、ジャスティンは逃げてダニエルを助けようとします。
でも、ヤハ族の子どもがダニエルの首を切ったので置いて行く事にしました。
アレハンドロが連れて行けと叫んでいますが無視です。

ヤハ族と武装した人達が戦っている所に出ました。
体を塗られていたのでヤハ族と間違われましたが、スマホを見せて「カメラ!インターネット!」と叫んで分かってもらえました。
スマホはダニエルの元へ行った時に取りました。


助けだされたジャスティンは質問を受けますが、ヤハ族は敵意はなかったと言います。
翌朝、自室から窓の外を見ると別のハンストが行われていました。


アレハンドロの妹から電話があり、「衛星写真に兄らしき人が映っている。話がしたい」と言って終わりです。


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他のDVDを見た時にこれの予告があって、ちょっと気になっていたので借りました。
全く期待してなくて、「どうせイマイチなB級映画なんだろうな」って思ってました。
そんな風に思っててごめんなさい!なかなか良かったです!

最初に人が食べられる所で、それを見ていた仲間が「うっ…」って吐きそうになるんですがこっちまで「うっ…」って気分になりました。
先住民族の不気味さがよく出ていたのも良かったです。

ジョナが食べられた後はあまり人食いシーンがないですのが残念ですが話も割りと面白かったです。

2016年7月10日日曜日

一年に一回犯罪が合法になる「パージ」

2022年のアメリカでは失業率1%、犯罪過去最低、暴力はほぼ存在しません。
ある例外を除いて。
「新しい建国の父に祝福あれ 浄化(パージ)で魂は清められる 再生したアメリカに祝福あれ」

その例外とはパージ法で一年に一回殺人を含む犯罪が合法になる一夜の事です。


アメリカのいろんな州で犯罪が起こっている映像が流れます。


場面は変わって車の運転をしながら、男性が「今夜のパージのシステム」について話をしています。
主人公の男性サンディンはセキュリティ会社のセールスマンです。
パージ法のおかげで家にセキュリティシステムを付ける家が多く、サンディンの会社は儲かっています。
サンディンも家に強力なシャッターや防犯カメラをつけています。

車は自宅に着いて、妻と「パージまであと1時間ね」と話します。 娘ゾーイの部屋に彼氏ヘンリーが来てイチャついていましたが、「もうすぐ時間。封鎖される」と彼氏を窓から帰します。 顔が焦げた人形の下半身に洗車がついた物をチャーリーがリモコンで動かして妻を脅かしました。
この不気味な人形はカメラが付いていて、リアルタイムで映像を見れるようです。
妻は息子チャーリーに「パージのいい所を見るようにしなさい」と言います。

パージに賛成派の人は家の軒先に青い花を吊るすしきたりで、サンディンの家も青い花を吊るしていました。
賛成派ではあるもののサンディン一家は家でやり過ごす予定です。


食事の後みんなでモニターがある部屋に行き、念の為に拳銃を持ちました。
モニターは自宅の周辺を映しています。
サイレンが鳴りパージが始まりました。
12時間は犯罪が合法になり、警察・消防・病院は明朝7時まで機能しません。

娘が部屋に戻ると彼氏がこっそり忍び込んでいました。
またイチャつくかと思いきや、二人の仲に反対する父親とケリを付けると言います。


モニターに向かって助けを呼ぶ男の人の為に、チャーリーが暗証番号を押してロックを解除して男を家の中へ入れてしまいました。
気づいた夫婦が急いで駆けつけましたが、もう男を中に入れた後でした。
なんで入れたんだと怒っていたら、後ろからヘンリーが銃で狙って来たので銃で撃ちました。


ゾーイを迎えに行き、倒れていたヘンリーを見ましたが動きません。
妻とチャーリーは部屋で待っていましたが、ゾーイの声がしたので中に入れました。
ゾーイは「ヘンリーは死んだ」と言います。
チャーリーが何かに気付いて呼ぶので、そっちを見るとモニターに仮面を被った男が映っています。
男は仮面を取って何かを言っています。
聞くと「家に入れた男は自分のパージの獲物だ。もうすぐ家の中に入る道具が届くから、その道具が届くまでが期限だ。渡さないならお前らも殺す」と言っています。

「家には入れないよね?」と心配する妻に、多分大丈夫と言ったものの心配なので男を外に出す事にします。
家の電源が切られたので、懐中電灯を持って男を探します。
チャーリーも人形をリモコンで操作して男を見つけました。
男は壁の中の隠れ場所を見つけて中に隠れました。


さっきの男が玄関の小窓から「なぜ差し出さないんだ。かばう気か?」と話しかけてきます。
男は隣りにいた人を殺して脅してきました。

ゾーイに拳銃を突きつけた男を見つけました。
銃を突き付け攻防をしていたら、後ろに拳銃を構えた妻が来て男の腹に弾が当たってしまいましたが男を捕まえられました。
口にテープを張りロープで縛りました。
男が意識を取り戻して暴れだしたので、傷を攻撃して椅子に座らせて縛りました。
チャーリーも近くに来て見ています。
妻は「なんでこんな事をしてるのか」と泣き出し、チャーリーがいなくなったのに気付いて探しに行きました。

ゾーイに「ヘンリーの事は悪かった」と言うと、「自分を見て」とどこかに行ってしまいました。
男は「子ども達を救え。自分を外に出せ」と言います。
外ではバリケードの破壊が始まっています。

サンディンは戦う事に決めました。
チャーリーに地下に行くよう支持して、妻と戦う準備をします。



バリケードが破られ窓も割られました。
敵に見つかってチャーリーが撃たれそうになってる所を、サンディンが後ろから撃って助け出しました。
ゾーイはソファの下に隠れていますが、すぐ近くで敵が「娘の写真か?うまそうだな」と話しています。
サンディンは数人と戦ってなんとか勝ちましたが、部屋を出ようとした所を刺されました。
男を要求してきた男でした。


チャーリーがモニターを見ていると別の奴らが来て撃ち殺しています。
妻が襲われて殺されそうになっていたら、その別の奴らが来て撃ち殺してさって行きました。
後を追うとサンディンがいました。
そこにまたあの男が来ましたが、ゾーイが来て撃ち殺しました。


撃ち殺した別の奴らが来たので、感謝を言うと「お前らは私の獲物だから」と言って襲ってきました。 みんな手足を縛られました。
子どもを殺さないでと妻は泣いて頼みます。
取り囲んだ武器を持った奴らの後ろから男が現れ助けてくれました。
奴らは「早く終わらせて」と言いますが、妻はみんなをテーブルに座らせてパージが終わる時間を待ちます。


終わりを告げるサイレンが鳴ったので、みんなを帰らせました。
男にはお礼を言いました。
3人で外を見て終わりです。

エンドロールでは朝のニュースが流れます。



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年に一回犯罪が合法になるという話なんですが、家の中で展開するためその設定があまり効果的になっていなません。
もっとこう、派手な話を想像して見たのに、こじんまりした話だったのでちょっとイマイチでした。
危機一髪になった所に後ろから助けが!って展開が多すぎだし。

期待はずれだったから「パージアナーキー」は見なくていいかあと、検索したらこっちは街が舞台みたいじゃないですか!
見てしまうかも…。悔しいっ!w

2016年6月24日金曜日

ピエロのお面をしたハッカー集団って何者?「ピエロがお前を嘲笑う」

部屋には死体が数体転がっています。
主人公の青年ベンヤミンが警察に出頭してきて、女性の捜査官に取り調べを受けます。

ベンヤミンが自分がヒーローに憧れていた事や今は祖母と2人暮らしなど、自分語りを始めます。


現実では誰からも注目してもらえない透明人間のような自分。
そんなベンヤミンにもハッキングという才能がありました。
ネットでハッカー達が集まる場所によく出入りしていて、「MRX」という人物に憧れています。

好きな女の子マリの為に試験問題を盗もうとしますが、見つかって罰として奉仕活動をさせられます。
その奉仕活動でリア充のマックスと知り合います。
マックスと仲間達と一緒に「CLAY」というハッカー集団を作ります。
CLAYとは「ピエロがお前をあざ笑う」の英語の頭文字で、ピエロのお面をして活動しています。


TVで取り上げられたり有名になっていきますが、MRXに「危険性はないと見られている」とバカにされます。 MRXを見返したいとドイツ連邦情報局をハッキングします。
みんな大喜びしていましたが、ベンヤミンが密かにMRXに情報を渡していた為に罪を着せられます。
殺人事件が起きたり、自分の居場所がバレたりして、どうにもならなくなったベンヤミンは出頭したのでした。

最初にあった死体はマックスと仲間達だったのです。
MRXの正体を突き止め逮捕に協力する代わりに証人保護プログラムを頼みます。

捜査官はベンヤミンの話を元に調べますが、つじつまがあいません。
マリに聞いても「卒業してから一度も会っていない」と言います。
そもそも、実際には部屋に死体がなかったのです。

ベンヤミンの母親が多重人格だった事から、ベンヤミンも多重人格でマックス達は別人格だったと結論づけされます。
精神疾患があると証人保護プログラムは適応されません。
しかし、同情した捜査官がベンヤミンに書き換える時間を与え、ベンヤミンは戸籍を書き換えました。
その後、捜査官はベンヤミンを逃がしました。


ベンヤミンは船に乗っていました。
隣にはマックス達とマリがいます。
ベンヤミンを多重人格だと思わせて、戸籍を書き換える計画が無事に成功したのです。




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マリはちょいちょい出てくるのですが、そんなに美人な訳でもないし性格も普通だしでなんでそんなにベンヤミンが執着するのか分からなかったです。
ベンヤミンがした話は作り話だから、実際のマリはもっと魅力があるのかもしれませんが。

ラストもそんなに衝撃的でもなかったです。面白くなかった訳ではないのですが…。

2016年6月19日日曜日

なんだこの映画?って思ってるうちに終わる「リアル鬼ごっこ(園子温監督)」

女子高生たちが、修学旅行へ行くバスに乗っています。
みつこが落ちたペンを拾おうとしゃがんでいる間に、バスが横一直線に切断され乗っていた人も全員上半身が切断されました。
ええええっ!?何が起きたの!?いきなりインパクト凄いな!
あと、このバスのシーン、なんか「バトルロワイヤル」思い出す。

姿は見えませんが何かが近くにいるようです。
風が通り過ぎると、通った場所にあった電柱が切断されていきます。
みつこはバスを降りて、道を走って逃げます。
4人の歩行者を見つけて、「何かいる。しゃがんで」と叫びました。
でも、みんな上半身を吹っ飛ばされてしまいました。
近くを自転車で走っていた人達も同じです。



みつこは汚れた服を落ちていた服と着替えました。
歩いていると通学中の女子高生たちに出会います。
何人かがみつこに親しげに話しかけてきます。
ん?どういう事?幻覚?


みつこは違和感を感じながらも、だんだん受け入れていきます。
沢山の人が死んだ事を「怖い夢を見た」と友達の一人あきに話します。
友達の誘いで1時限目の授業をサボって4人で山に行きます。
湖の近くで友達がみつこの夢の話を聞いて、「あり得る。みつこは別の宇宙から来たんだ。」と話します。
「運命は決まっていて自分の力では変わらない。でも、自分が普段絶対しない事をすれば変わると思う。
人生はシュールなんだ。シュールに耐えられなくなったら負けだ。」


2時限目の授業に出るためにまた学校に戻ってきました。
授業が始まってすぐ、マシンガンに撃たれてみんな倒れました。
「なんで授業をさぼるの!?」と先生がマシンガンを向けてきます。
は????なんなのこの映画????



みつこと友達は別の教室に逃げましたが、別の先生が銃を持って現れて撃ち殺されてしまいました。
湖で人生はシュールだと話していた友達が「シュールさに負けるな」と言い残して死にました。
生き残った生徒たちは学校から逃げ出しますが、先生たちが銃で狙ってきます。
この映画のシュールさに耐えられなくなったら私の負けって事????



みつこは1人で街を走って逃げます。
街には女性ばかりで男性は1人もいません。
警察に逃げ込むと外から悲鳴が聞こえてきました。
警官と外を見に行くといろんな方向から悲鳴が聞こえますが、どこを見ても何もありません。
心配していた警官でしたが、みつこの顔を見て「けいこじゃない!?」と言ってきます。
「何制服なんか着てるの?鏡見てみな」と警官に見せられた鏡には別人の顔が映っています。


もうすぐ結婚式だと式場に連れてこられ、ウエディングドレスに着替えさせられました。
みつこだと知っているあきに会うことが出来ましたが、「話が長くなるから今は教えられない」と言われます。
あきが来賓者をどんどん殺していき、けいこにも割れた瓶を武器として持たせてくれました。
式場から逃げて走っていると、マラソンをしていた陸上部の女の子に「いずみ」と話しかけられます。
そのまま陸上部のみんなとマラソンに参加します。
後ろから敵が襲ってきたので1人別方向に逃げます。
逃げた先に現れた女子高生に手招きされて、行ってみると沢山の女子高生がうつむいて立っています。
手招きした女子高生が「お前が死なないとお前のせいでみんな死ぬ」と言って襲ってきました。
でも、あきが現れて助けてくれました。


あきは「私を破壊して出口を作れ」と迫り、みつこはそれに従います。
あきがまっぷたつに割れて、後ろに出口が現れました。
その出口に行くと中華料理屋の厨房に出ました。
外に出たら男だらけの世界で、1人に声をかけられました。
「今はみつこがいた古臭い時代とは違うんだ」と聞いて気を失い気付くと雪山にある遺跡にいました。
遺跡に沢山あるくぼみには女子高生が1人ずつ並んでいます。
奥に老人がいてゲームをしています。

画面にはみつこ達が映っていて、みつことけいこといずみを選択するようなマークもあります。
老人が「お前はとっくに死んでいる。お前や友達のDNAを採取した」と言います。
さっき話しかけて来た男性が来て、近くにあったベッドに転がりみつこを呼びます。
老人のすすめもありみつこはベッドに行き横になりますが、友達が言っていた「運命は変わる」という言葉を思い出します。
「もう私達で遊ぶな」と叫び、枕を引き裂いてベッドに何度も叩きつけます。
そして、老人の元へ戻って老人の杖を自分の胸に突き刺します。


バスにいたみつこはペンを胸に突き刺し倒れ、けいこは割れた瓶を胸に突き刺し倒れ、いずみも倒れています。
「終わったのよ」でおしまい。





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最初のバスのシーンがインパクトがあったので、これは面白いかもと思ったのに全然でした。
なんだこれ…。
普通に山田悠介の小説のまま映画にした方が面白かったんじゃないの?
走ってはいるけど全然鬼ごっこはしてませんし、予告で言ってたような女子高生みんなが狙われる話でもないし。

スティーブン・キング原作のリベンジ物「ビッグ・ドライバー」

テスは人気ミステリー作家です。
講習会で自分の作品についての質問を受けます。
登場人物をどうやって作るのか聞かれて、「何人もの人が頭の中で話しかけてくるので、病院に行くか本にするか」だと答えます。

帰り道に近道を教えてもらったので、カーナビにセットして行きとは違う道で帰りました。
しかし、途中で釘が出ている木の板を踏んでしまいました。
車を止めてよく見ると同じような木の板が沢山道路にあります。

止まった場所の近くに廃墟があったので中を見てみますが誰もいません。
そこへ通りかかったトラックから出てきた大男が、テスの車の様子を見てくれました。
予備のタイヤを付けてもらいますが、ふと大男の車の荷台を見ると布で隠していましたが隙間から釘が出た木の板が見えました。
嫌な予感は的中し、大男に襲われます。
手を噛んで抵抗したりしますが、殴られました。


何度も犯した後に大男は肩にテスを担いで森に行きました。
森にある川にテスを投げ込み頬を叩いても反応がないのを見て、腕を持って奥に引きずって行きました。
川を進んだ先にある大きな筒状の下水管の中にテスを投げ入れ、大男は帰って行きました。
目を覚ましたテスはそこで休息を取っていましたが、死体があるのを見つけて逃げ出しました。
廃墟に戻っていましたが、もう大男はいませんでした。


道路を歩いてなんとか店を見つけました。
そこから自宅に電話して今まで起こったことを留守電に話しました。
次に警察に電話しようとしましたが、切ってしまいました。
それから電話でリムジンを呼んで、家に帰って来れました。

家の戸締まりをして、銃に弾を入れ近くに置きます。
売名行為だと言われると思い、医者や警察にも行けません。
でも、寝る前になって財布を取られている事に気づきました。
家を知られたと思い、匿名で警察に死体の事を話そうと考えます。


次の日、電話があり「車を取りに来ないとそちら持ちでレッカー移動する」と言われます。
取りに行きった先のバーの女店主と少し話してから車で家に帰りました。
帰りの車中で「誰かがあの道を教えなければこの道で帰れたのに」と考えてしまい苛立ちます。


道を教えてくれた女性ラモーナについてネットで検索してみました。
ラモーナが仕組んだ罠だったのではという考えが強くなります。
会いに行ってラモーナがテスが生きているのに驚けば関与している事になると考え、車で行ってみることにしました。


ラモーナの家に行き銃を突き付け、片棒を担いでいるのではないかと聞きます。
知らないと言っていたラモーナだったが、テスから銃を奪うと白状します。
ラモーナが引き金を引きますが、弾が入っていなかったのでテスに包丁で刺されます。
それからテスが銃に弾を入れてラモーナを撃ちます。


ガソリンスタンドで何時間も見張って、やっと大男を見つけました。
大男が店内に行っている隙にトラックに近づき書かれた住所をチェックしました。
カーナビに住所を入れて向かいますが、目的地の手前で大男のトラックが止まっているのを見つけました。
罠かもしれないと思いつつ、その場所を探索します。
別の車が来たので、車が止まりドアが空いて出てきた所を狙って銃で頭を撃ちました。
しかし、撃ち殺したのは別人で大男の兄弟でした。


無実の人を殺してしまい落ち込みますが、気を取り直して再び目的地に向かいます。
目的地に着くと大きな家があったので、ライトで照らしながら中を見ていきます。
壁には兄弟で女性を襲っている写真が沢山飾られていました。


作業場で金属の加工をしていた大男に近づくと、「死んだはず」と言うので「死んだのは母親と兄弟」だと教えてやりました。
銃で撃って大男を怯えさせますが、弾が切れたので一旦逃げます。
追ってきた大男に釘が出た木の板を頭に叩きつけます。
釘が刺さった大男が痛がっている間に、テスが銃に弾を入れます。
大男が命乞いをしますが、構わずに銃で頭を撃ち抜きます。


帰りの車で「私は何か忘れている?」と考え、廃墟に行き探索します。
そこで財布を回収して帰ります。


下水管の死体が見つかりニュースになっています。
そのうちテスにも捜査の手が伸びてくるかもしれないけど、自分からは情報提供はしません。
そんな事を考えていたら電話があって、出るとバーの女亭主で「あんたがしたんだね」と言って切れます。
おしまい。



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カーナビと話してるのはそういう種類のカーナビなのかと思っていたら妄想でした。

あらすじでは省いてしまいましたが、カーナビ以外にも妄想の人物がちょくちょく出てきます。


復讐すると言ってもあっさり終わってしまって、特に感想はないのですが釘が出た板で殴る所は良かったです。

2016年6月18日土曜日

ゲームキャラと現実で戦え!「ピクセル」

少年サムとウィルはゲームセンターに行きました。
サムはアーケードゲームを「法則がある」と言って、どんどんクリアしていきます。
反対にウィルはすぐにゲームオーバーになります。
でも、クレーンゲームは得意でした。

ウィルのすすめでサムが、アーケードゲーム大会に出ることになりました。 会場でゲームキャラのヒロインに愛を語りかける変な少年ラドローと出会います。
サムは順調に勝ち進んでいましたが、ドンキーコングでの優勝決戦で負けてしまいます。
優勝者はサングラスをした少年、エディでした。


大人になったサムは電子機器の取り付けなどの仕事、ウィルはアメリカ大統領をしていました。
ある日サムが仕事で行った家で、その家の男の子マティに「パパが若い子と浮気して出て行った」と聞きます。
じゃあママは昔は可愛かったけど今はただのババアなのかと思いましたが、予想に反して美人なママ(ヴァイオレット)が現れ一瞬でサムは虜になります。
マティに見られないように隠れて泣いていたヴァイオレットに気付き、自分の離婚話もしていいムードになったかなとキスしようとして振られます。


ある朝、グアムにある空軍基地が全滅しました。
宇宙から来た光に当たった物が全部ドットになってしまったのです。

ウィル大統領に呼ばれて国家安全保障会議に行ったサムは、そこでヴァイオレットと再会して彼女が中佐だと知ります。

ラドローとも再会しました。
NASAがアーケードゲーム大会の映像を宇宙に送っていたけど、それを見た宇宙人が宣戦布告と勘違いして襲ってきたのだとラドローから教えられます。
早速それをウィルに知らせに行きました。
3回負けるとゲームオーバーで地球が侵略されてしまいます。

インドのタージマハルがアルカノイドに壊され、後が無くなったウィルはサムとラドローに託す事にしました。
軍隊の前に2人を連れて行き、軍隊にゲームを教えます。
そして、3回戦がロンドンで始まりました。
最初はサムとラドローを戦力外扱いしていましたが、兵士達がどんどんやられていくので最終的には2人を頼り無事に勝利出来ました。


アーケードゲーム大会の優勝者エディに助っ人を頼み、NYで「パックマン」との次の勝負が始まりました。
パックマンが街を走り回っているので、専用に作った車でサムとラドローとエディの3人が追いかけます。
つまり、パックマンの敵のおばけ(?)が3人なんですね。
ちゃんとアイテムも置かれていて、たまにパックマンがおばけを食べれるようになるので注意が必要です。
エディが川に突っ込んだりして1人また1人と減っていきましたが、パックマンにも無事に勝利しました。
戦利品としてQバードをもらいました。


みんなでお祝いムードの中、また宇宙人からメッセージが来て「ズルをしたから地球を攻撃する」と言います。
なぜか足早にみんなから離れていくエディに、マティがサングラスを渡します。
内側に裏技のコードが書かれていたと言うと、アーケードゲーム大会にもこのサングラスをしていたんだと話ます。


宇宙人はズルをしたペナルティとして、マティをさらってしまいました。
ワシントンに沢山のゲームキャラが現れ、街を破壊しています。
ラドローが大好きなレディリサもいます。
あれ?なんか実写だけどいいの?ドットのままのが良くない?
だって、ドットでイメージしてた見た目と、実写になった見た目が一緒とは限らないじゃん?
というか、実写になったらもう別人じゃん?


サム、ウィル、ヴァイオレットは母船の下まで行き、中で戦う事になりました。
決戦はドンキーコングです。
え!?あの樽を実際に飛び越えるのきつくない?大丈夫?


マティから「エディはチートを使って勝ったんだ。じゃあ、本当の一番は?」と聞かされ、「じゃあ、一番は俺じゃん!」と自信を取り戻したサムは無事に勝利しました。
街を襲っていたゲームキャラが消えていきます。
という事は…レディリサも消えてしまいました。

Qバードは戦利品だから消えないみたいです。
なんか、Qバードがレディリサに変身しました。
それでいいの!?


その後、ラドローとレディリサの間には子どもが出来ました。
その子どもはQバードでした。おしまい。




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最初の戦いで空から襲ってくるゲームキャラをサム達が、専用の銃で倒すんだけどそれがめっちゃ楽しそうでした。
自分だったら何のゲームなら活躍できるかなと考えてみたけど、ゲームオーバーが一回も許されないからなあ…。

ゲームキャラが総攻撃してきた時にいた、自転車で新聞配ってるキャラが何のゲームなのかめっちゃ気になりました。


2016年6月13日月曜日

黄色くて丸いあいつらが主役!「ミニオンズ」

人間が誕生するずっと前からミニオン達はいました。
ミニオン達は強いボスに仕えるのが幸せです。
でも、ボスがすぐいなくなってしまうので困っていました。

恐竜に仕えていたら丸い岩が転がってきて、それに乗ってしまった恐竜は崖の上まで転がって行ってしまいました。
崖の下には溶岩があります。
助かったと思ったら岩の下まで転がって来たミニオンが起き上がり、岩を押してしまい恐竜は落ちてしまいました。

原始人に仕えていたら熊が現れて、ハエ叩きを使ったらとミニオンに言われた原始人は熊に食べられてしまいました。

吸血鬼に仕えていたら誕生日パーティーでケーキを用意して窓を開けた途端、吸血鬼は光に当たって灰になってしまいました。


いなくなるっていうか、みんなミニオンが殺してるじゃねーか!!!




そんな訳で困っているミニオン達ですが、氷の洞窟の中で自分たちの文明を作る事にしました。
だけど、ボスがいないとやっぱり面白くありません。
ケビン、スチュアート、ボブの3人でボスを探しに行く事にしました。

ニューヨークに着いた3人は「大悪党大会」がオーランドでするのを知り、ヒッチハイクをして乗せて行ってもらいます。
世界初の女悪党スカーレットはみんなの憧れです。
スカーレットが「手下を探している、私が手に持っている宝石を奪えたら手下にしてやる」と言い、みんなが宝石を奪うために襲いかかります。
それを簡単に振り払ったスカーレットが誰も取れないのかと嘆きますが、その手には宝石がありません。
なんとミニオンが奪っていたのです。

スカーレットの手下になった3人はイギリスに行きます。
洞窟に残っているミニオン達に電話して報告しますが、洞窟にはすでに雪男がボスになっていてみんな幸せそうでした。
だから、電話を適当に聞き流していましたが、後ろでミニオン達の騒ぎのせいで大きいつららが雪男の頭に落ちてきました。
不穏な空気になったので慌てて電話を真剣に聞き直しますが、怒った雪男にミニオン達は洞窟を追い出されてしまいました。



スカーレットがエリザベス女王の王冠を盗んで来るよう3人に言います。
スカーレットの夫ハーブは発明家なので、ボブには手足が伸びるスーツ、ケビンには溶岩を飛ばす銃、スチュアートには催眠帽子を与えました。
それを使って3人は女王が乗った馬車を追いかけます。
女王誘拐犯と間違われて警察にも追われます。
そんな追いかけっこをしていて、偶然ボブがアーサー王の剣を抜いてしまいました。
アーサー王の剣を抜いた者は王になるので、ボブが王冠を手にしてしまいました。
それを知ったスカーレットは激怒しました。

スカーレットに裏切ったと言われますが、ミニオン達はそんなつもりは全く無かったので法律を変えてスカーレットを女王にします。
それでもスカーレットの気は収まらず、ミニオン達は拷問部屋に入れられ処刑人(ハーブ)が来ました。
ぎゃあああ!ミニオンが拷問されるの!!??

でも、体を貼り付けた板が真ん中から上下に開いても、ミニオン達の体が伸びるだけでちっともダメージを与えられません。
首吊りの縄もミニオン達の体がするりと通り抜けるだけです。
ハーブは諦めて部屋を出て行きました。
拷問されたミニオンはいなかったんだね!良かったあああ!!


ミニオン達は拷問部屋を逃げ出しますが、それを知ったスカーレットが大勢の悪党を使って追いかけてきます。
スチュアートとボブが捕まってしまったので、ケビンは助けに急ぎます。
同じ頃洞窟にいた他のミニオン達も電話の言葉を頼りにロンドンに辿り着いていました。

ケビンが偶然ハーブが作った最終兵器を使ってしまい巨大化します。
巨大化したケビンがスカーレットを倒して、王冠はエリザベス女王の元に戻りました。
3人はみんなのヒーローとして讃えられますが、ボスがいないので満ち足りません。


スカーレットがまた王冠を盗みますが、一瞬で倒され王冠を奪われました。
それをしたのが怪盗グルーでした。
彼こそボスだと目を輝かしたミニオン達は追いかけます。


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怪盗グルーの映画を見た時はミニオンがそんなに人気が出ると思っていなかったので、いつの間にかミニオンが人気になっていて驚きました。
そい言いつつ自分も「ミニオンズ」を借りている訳ですがw

ミニオン達に寿命があるのか分からないですが、ずっと生きているとしたらグルーがいつか死んでしまったらその後はどうするんだろうと思ったり…。
まあ、そんな事は考えちゃいけませんよね。

2016年5月3日火曜日

夫が殺人鬼だと知ってしまったら…?「ファミリー・シークレット」

ボブとダーシーには息子と娘がいました。
結婚記念日に息子がパーティーを開いてくれました。
ボブはそこで「最優秀会計士」の表彰を受けました。
隣人の女性ベティも祝福してくれました。

ダーシーが魚座だからと、ボブが魚のイヤリングをくれました。
息子の仕事も上手く行き、娘ももうすぐ結婚式だし、夫婦仲も良くダーシーは満たされていました。

ダーシーがトイレに行った時にベティから「ビーディという連続殺人鬼が12人目を殺した。拷問されていた。」とニュースで言っていたと聞きます。

帰宅してゆっくり夫婦の時間を楽しみます。
ダーシーはイヤリングのお返しに収集家のボブの為に、オークションでコインを買おうかと話します。
でも、ボブは偶然手に入れたいからと断ります。

翌朝、ボブを送り出した後でお菓子を食べようかとダーシーが棚から箱を出しました。
開けると紙が入っていて、「本当に食べるのか。最近少し太ったぞ」と書かれていました。
それを見てダーシーは箱を棚に戻しました。



テレビを付けるとニュース番組で連続殺人鬼ビーディの話をしていました。 被害者のマージョリーは縛られ乱暴されていたと報道していました。 ビーディは犯行を行なった後は毎回被害者のID(身分証明書)と、挑発的な犯行声明を警察に送りつけていました。

チャンネルを変えると女性が拷問されているホラー映画がしていました。
見たくないからとテレビを変えようとしますがリモコンが効きません。
車庫に電池を取りに行くと、外で音がしたのでそっと覗き見ると怪しい男がいます。
電気を消して隠れていると車で去って行ったので、また電気を付けたら雑誌の束にぶつかって雑誌と電池を落としてしまいました。
雑誌を片付けているとその雑誌の束に混ざって、ボンテージの本がありました。
電池を取るために他の荷物をどけて机の下を探っていくと、壁のくぼみに小さな赤い箱があるのを見つけました。
箱に娘が小学校の時に作った物で表に「パパ」と書かれています。
中を開けるとカードが数枚入っており殺人鬼に殺されたマージョリーのIDもありました。
殺人鬼は拷問していたと言っていた、ボブはボンテージの本を持っていた…。
ボブが連続殺人鬼ではないかと考えます。


物を元の場所に戻して部屋に戻りました。
ボブから電話があったので平静を装いました。
ボブは仕事で遠くへ出張する事が多く、今日も出張で明日まで帰ってきません。

パソコンで連続殺人鬼について調べてみました。
ビーディは全米のあちこちで殺人をしていました。
被害者の写真も出てきてマージョリーが自分が貰ったのと同じイヤリングをしているのを見て、ボブはマージョリーから奪ったイヤリングを自分にくれたのかとショックを受けます。
寝室でダーシーは精神安定剤を取り出すと、またボブからのメモが入っていました。
「今夜は本当に必要かな」と書かれたメモに「今夜こそ必要よ」と吐き捨て薬を飲みます。



電話の様子がおかしかったので、ボブが心配して深夜に帰って来ました。
ボブは車庫の箱の位置やパソコン履歴にも気付いていました。
ボブは中学生の時に友達が事故で亡くなってから、自分の中に別人格が出来たのだと話します。
通報してもいいが子供が心配と言われ、子供のことを言うのは卑怯だとダーシーが言います。
とりあえず、寝ることにして翌朝にダーシーが殺人を止めて欲しいと遠回しにお願いします。
それからまた今まで通りの生活に戻りましたが、ボブが出張に行った時に同じ街で女性が殺害されたニュースがありました。


前に家にいた怪しい男がまたボブとダーシーを見ています。
ダーシーが車を車庫に駐車して、車庫に置いてある貯金箱に小銭を入れました。
コイン収集しているボブの為に小銭をいつも入れているのです。
娘の結婚式も終わったある日、その貯金箱の中にボブがずっと探していたコインを見つけました。


お祝いに外食して帰って来たボブが階段を上がっている所をダーシーが突き落としました。
まだ息があるのを見て、台所からタオルとビニール袋を持ってきました。
ダーシーがビニール袋にタオルを入れて、ボブの口に入れて窒息死させました。
念入りに証拠を消してから救急車を呼びました。
問題なく葬儀が行われ、ダーシーはボブから貰ったイヤリングを墓穴に投げ捨てました。


ちらちらと出てきていた怪しい男ラムジーが話しかけてきました。
ダーシーは家にあげて話を聞く事にしました。
ラムジーはビーディを追っていて、ボブのBとダーシーのDでビーディで夫婦で犯行をしていると思っていました。
車に戻ったラムジーは気絶して、ベティの通報で病院に運ばれました。


病室に入ってきたダーシーにラムジーは「1人(自分)が死ねば秘密は守られる」と言います。
病気でもう長くはないようです。
ダーシーがボブを殺した事に対してラムジーは「君は正しいことをした」と言ってくれました。
ダーシーは〝ビーディ〟というのボブの昔の友人「ブライアン・デラハンティ」の頭文字だと話しました。


家でダーシーがお菓子を食べようとすると、箱の中にボブが書いたメモを見つけました。
「僕は害虫だ。でも君と一緒にいたい」
ダーシーはそのメモを捨てました。






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見てる途中は色々考えたよ。

ボブが犯人だとダーシーは思ってるけど本当なのかな?
別人格って本当かな?それが何か鍵になってくるのかな?

でも、ボブが犯人のまま話が進んでいくと
あれ?そんなストレートな話なのかな?
あ!もしかして、本当はダーシーが二重人格でボブがその罪を被ってるのか!?

とか。
まあ、ひねりがないというか、そのままの話だったのでそれで良かったのかあと脱力したw

スティーブン・キングって結構、超展開してきたりするからそういうのを期待してたのに。


2016年4月29日金曜日

メキシコのホラーオムニバス「メキシコオブデス」

1本目「いけにえの祭壇」。
若者の失踪事件を追っていた記者は男に話を聞いていました。
敵対勢力の若者をさらっては、首を斬っていました。
男に連れられて来た場所で、シャッターを開けると中には串刺しにされた生首が沢山ありました。


2本目「ハラル・デ・ペリオ」。
荒野を男Aが馬で走っています。
後ろには怪我をした男Bが乗っています。
2人は館を見つけました。
男Bは「ここは邪悪な場所だ」と言いますが、男Aに「そんなの迷信だ」と言われ中で休み事にしました。
男Bを置いて男Aは館を探索します。
その間に男Bの所に魔女(?)が来てキスをして、男Bは血を吐いて死んでしまいます。
不穏な空気がしたので男Aは男Bの元へ急いで戻りますが、死んでいるのに気付きます。
夜中に悪夢で目が覚めた男Aは館を立ち去ろうとします。
でも、魔女がやってきて誘惑されて、貪り付きますが魔女が頭から血を流しているのに気付いて逃げます。
男Bの元へ行くと男が魔女に変わっていて襲い掛かってきました。
館の前の木に男Aが首吊りになっているのが映って終わりです。


3本目「排出」。
少女が歩いていると穴の中に男が倒れているのを見つけました。
近寄って見てみると男が手にタバコを持っていたので、それを取って家へ帰りました。
部屋でタバコに火を付けると、悪魔が現れ「姉の経血を掻き出せ。12時間以内に出来ないと魂を尻から吸い出す」と言いました。
翌日、少女は姉に睡眠薬を飲ませ言われた通りに掻き出します。
鍋に入れた経血を持って歩いている途中に少女はこけてしまいます。
姉がフラフラしながら少女の部屋に行くと、布団をかぶって暴れる何かと悪魔のような少女がいました。

最後がよく分からなかった。
悪魔が見た目も怖いけど、「尻から魂を吸い出す」ってのも怖い。尻からってカッパかよ。
あと、お姉さんが露出度高い格好とムチムチの体で良かったw

4本目「ささいなもの」。
男女がロッジに来ました。
変なおじさんが帰れと因縁をつけてきますが、管理人が追い払ってくれました。
ロッジには初体験をするために来たので早速始めます。
さっきのおじさんがまた来て、「外に何も置くな。森には住人が…」とか言ってますが追い払います。
彼女が外に子供がいたと言い出し、ノックもするのでドアを開けても誰もいません。
木の後ろに人影が見えたから彼氏が外に見に行きますが、ドアが閉まって開かなくなってしまいます。
ドアを開けるように言いますが、中は中で何かが侵入してきてベッドの下にいてパニック状態です。

侵入してきたのは体がイボだらけの気持ち悪いおっさんでした。
いきなり手足を縛って服を脱がせていき、彼女の顔に黄色いドロっとした液体を口から吐きました。
彼氏がなんとか中に入ってみると液体が引きずられた跡があり、彼女がいなくなっていました。
動揺しているとおじさんが現れ、「精霊が奪うのはささいな物だ。彼女の何かを…?」とか言うので外に探しに行きます。
えええっ!?あの気持ち悪いおっさんって精霊なの!?

彼女は森の中でさっきの精霊に襲われていました。
後ろでは精霊そっくりな子供が見ています。
子供が欲しいだけならなんで手や口でさせてくるの??

小物が沢山積まれた場所の近くに倒れている彼女を彼氏が見つけました。
彼女は救急車で、彼氏はパトカーで連れて行かれます。
病院のような場所には妊娠した彼女がいました。

全然ささいじゃねーよ!!




5本目「大切なものは中身」。
女の子が窓の外を見て「お化けお化け」と怖がっています。
母親はそれを怒り、兄は「なんであの人を怖がるの?」と不思議がります。
女の子は近所にいる浮浪者を怖がっているのです。
兄が遊びに行く時も「お化け」と言って引き止めましたが母親に怒られました。

場所が変わってコンクリートに囲まれた部屋。
壁には行方不明者の張り紙が沢山あり、床にはおもちゃが転がっています。 お腹が開いて内蔵が見えている子供とさっきの浮浪者がいます。
浮浪者はズボンのポケットから紙を取り出します。
紙には病院の名前と臓器の名前、性別、年齢が書かれて、浮浪者はその臓器を切り取っていきます。
翌日、浮浪者が歩いていると母親が兄を探してチラシを配っていました。
落ちているチラシ(兄が行方不明だから探しているというチラシ)を浮浪者が拾います。


6本目「人形」。
岸に近い川の中を女性が歩いています。
女性は手首に怪我をしていて、何かに怯えています。
エプロンをつけた太った男に見つかり岸に引きずられ捕まりますが、木の棒で殴って男を気絶させます。
足で川に落とそうとしますが脇腹の怪我が痛むので、木の棒を取りに行って戻ると男がいません。
気配に振り返りますが木の棒で男に殴られてしまいます。

そこらじゅうの木に沢山の人形が縛り付けられています。
男は女を引きずって小屋にいれます。
小屋には捕まっている女が何人もいます。
さっきの男が女の皮を鍋に入れていると、突然別の男が入ってきました。
その男は観光客にこの島の案内をしています。


男が何をしてたのかイマイチわからなかったんだが、人形は男が本物の女の皮から作ってるって事?



7本目「7回の7倍までも」。
遺体安置所に顔の半分に怪我がある男が入ってきて、1人の遺体を車で運んでいきます。
岩と砂だらけの場所で遺体を降ろします。
翌朝、男は死者を蘇らせる儀式をします。
蘇って彷徨いだした死者を土に埋めておくと、翌朝死者が理性を取り戻し救ってくれたことに感謝してきました。
男は死者を殴りつけました。
死者は生前、男の妻と子を殺して男に灯油をかけて火をつけていたのです。
死者を殴りつけて殺して、男はまた儀式を始めます。


最初にボーッと見てた時、死者は女で自分の妻を蘇らせたいんだと思ってた。
だから、回想で「あれ?男か!」ってなったw
憎いやつを殺したいからって、何回もそんな面倒な事するのやだなー。
相手が何回も殺されるのを覚えてたら効果あるかもしれないけど毎回リセットされてたらダメージも低そうじゃん。
あと、女性の脇腹から蜘蛛のような足が生える予告を見て、面白そうだと思って借りたのにそのシーンが一瞬で終わってガッカリだよ!

8本目「死者の日」。
「人生はクソだ。だからそれを上回るクソ女になるの」という母の言葉を胸にのし上がった老婆。
何人もの若い女の子がいる部屋で、老婆は女の子達に話しかけています。
「悲壮感が漂う顔を見るのは我慢ならない。被害者のような雰囲気をまとった女はうんざり。そんな老婆はこの町に似合わない」
女の子達は顔に泣きあとがあったり、みんな辛そうです。
そこに遅れてきた女の子が入ってきました。
言い訳をする女の子に老婆は、「私をなめるな」と言います。
女の子の額には傷があり、男数人に乱暴された時についた傷です。
老婆が「始めるよ」と手を叩くと、みんな一斉にメイクや着替えを始めました。

顔に骸骨のメイクをして、下着でポールダンスをしている女の子達がいます。
ステージの前では男達がニヤニヤしています。
今日は死者を祝う日です。
男達がいるテーブルに女の子がお酒を運んで行きましたが、お酒は倒され絡まれます。

ステージに冠を被った女の子が現れ踊りだし、男は見とれています。
冠を被った女の子はさっきの傷があった子で、テーブルにいたのは乱暴された男でした。
女の子が男を殺すと他の女の子達も一斉に他の男達を殺し始めます。
老婆はただ座ってタバコを吸っています。

2016年4月26日火曜日

アルファベットをテーマにした死にまつわる物語「ABCオブデス2」

AからZのアルファベットをテーマにした死にまつわる物語のオムニバスです。


1)男が赤いペンで写真に写った男の顔に丸を付けます。
男は殺し屋でダクトに忍び込み、いかにもな悪者達のボスを狙います。
ダクトは綺麗でスムーズに進めて殺しも上手くいきました。
しかし、それは想像で実際のダクトに入ると、蜘蛛の巣が張りゴキブリが這いほこりだらけでした。
這って進んですぐに釘で手を刺したり、靴の紐が引っかかったのを取ろうとして頭をぶつけて怪我したりします。
そんな状態で殺しなんて無理だろ。引き返そうよ!

そして、突然時間が飛んで3週間後になります。
女とボスが部屋で「臭い」と話していると、奥にいた清掃の男の上に天井から殺し屋の男の死体が落ちてきました。
死体が持っていた銃が発砲してボスの首に当たって終わり。
ここでタイトル「A is for Amateur(アマチュア)」。なるほど、アマチュアね。


2)アナグマの巣の前で男性がレポートをしています。
男性が文句を言ったので、撮影が中断されます。
アナグマがいなくなったという内容のレポートなのですが、巣の中に何かいるようでスタッフがマイクを差し込んでみるとマイクにつけているモフモフした奴が引っ張りとられました。 取られたやつが吹っ飛ばされて、「アナグマがいるぞ」とスタッフのテンションが上ります。 レポートしてた男性が近づくと穴に足を引っ張り込まれ、そのまま体全部が中に引っ張り込まれます。
腰から2つに分かれた男性が、マイクのモフモフした奴と同じように外に投げ出されます。
男性が「カット」と行って終わり。
タイトルは「B is for Badger(アナグマ)」

外に投げ出される時、割りと高く飛ぶのでどこからどう投げ出されてるのか気になりました。
アナグマってどんなのだっけと検索したら、めっちゃ可愛かったです。


3)男性が少女誘拐の罪を着せられ森へ連れて行かれます。
でも、別の場所ではその少女が見つかり、家族が男性の元へ車で向かっています。
男性は斧で首を切られますが、執行人が下手で何回もやり直されます。
少女の家族は車が木に突っ込んでしまいます。
タイトルは「C is for Capital Punishment(死刑)」


4)見た目がめっちゃ気持ち悪いクレイアニメ。
台に貼り付けにされた男に三人組が何かをしようとしています。
顔について虫を一人が払い落とし踏みつぶした後、三人組が部屋を出て行きました。
踏み潰された虫がむくむくと大きな虫の化け物になりました。
男は三人組を首を切って殺して、虫に食べさせ(?)ました。
首がない三人組が来て、男の首を落とした後に倒れました。
後には虫だけが残りました。
タイトルは「D is for Deloused(駆除)」


5)無人島で男2人が仲良く暮らしていました。
しかし、女が流れ着いて女を取り合って喧嘩するようになってしまいました。
馬乗りになって喧嘩する2人でしたが、女を殺してまた元の生活に戻りました。
タイトルは「E is for Equilibrium (平衡)」


6)パラシュートが木に引っかかり宙ぶらりんになっている女性がいます。
そこに敵軍の少年が来たので、口車に乗せて助けてもらいます。
木から落ちた時に女性は足の骨を折りますが、足を引きずりながら逃げていきます。
少年は木から落ちた時に、暴発した銃に当って死んでしまいます。
女性は逃げるのを止め少年の所へ引き返しますが、そこへ少年の仲間?が車で来ました。
タイトルは「F is for Falling(落下)」

そんなに高さがないのに、落ちた時に派手に折れたので「えええ?」ってなった。
あと、女性がなんで逃げるのを止めて引き返したのか分からなかった。


7)孫と祖父が喧嘩をしています。
就寝する前に独り言で祖父についての愚痴を言っていると、ベットに祖父が隠れていて聞いていました。
怒った祖父が孫を殺してしまいます。
タイトルは「G is for Grandad(祖父)」


8)気持ち悪い絵のアニメ。
男女の顔のアップが写っていて、最初はキスしますがだんだん攻撃しあっていきます。
タイトルは「H is for Head Games(駆け引き)」


9)家族が遺産目当てに祖母を殺そうとしています。
しかし、祖母は何をしても死にません。
タイトルは「I is for Invincible(無敵)」


10)ゲイの男性を治すために神父が拷問しますが、悪魔が現れ神父を殺してしまいます。
タイトルは「J is for Jesus(ジーザス)」

11)女の子が窓から外を見ていると、向かいのアパートの横に黒い球体が浮かんでいます。
そのアパートにいる人達が殺し合いを始めました。
女の子の部屋にも黒い何かが入ってきました。
タイトルは「K is for Knell(凶兆)」


12)土人の村で呪術師と悪魔が戦います。
タイトルは「L is for Legacy(遺物)」


13)目がいっちゃってるヤバイおっさんがパンツ一丁で街を走っています。
すれ違った人に噛み付き、耳を噛みちぎりました。
駆けつけた警官に撃たれた男は、34分前に危険ドラッグをしていました。
タイトルは「M is for Masticate(かみつき魔)」

おっさんの見た目のインパクトはありますが、ドラッグをしていたとかはなくても良かった気も。


14)ハロウィンの日に仮装をした男女が電話で待ち合わせをしています。
男は自転車で向かいますが、女の目の前で車にはねられます。
タイトルは「N is for Nexus(連鎖)」


15)ゾンビがいる世界で人間の女が裁判にかけられています。
女がゾンビを殺したからで、裁判している側もゾンビばかりです。
女は電気椅子にかけられてしまいました。
タイトルは「O is for Ochlocracy(愚民政治)」


16)男性三人が暗闇を進んでいます。
人がいて安心しますが、なぜかどんどん人が消えていきます。
タイトルは「「P is for P-P-P-P Scary!(怖い!)


17)街頭で男性が無料知能テストを受けています。
途中で立ち去ろうとしますが、引き止められて続けます。
良い結果に終わりスタッフに仕事をしないかと誘われ引き受けます。
その合間合間に男性が台に固定されている映像が入ります。
どうやらゴリラと脳を交換されたみたいです。
タイトルは「Q is for Questionnaire(アンケート)」

男性が賢いからゴリラを賢くする為に脳を入れ替えた?
なんのために入れ替えられたのかよく分からない…。


18)男女が地下でロシアンルーレットをしています。
最後の一発になりましたが、自分ではなく隣を打ちます。
タイトルは「R is for Roulette(ルーレット)」


19)家にいる妻に外にいる夫が電話をしていると、家に何者かが入ってきます。
妻は逃げまわり助けを呼びますが、電話越しでは何も出来ず妻は殺されてしまいます。
電話を取った犯人が夫に話しかけます。
実は夫は人の夫と不倫していて、犯人はその妻だったのです。
タイトルは「S is for Split(破局)」


20)残虐ポルノのオーデションに来ていた女性が実は化け物でみんな殺されます。
タイトルは「T is for Torture Porn(残虐ポルノ)」


21)男性が歩いていると周りにいるみんなが彼を見てきます。
周りは綺麗な人ばかりで、男性はブサメンです。
正面から機械が来て、男性を中に入れ焼いてしまいます。
タイトルは「U is for Utopia(理想郷)」


22)バカンスに来ている男性がベランダで彼女にテレビ電話をしています。
そこへ一緒に来ていた男性が来て、テレビ電話を取り上げ部屋に入りました。
部屋にはドラッグの跡と売春婦が2人いました。
テレビ電話を取り戻して「あれは全部あいつがやったんだ、俺はしてない」と必死で彼女に言います。
酷い扱いに怒った売春婦に2人は殺されてしまいます。
タイトルは「「V is for Vacation(バカンス)」



23)子どもがおもちゃで遊んでいたら、おもちゃの世界に入ってしまいました。
でも、そこはなんか荒廃していました。
タイトルは「W is for Wish(願い)」


24)女の子が木琴で遊んでいます。
両親が帰ってみるとベビーシッターが女の子をバラバラにしてその骨を木琴にしていました。
タイトルは「X is for Xylophone(木琴)」


25)女の子は両親に腹が立っていて、スマホに文句を打ちながら想像で復讐します。
タイトルは「Y is for Youth(若さ)」


26)妊娠した女性をおいて夫が旅にでてしまいます。
女性は「出産しない薬」を飲みながら夫を待ちますが、13年経ってお腹の子どもは成長しきり薬もなくなりました。
お腹の子どもが体内から女性の骨や内臓を出して、空の袋のようになった女性の体にゆっくりとまた厚みが戻りました。
余った皮は自分で切って縫いました。
その後、夫が帰ってきてお腹を縫った跡を見せると、また頑張ればいいと言いました。
女性の服を脱がせて終わり。
タイトルは「Z is for Zygote(受精卵)」

これが一番インパクトがありました。
でも、母親が生きているうちは胎児と同じとしても、母親を乗っ取ってしまったら排泄も困るだろう。
乗っ取るったって魂とかじゃなく皮を着た状態なら、皮の腐敗とかの問題も出そうとか考えだすとモヤモヤしてくる。
まあ、そんな事は気にしたらいけないよな。





一遍が5分なので飽きずに見れました。
つまらないのもありましたが、全体でいうとまあまあ良かったです。


2016年4月24日日曜日

パッケージの非道/残虐/直視不可からする地雷臭「骸-mukuro-」

短編2本が入っています。
観てから書くまでに少し時間がたってしまったので、多少違う所があるかもしれませんがご了承ください><


まずは1本目。
娘の独立を喜びあう母と娘。
一人暮らしの娘に手紙が届きます。
それを読んで書かれていたボロい家に行って、出てきた胡散臭い男に事情を話して中に入れてもらいます。
二階に上がると汚い部屋にヤバそうな男もいて、帰りたくなります。
奥の部屋を見せられると母が監禁されていました。
手を鎖で繋がれ、もう娘が誰かも分からなくなっています。
母は生肉を食べさせられていたので、娘を食事かと勘違いして舐めます。

その部屋から出た娘は乱暴されます。
逃げれないようにアキレス腱も切られました。
正気を失っていた母も娘の叫び声が聞こえて正気に戻り、助けに行きたい一心で石で繋がれている方の手を殴りつけます。
いや、まずは鎖を殴ってみようよ。手首が切れた所で出血多量で死んじゃうじゃん。

無事に手を引きちぎった母は、娘を助けに行きます。
手首を切った割に元気な母と同じく怪我してる割には元気な娘で男に復讐します。
男を腰から真っ二つにした所とか「えええ!?」ってなった。

男たちを倒して親子で笑い合って終わりです。
え、母がなんで監禁されたのか気になってたんだけど、そういうのはどうでもいいのか。



2本目。
女子高生の家族はカルト宗教にハマっていて、教祖の言うことを信じています。
儀式で拘束されて体を切られます。
体に布をかけたまま切るので「はあ?」ってなった。
切る所を作れないからそうしてるんだろうけど、もっと上手いやり方して欲しい…。

ばらばらにした女子高生を置いといて、家族で笑顔で食事します。
すると、殺したはずの女子高生が現れます。
妹が女子高生(姉)が好きで蘇るように儀式していたみたいです。
女子高生は家族を復讐に殺していき、妹は喜んでいますが妹も殺してしまいます。


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最初に書いたようにうろ覚えになってきていて違う所があったらすみません。
殺し方も具体的に書きたかったのですが、どこでこれやってたかなって曖昧なので止めました。
素手で殴りまくって頭潰すとか、素手で頭蓋骨潰すってどんな怪力だよとか突っ込みどころ満載でした。

特殊メイクを頑張ってるのは分かったけど、リアリティがないしグロければ怖いって訳でもないのでもっと工夫が欲しかったです。

2016年4月20日水曜日

ラクダ4匹と犬1匹を連れて砂漠を旅する「奇跡の2000マイル」

主人公のロビンは旅をする事に決めました。
ラクダが必要だと犬を連れてラクダ牧場に行きます。
牧場主に8ヶ月働いたらラクダをあげると言われそうすることにしました。
しかし、約束を破られたので、違う牧場でまた働き今度は無事にラクダを4匹貰えました。
ラクダは結構凶暴なので、野生のラクダが近づいてきたら銃で撃つように言われます。

雑誌ナショナルジオグラフィックから資金援助する代わりにカメラマンを付けたいと手紙が来ました。
なので、カメラマンが時々写真を取りに来ますが、ロビンは露骨に嫌そうにしています。
は?じゃあ、資金援助断れよ。なんなのこいつ?

かと思えば、突然カメラマンを襲ってきたりもします。
それをきっかけにカメラマンが恋人のように振る舞ってくると、彼の恋愛感情が邪魔だと鬱陶しがります。
はあああ?じゃあ、関係もたなきゃいいじゃん。本当になんなのこいつ?


とにかく、オーストラリアの砂漠をラクダ4匹と犬を連れて歩いていきます。
その間には野生のラクダが近づいてきたから銃で撃ったり、朝起きたらラクダがいなくなっていたから探しにいったり、犬が落ちていた毒を舐めて死んでしまったりします。
この映画見ててラクダってなんか化物みたいで怖いなって思ってしまった。
でも、ラクダが地面が暑すぎてグッタリなってた所とかは可哀想だった。
犬が死ぬのも可哀想だし。


そして、目的地の海に着き、先に来て待っていたカメラマンと抱き合います。
ラクダを連れて海に入り、泳いで終わりです。


カメラマンはお前のなんなの?何様だよ!ふざけんな!と何回もイライラしました。
歩いてる時にやたらと服を脱いでるのも、砂漠でそんな格好で肌大丈夫なのか気になりました。
唐突に始まる回想もなんとなくしか話が分からないし。